平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

FreeAgnes!~香港の民主派の象徴・周庭(アグネス・チョウ)さん国家安全維持法違反で逮捕

2020年08月11日 | 事件・出来事
 香港警察は10日、著名な民主活動家、周庭(英語名アグネス・チョウ)氏(23)を香港国家安全維持法(国安法)違反容疑で逮捕した。
 罪状は「国家分裂」。

 

 

 同じく警察は同日、民主派の香港紙「蘋果日報」などを発行するメディアグループの創業者、黎智英(れいちえい)氏(71)や同紙幹部ら7人も国安法違反などの疑いで逮捕。
 民主派への取り締まりを本格化している。
 ……………

 上の画像を見ると、
 周庭さん、わざと自分の姿を晒して、「中国政府の非道」を世界に訴えてるような気がするな。
 彼女は民主派運動の象徴であり、彼女が逮捕されれば世界中の耳目が集まる。
 勇気ある女性だ。
 立派な女性だ。
 彼女は日本のアニメやアイドルが好きで、日本語まで習得してしまった普通の女性なんですけどね。
 確か嵐の二宮くん推し。

 こんなふうにして国家は牙を剥いてくる。
 権力維持のために自分に都合のいい法律をつくり、抵抗する者を弾圧してくる。
 これは中国や香港だけではなくて日本にも当てはまる。
 現在、日本では一応「表現の自由」があって、「集会の自由」があるが、
 ちょっと気を抜くと、どんどん自由が浸食されてくる。
 現に愛国保守と呼ばれる連中の中には、「公共」の名のもとに、
「国家のためならある程度の人権の制限は必要だ」
「人権なんてものがあるから自己中心的になる」
「公共を侵害する表現の自由は規制されるべきだ」
 と考えてるやつがいるからね。

 周庭さんの逮捕を承けて、
 同じ民主派運動の仲間の羅冠聰(ナーサン・ロウ)氏はこうツィート。

『拡散希望】アグネスは一緒に闘ってきた友人の一人です。
 独裁政権である中国共産党(CCP)は国安法違反「国家分裂」の容疑で23歳の女性を逮捕。
 彼女は無罪だが、無期刑を受ける可能性がある。
 日本の皆様のサポートが必要です。』

 う~ん、こうしてブログで書くこと以外に何ができるんだろう?
 日本政府はこの事態にどう対処するのだろう?
 中国政府もバカだよね。
 こういうことが続けば、しばらくは良くても、いずれは体制崩壊に繋がるのに。
 それが人類の歴史が示してきたことだ。
 それがわからぬ習近平ではあるまいに。

 いずれにしても、
 この弾圧に対して同じように感じ、考える世界中の人たちと連帯していくしかない。

 #FreeAgnes
 #周庭さんの無理逮捕に抗議します


※追記
 12日未明、周庭さんは保釈された。
 まだ保釈の段階だが、まずはよかった!

※参照記事
 周庭氏を逮捕 民主活動家、「雨傘運動」学生リーダー 国安法違反容疑で香港警察(毎日新聞)


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2 コメント

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独裁政権の遣り方 (半沢)
2020-08-11 17:13:20
コウジさん 今日は。
記事の作成、お疲れ様です。

独裁国家とは人権弾圧する事になる・・
戦前の大日本帝国も そうでした。
安倍政権も同じような事考えているようで嫌ですね。もう右翼的思考の方が
閣僚にも殆どですから。

日本共産党も此れまでの中国政府の暴挙に対する厳しい抗議と撤回を
要求しています。

可愛い 周庭さん、何とか無罪になって欲しい
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権力者はもっともっとと求めてくる (コウジ)
2020-08-11 21:50:41
半沢さん

いつもありがとうございます。

この件に関して、日本政府は『引き続き重大な懸念』という表現をしていますね。
経済関係を考慮すれば、このくらいのコメントしか出せないのでしょうが、ネトウヨ諸氏はこの曖昧さをどう捉えているのか?

権力者は自分を批判する勢力が大きくなることが怖いんですよね。
だから芽が小さいうちに摘んでおく。
もっともっととより強い権力を確保するために暴走していく。
これは、おっしゃるとおり大日本帝国でもそうでしたし、現在の日本でも気を抜くとそうなってしまいます。
権力を抑制的に使い、少数者の意見にも耳を傾ける、そういう為政者はいないんですかね……。
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