EXPRESS DIARY~鉄人日記~

鉄道に関することを日々徒然なるままに書いて行こうと思います。

北陸撮影遠征9月19日~その11~

2009年09月30日 | 雷鳥

090920hokuriku485a6rai  最後の締めは・・・普通列車でケチケチ帰るつもりでしたが、せっかくだから2000円ほど追加料金を支払って武生から京都まで雷鳥で帰ることにしました。前日にも迂回運転の影響で小松~金沢間で乗車したが、今回はそれなりにまとまった距離の乗車となり、最後となるかもしれない485系雷鳥の旅路を楽しみました。武生駅にはサンダーバードを超えて新幹線誘致の看板があり、新幹線は東京方面へ直通するからかE2系の絵が入っておりました。北陸新幹線は民主党政権の公共事業見直しでどうなるかはわからない面はあるものの金沢までの建設にはある程度目処がついており、福井までもおおよその目処がついた感があります。しかし、福井以南となると大阪までのルートなどが未だにはっきりしておらず、とりあえず東京と結べばいいという感覚の整備新幹線の問題が浮き彫りになった感があります。福井や南越まで新幹線が延びた後の関西・中京対北陸の特急がどのような状況になるのかが気になるところだ。在来線切り離し問題もあるが、関西人としては少なくとも福井で新幹線乗り換えなんていうことにならないようにして欲しいものだ。

090920hokurikutakefu 雷鳥はシルバーウィーク中日の上りだけに混雑しないのはわかるが、かなり空いていた。サンダーバードに比べて雷鳥が空く傾向はわからないでもないが、ここまで空いているのはやはり“高速”の影響もあるのかもしれない。まぁ乗る側からするとゆったり出来るので空いているに越したことはない。ゆったりした車内で敦賀手前の通過儀式などを味わい。敦賀からもあまり利用者は増えずにうつらうつらと京都まで過ごし、旅の最後を雷鳥で締めくくった。

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北陸撮影遠征9月19日~その10~

2009年09月29日 | 雷鳥

090920hokuriku485a10rai2  細呂木を辞して普通で福井へ移動し、福井で腹を温めるため今庄そばを食し(実際そばは腹には悪そうだが)、大土呂目指して敦賀行き普通に乗り換える。大土呂で下車して、とりあえず上りが撮れるスポットを探す。上り雷鳥通過までほとんど時間がなかったので、本命撮影地はパスして手近で撮影スポットを探した。光線状態がよければどこでも・・・と思いながら線路脇を歩いて、何とか撮れそうなところを発見。あまりお勧めできるところではないが、トラロープが気になるものの、何とかいい画が撮れた。ここで長居するつもりはなく、前回の遠征でトワイを取り逃したスポットへと移動する。徒歩30分程度の道のりで、さらに歩けばクルマが一杯止まった有名撮影地に辿り着くが、朝から30分徒歩を高岡・動橋で2往復しているので足が疲れていたので、前回のリベンジの地へと向かった。前回訪問時には草が少し茂っており、入って入れない感じのところだったが、今回は草が焼かれて線路脇に十分入れる余地があったので、安心して撮影することができた。草むらだとどうしてもかつて湯尾で見た大蛇(実際はどうだかわからないが)を思い出すので、草むらとか藪に入らずに済むのはありがたい。農作業のおっちゃんに声をかけられ、少し談笑したが、線路脇の会社を所有されている社長もやられているとのこと。機会があれば屋上を撮影者に開放するのも面白いとか仰っておられました。撮影者には朗報という情報だが、実際見て見ないと気に入ったアングルが取れるかどうかはわからない。前回訪問したときも今回も会社は閉まっていたので土日は休みのようだから、平日撮影できる方は一度このおっちゃんに声をかけてみては如何だろうか。ちなみに“撮影者からショ場代を取ってやればいい金儲けになりますよ”とおっちゃんに声をかけておきました[E:bleah]もっとも実際のところ屋上からのアングルだと後ろの北陸道が入る可能性があり、思ったようなアングルが得られるかどうかはわかりません。

