今週末は8月1日の夜にムーンライト九州に乗って山口方面へと旅立っていました。以前より計画していたSL重連+サロンカーなにわによるやまぐち号DXの撮影、山口線乗り直し、美祢線乗り直し、山陰本線西部乗り直しとではみすゞ潮彩の撮影が目的の旅でした。今回新規乗り潰しが全くなく、久し振りに撮り鉄中心の旅となりました。山口と言えばはやぶさ・富士も押さえておきたいところ。写真の出来はともかく行動としてはかなり充実した丸2日間でした。
ムーンライト九州は昨年夏以来の乗車となります。去年乗った時は65が牽引していましたが、新大阪に入線してきた列車を見てびっくり。66が引いてました。ブルトレ運用から失業して今まででは考えられないような運用を行っている66ですが、とうとう快速列車の牽引までしてるんですね。それとともに65ファンとしては66に置き換わり非常に残念なところです。列車自体どこまで運転されるかわかりませんが、とりあえず金曜の夜の同列車は満員御礼でした。しかし、鉄の濃度が非常に高かったようにも…。
ムーンライト九州を下関で辞して、もと来た道を戻ります。毎度のことながら朝2番の列車は相変わらずの105系です。どこではやぶさ・富士をやろうかと思案しながらの道中だったため睡眠が取れないまま、オノアサの異常な盛況ぶりを見ながら少し先の本由良で降りてみました。何人か同業者が降りたので、どこかいい撮影地があるだろうと様子見しながら歩いていると近所の踏切に撮りやすそうなところがありました。側面に陽が回り、正面もそれなりというところで、とりあえずここで一発撮影。広い場所なので、色々アングルを決めかねて、手持ちのレンズとの兼ね合いから望遠系で撮影することに…出来はというと広角系で撮っていた貨物列車の方が良かった[E:wobbly]良さげな撮影地なので、はやぶさ・富士が生きているうちにもう一度訪れたいと思います。
はやぶさ・富士の後は新山口で少し休憩…と言いながら入場券を求めて新幹線ホームへ。少しは撮れる駅かと思っていましたが、新山口は停車列車も多くなり、新幹線撮影には向いてませんな。[E:sad]不出来の新幹線ホームを後にして、気を取り直して山口線ホームへ。既に人だかりができており、遠方の基地で煙がモクモクしていました。C56が仕業準備しているようで、なにわの姿も見られ、さらには盆休みに登場するマイテの姿まで見られました。人だかりはどんどん増えていき、9時36分発の益田方面連絡の列車は2両編成ながら超~満員で新山口を出発しました。はやぶさ・富士同様どこで降りるか明確に決めておらず成り行き任せの状態で山口から益田行きに乗り換え、周辺の鉄っちゃんの動向を見ながらどこで降りるか考えていました。事前にネットで調べた限りでは長門峡か地福あたりがいいかなと思っていましたが、なにわを引いているのだから編成写真が撮りたいということで、そちらに向いている地福で降りることにしました。同じように鉄っちゃんが数人地福で降りて、そそくさと有名な踏切付近へと歩いていきます。遠目に見えた踏切には蟻んこがたくさん群れていました…見事にひな壇に並んだ様は半ば組み体操でもやっているかのようでした。もはや立錐の余地もないという感じでしたが、座って撮る1列目は何とか場所があったので、不本意な場所ながらもとりあえず居場所を確保。小1時間ほど炎天下の中、全く他に列車も来ず、ただただSLを待つのみ。地福駅にSLが到着し、乗客がしばしの撮影タイム。この辺りまでは晴れ間があったものの、肝心の踏切付近通過時には日が陰ってしまいました。おまけにトンボが飛びまくって写真に諸かぶり[E:eye]それでもまぁまぁ私としては許容範囲の出来でした。地福からは再び山口線に戻って、今度はしばし乗り鉄。津和野で大量に鉄っちゃんを降ろして、益田行きはまったりとした時間が流れていました。益田で折り返して再びSL撮影に向かいます。今度の上りもあてもなく、ロケハンしながらの乗車となりました。
もう一度地福で降りようかと思いましたが、車内から見た限りはいまいちで、撮影者もほとんどいませんでした。上り向きではないようです。駅進入あたりなら面白そうだったのですが…。長門峡あたりまで行こうかと思っていると渡川駅手前によさげなカーブがあり、直線区間も撮れそうな感じで、三脚も数本並んでいたので、迷わず下車。ここでも朝のはやぶさ・富士同様手持ちのレンズが半端で場所選びを少し迷いました。線路に寄って撮るか否かは朝と同じ。結局少し線路に寄って撮ったものの、今度は編成長を読み違えて、少し余裕のある画になってしまいました[E:coldsweats01]家での現像?ではトリミングしてしまうので、結局のところ何の反省もなく、また次も同じ失敗を繰り返すいつもの悪パターンです。画像処理が便利なのも考えものです。それも一つの技術のうちですが…[E:catface]この日はこれで打ち止め。渡川ではこのあと1時間少々の待ちがあり、クルマ組が追っかけ回しにそそくさと出ていたのとは対称的に列車組は三々五々に何もないところで小1時間過ごしていました。来た列車は有名撮影地で鈴なりになっていた津和野組を乗せていたこともあり、超満員。さらに長門峡や篠目などの有名撮影地でどっさり乗せて、通勤電車の様相で山口へ。山口から1駅の湯田温泉で降りて、この日は温泉宿ではなくビジネスホテルに宿泊しました。2日目へと続く[E:bullettrain]