090920hokuriku485a2rai ここもトラロープが気になるので人が集まらないようで、それを除けばいい光線も得られ、ゆったり撮影できるのでトラロープが気にならない方にはお勧めだ・・・もっともトラロープが好きな撮影者ってよっぽど変わり者なので、移動制約がない限りは皆が集まり好撮影地へと流れていくでしょうね。ここで2日間にわたる雷鳥追っかけはとりあえず終了。後は帰るだけとなりました。


北陸撮影遠征9月19日~その9~

2009年09月28日 | 雷鳥

090920hokuriku683sh  細呂木は前日に引き続き駅付近が盛況だった。陸橋下は前日さらにその前の遠征で撮影しているのでとりあえず駅付近のアウトカーブで雷鳥をと思っていたが、駅付近はキャパが大きい割りにあまりいいポジションが取れなかったので、雷鳥通過前に陸橋下に移動した。前日陸橋下は割合余裕があったので、あれなら大丈夫と高をくくって移動したが、こちらも前日とはうって変わっての盛況ぶりで、前日のポジショニングはまず無理な状況だった。仕方ないので誰もいない後ろのポジションから少し控えめな撮影で我慢することにした。結構迫力のある画にはなったが、ケツまで入らないので敬遠されているのだろう。前々回訪れた時はこの位置からもう少し線路から遠いところで撮ったので、編成が全部入る画になっていたが、今回は前に集団がいたので、線路寄りに振らざるを得なかった。細呂木はこの1本で撤収して、続いて牛ノ谷・・・ではなく福井を越えて大土呂へと向かうことにした。

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北陸撮影遠征9月19日~その7~

2009年09月27日 | 雷鳥

090920hokuriku485a8rai  腹痛の危険性をはらみながらホテルをチェックアウトして、駅へと向かい、7時22分のしらさぎでとりあえず小松へと向かう。もう少し時間に余裕があれば腹痛もすぐに治まったのだろうが、ホテルに着いて、あまり時間が30分も休まないうちにチェックアウトしたので、小松到着後腹痛に再び襲われた。トイレに駆け込み、用を済ませて再びホームに戻り、普通列車で動橋を目指す。次は昨日に続いての雷鳥撮影へと挑む。しかし、腹痛は治まらず動橋でもトイレに駆け込み、あまり撮影どころではない状態でとりあえず動橋駅周辺で撮影をする。駅近くのカーブは有名撮影地のようだが、腹の調子がいまいちなので、雷鳥1本を撮って、とりあえず駅に戻り、トワイと雷鳥1本をホームから撮った。さらにもう一度トイレに駆け込み、何とか腹痛をおさめて粟津寄りの田んぼへと出向く。090920hokurikuef81114twi


北陸撮影遠征9月19日~その6~

2009年09月26日 | 北陸

090920hokurikuef81108niho  前日によく寝たため目覚めよく4時過ぎに起床。昨年も同じように高岡に泊まって翌朝西高岡まで歩いたが、その時は宿を出たのが5時過ぎで、夜行3連発の通過5分前に現地着という慌しい行程となった。なるべく余裕を持って行動したいので今回は気合を入れて4時30分過ぎに宿を出発した。さすがにこの時期ではまだ闇夜の中で車がパラパラ走る以外は街は眠りについたままだ。西高岡来訪は3度目になるので、とりあえずおぼろげな記憶を頼りながら目的地を目指す。過去の経験からあまり曲がらずに真っ直ぐ歩いていけばそのうち辿り着くということで、西を向いてとりあえず真っ直ぐ歩いた。前回はなんとなく迷いながら歩いていたので40分以上かかったが、今回は40分弱で現地に到着した。前回は田んぼから撮り、前々回は陸橋から撮っていたので、今回はどこから撮ろうかと少し思案したが、上からのアングルで撮ることに決めて、陸橋に上がる。陸橋下にはクルマ組みがはや三脚をスタンバイさせてクルマの中で余裕をかましていたが、陸橋は私が一番乗りだった。歩道がないためクルマの行き来は気になるが、片側2車線あるので、路肩寄りはクルマの行き来は割合少ないので思いのほか安全である。色々アングルを考えていると撮影者が数名来られ、夜行3連発通過時には5人ほどが陸橋から撮影していた。日本海通過時はまだ陽が完全に上がっていない感じだったが、北陸からは側面には十分な光が当たり、私レベルでは満足いく撮影ができた。もう少し時間があれば能登を下で撮ることも考えたが、10分以内に次々に雁行してくるので、今回はとりあえず全て上から撮ることにして、能登は少しアングルを変えて撮ってみた。能登はピンあまでもう少しシャッター速度を上げておけば・・・という感じだったが、曇りで露出がさっぱりだった昨年よりは天気のよさで断然今年の方が出来が良かったので、とりあえず満足して現場を去れた。

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090920hokuriku489h3noto2  昨年来たときには能登通過後、雨が降り出し、高岡のホテルに帰る前に激しい雷雨となり、這う這うの体でホテルへ戻った記憶がある。今回は天気が良く雨の心配は全くなかったが、歩いているうちに激しい腹痛を覚えた。昨年に続くトラブルだが、どうやら朝食べたサンドイッチがまずかったらしい・・・というかそれ以外は口にしていないのでたぶんそれが原因だろう。道中にトイレらしきものもなく、腹を押さえながらホテルを目指して一直線に歩いた。何とかホテルに到着し、用を済ませて、こういうこともあろうかと常備しているビオフェルミンを飲んで少し休んでチェックアウトして駅へと向かった。


北陸撮影遠征9月19日~その5~

2009年09月25日 | 雷鳥

090919hokuriku683sh  牛ノ谷峠を下り…というか築堤から下りて、今度は牛ノ谷側へ移動して、次の雷鳥の撮影に備える。トラロープなしの環境でいい画が撮れるスポットがあるらしいので、そこへ行ってみると先客が3人ほどいた。ここも実際注意を受けてもおかしくないようなところで、線路際からの撮影はある意味危険と隣り合わせの場所である。とりあえず雷鳥を1本撮って日も暮れるのでここで撤収。下り大阪方面からの列車は湖西線内の強風により米原迂回を行っているため30分程度遅れていた。そういえば北陸も台風の影響か、この日は風がやたらきつかった。とりあえず牛ノ谷から普通に乗り、宿を取っている高岡へと向かうが、特急が遅れているので、小松からとりあえずすぐに来た雷鳥に乗り、金沢で隣のホームで連絡待ちしていたはくたかに乗り継いで、高岡へ辿り着いた。夜行3連発夜の部も考えていたが、日本海も30分以上遅れているだろうし、翌朝は西高岡付近まで30分以上歩かなければならないので、夜は自重して翌朝に備えた。

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北陸撮影遠征9月19日~その4~

2009年09月24日 | 雷鳥

090919hokuriku485a8rai  細呂木から牛ノ谷峠まで歩くというのはかなり遠いイメージがあり、最初はどちらかに絞るということを考えていたが、以前クルマで走った感覚から歩いて歩けないこともないなと思い、ネットの地図で徒歩での所要時分を調べると30分程度で出てきたので、思い切って断行することにした。細呂木駅から少し行くと線路がカーブし、道路と別れて森の中に入っていく。道路はそのまま回り込む形で走るが、小さな集落が見えるとその向こうの山裾に線路が走っているので、それを目指していけば撮影地に着く。案外近いものだ。30分以上はかかるだろうと思っていたが、細呂木の撮影地から30分余りで着いた。農作業の方もおられ、撮影地周辺には撮影者の車がたくさん停まっていた。農作業の邪魔にならないかと思っていたが、農作業の方も特に文句を言われていなかったので邪魔にはなっていないのだろう。草むらの中の獣道(本来の獣が造ったものではなく鉄道ファンというある意味獣が造った道だろう)を通って築堤に上がる。10人程度がおられ、到着とともに81牽引の貨物が通過。続いて本番の雷鳥が通過。前回の撮影では非パノラマの雷鳥の撮影に失敗して、残留して続くパノラマの雷鳥を撮影したが、今回はそれなりにうまく撮れた。一応満足してどうしようかと思っているとJRの方が来られて一喝(というほどでもなかったが)。ゆるい注意を受けてやたら素直に皆が撤収するので私も見習いとりあえず撤収。雑誌に載っているとはいえ、ここはあかんやろと思いながらも魅かれて2度も出向いたが、やはりここは撮影すべき場所ではない。今後JRがどういう対処をするか分からないが、雷鳥や日本海が廃止となる時にはここにファンがお構いなしに集結してくるのは目に見えている。狭いところに高い脚立を立てる馬鹿もいるので、何とか事故が起こらないように願っている。

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北陸撮影遠征9月19日~その3~

2009年09月23日 | 雷鳥

090919hokuriku475a18  湯尾で走ったため早朝からの強行軍(何の意味もなかった)のため、少々疲れを感じながら次の撮影地細呂木へ向かった。ここもクルマで一度来ているが、車で来る必要などないほど駅から近い。なのに来る人も9割方クルマ利用だ。鉄道撮影を行う人間は鉄道が好きなのか車の運転が好きなのかよく分からない人間が多い。実際そういう人も多いだろうが、中には運動嫌いも多く、一歩でも歩くのを渋る人間も多いことだろう。クルマは確かに便利だが、鉄道を撮るのだから鉄道を利用するのが基本だろう。また、クルマでは撮らせてもらっている鉄道会社に一銭にもならないというシビアな現実もある。廃止前に人が群がるというのは鉄道ファンのある種の心理であるが、廃止にならないように鉄道を助けるのもファンの行動のうちなのではないかと最近つくづく思う。高速無料化などが実施されればますますクルマ利用の鉄道ファンが増えるのではないかと思われる。鉄道を苦しめ、環境を苦しめるファンを果たして鉄道ファンと呼んでいいのかという気がしてならない。今の撮影地の状況を見る限り、そこにいるのは鉄道ファンではなく、カメラとクルマとガソリンに金を突っ込むたちの悪い連中といった人が異様に多い。中にはまっとうに鉄道を利用している人もおり、嬉しく思うこともあるが、そういった人は割合的には非常に少ない。撮って追いかけるだけでなく、もっと鉄道を好きになって欲しいと心から思う次第だ。

090919hokuriku485a3rai 話がそれたが、クルマ来訪が異様に多い細呂木は思ったよりは空いており、意外にも駅間近のカーブ の方が人が多いぐらいだった。撮影地特有のぎくしゃくした雰囲気もなく、まったりと2時間近く過ごし、上下雷鳥、下りトワイライトを撮って、当地を辞すことにした。撮影者は光線状態にこだわる人が多く、あまりうろうろする人は少ないが、私は同じ写真をなんぼ撮っても同じということで、色々巡るタチで、細呂木から牛ノ谷峠へと急いで歩くのであった。


北陸撮影遠征9月19日~その2~

2009年09月22日 | 雷鳥

090919hokuriku485a4rai  湯尾~南条間の撮影地には一度クルマで来たことがある。今年6月のことだが、その時には水田の畦道の藪に大蛇?を見つけて怖くて撮影どころではなかった。今回はその恐怖を払しょくするため、田んぼの外から撮ることも考えたが、田んぼの外から撮影できるところでもなく、先客が2名ほどおられたので、その近辺で撮ることにした。さすがに刈り入れが終わった田んぼでは大蛇も居心地が悪いのか、その姿を現すことはなかった。見えぬ恐怖にとりあえず一安心して雷鳥の撮影に取り掛かる。日本海を撮り逃したのでここからが勝負である。とりあえず午前中の上りがいい光線で撮れるのはこのあたりだけなので雷鳥を1本撮って退散することにした。10月以降も残留するパノクロ編成を撮影して、とりあえず下り1本を撮ってから駅へ向かう算段でいたが、下りの通過が思いのほか遅く、駅へ着いた時には既に列車は出発体制に入っており、見事に間に合わなかった。早朝の人身事故以来トラブル続きだ。撮影は時間に余裕を持って行うべしと自分を戒めて、走って疲れたので湯尾駅構内に残留して、次にやってくる下り雷鳥を撮影することにした。元々下りを撮るには光線は悪いところだが、日が陰って暗い写真になってしまった。小1時間ほど小さな駅で過ごし、漸く来た福井行き521系普通に乗り込む。この電車は越美北線遠征で乗車したスジの電車で、前回は帰宅の高校生と18きっぱーで混み合っていた。今回も混み合ってはいたが、前回とはケタが違い、何とか補助椅子にありつけた。新型車両は有難いが、3両だった電車が2両に短縮されるので座席数が減り、昼間から立ち客が出るという利用者からすれば有難迷惑な結果に終わってしまう。企業側としてはコストダウンを考えれば2両化が妥当なところだろうが、編成に柔軟性を持たせて3~4両編成で運転する列車も必要だろう。

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北陸撮影遠征9月19日~その1~

2009年09月21日 | 雷鳥

090919kyotoef21012  9月19日・20日と北陸へ撮影遠征に行ってきました。今年は過去3回北陸を訪問しており、そのうち2回は高速1000円につられてクルマにて撮影遠征、もう1回は18きっぷで越美北線との組み合わせで南今庄近辺で撮影を行っています。今回もクルマ遠征を考えましたが、コスト面を考えれば高速1000円でもガソリン代はかかるので電車で行っても同じということで、電車で遠征することにしました。鉄道ファンなら電車移動が当たり前。エコなら電車。撮影地が駅から遠かろうが歩けば健康にもいいということで電車移動は地球にも身体にも優しいです。身体の方は若干歩き過ぎで足が悲鳴を上げていますが、日頃の運動不足にはちょうどいい距離を歩いてきたので、本当に電車で行ってよかったと実感する2日間でした。

090919kyotosettsutonda  まずは1日目。前回の越美北線の行程と同じく朝一のひかりに乗って米原まで行くべく、茨木市を5時27分に出る普通に乗車。富田で降りて、摂津富田からいざJRへ。前回は駅へ着く手前で大阪方面行き電車が到着していたが、この日は電車の姿が見当たらず、駅に早く着いたのかと思って改札へ上がると、カウンターで駅員に大声で抗議しているおっさんを発見。大阪方面への電車がおっさんを置いて出て行ったのかな?と思って電光掲示を見上げると京都方面への電車は通常5時42分に1本あるのに、6時02分を掲示。寝ぼけて時間を間違えたかっと慌てて時計を見るが、まだ5時40分。よ~く電光掲示を見ると人身事故のためダイヤが乱れているとのこと。朝一から見事にやられちまったぁ~。今更阪急で京都まで行くわけにもいかず、途方に暮れてホームに降りると内側線を貨物が通過。とりあえず行きがけの駄賃ということでそれを撮るものの、ホームで6時02分の普通を待ち続ける。大阪方面への電車は動き出したようだが、京都方面は始発を運休にて対処したためか、6時02分まで電車はなし。6時02分の普通では京都から朝一のひかりには乗れないので、至急別行程を検討。後続のひかりに乗っても米原で長時間待ちがあるだけなので、京都で950円の新幹線自由席特急券をキャンセルして湖西線経由で北陸へ向かうことにした。新疋田で撮影を予定していた日本海は撮れるはずもなく、早起きは三文の徳という言葉はでたらめだと思いながら117系で睡眠を貪りながら北上した。近江今津で521系福井行きに乗り換え、新疋田はパスして湯尾まで乗り通す。9月5日に同じ521系普通に新疋田から乗った時にはかなりの混雑だったが、今回は席にありつけるほどの乗り具合で、空いてはいないが混雑もしていない状態だった。18がなければローカル列車は閑古鳥が鳴くのはいつものことだが、高速1000円の影響で余計に空いているのかもしれない。とりあえず521系でかぶりついて日本海が遅れていれば新疋田でチョイ撮りを…と目論んだが、近江塩津で見事にすれ違い、軽く撃沈。そのまま成り行きで湯尾までかぶりつき通した。090919kosei117s6

最近では珍しいトワ釜だったのになぁ…090919koseief81103nihon


越美北線遠征

2009年09月06日 | 北陸

090905etsumi1202  昨日18きっぷ残り1枚の消化のため越美北線へと行ってきました。本当は姫新線へ行くつもりでしたが、大雨の影響で未だ不通区間があるため、そちらは後回しにして越美北線の乗り直しに福井へと出向きました。往復するだけの路線なので、それに加えて新疋田、南今庄で撮影するプランを組みました。新疋田で日本海を撮るいつものプランを立て、京都~米原間を新幹線で飛び、新疋田に7時30分頃めでたく到着。電車を降りると結構なファンが降り立ち、皆が上りホームへと向かいます。私も上りホームへと向かいましたが、途中道を逸れてコースアウト。短絡ルートを使って大カーブへと向かいました。以前にも上りホーム裏手の道を通って大カーブへと行きましたが、こちらから行くと10分以内に撮影地に着くのでまさに短絡ルートです。大カーブにはパラパラと撮影者がいてましたが、それほど大した数ではなく、余裕を持って場所選びができ、とりあえず線路そばではなく、少し離れたお立ち台から日本海を狙うことにしました。雷鳥・しらさぎ・サンダーと一通りの北陸特急を撮り、貨物も撮って、本番の日本海も無事に定時に通過し、新疋田を辞します。先の短絡ルートを使って駅まで戻り、ほぼジャストタイムで8時42分の普通福井行きに乗れました。従来国道へ出て大カーブへ向かうルートを使っていましたが、そのルートではおそらく間に合っていなかったと思います。521系2両編成でやってきた普通は混雑しており、席にありつけないまま南今庄へ。南今庄の上りホームはアホほどファンが集まっており、ネタでもあるのかと聞いてみるとみな雷鳥が目当てとのこと。10月から683系の運用が増えて、485系の運用が減少するようで、その前に撮っておこうという人が多いようです。18シーズンラストの週末ということもあるでしょう。結構電車移動の人が多かったです。ホームは人でいっぱいなのと何度も撮っているので、ここは回避して、とりあえず目当ての北陸トンネル坑口付近へ。雑誌でも有名な地点ですが、実際には立ち入り禁止の鎖があり、昔からなのか最近からなのかわかりませんが、基本立ち入り禁止区域のようです。とは言え、平気で入っている人がいるので、いっぺん試しにということで便乗して中に入り、485系雷鳥1本を撮ってそそくさと退散しました。思ったほどの画が得られなかったのと300mmを持って来なかったこともあり、思ったような画が撮れなかったので次なるスポットへと移動します。続いては駅の反対側の今庄方のトンネル付近へと向かいます。ここは6月に日本海を撮っており、その際には雷鳥も撮っていたので、どっちでもよかったのですが、とりあえずここでも1本撮って、さらにもう1本をホームでという算段でいました。トンネルまではうまくいったもののホームからの撮影は雷鳥の遅れにより、乗車予定していた普通の方が先に来てしまい、雷鳥を撮れず仕舞いのまま南今庄を辞すことになりました。メインは越美北線の乗り直しだったので仕方ないと諦め、雷鳥はまた今度…いつ来れるやら…ということで521系2連の普通に乗りこみいざ福井へ。先ほど乗った521系も混雑していましたが、今度のはさらに混んでおり、福井まで満杯の状態でした。

090905hokurikuef5109  さらに福井から乗り継いだ越美北線キハ120単行も非常に混み合っており、終点の九頭竜湖まで立ち客が出たままでした。越前大野での下車は多いものの、九頭竜湖へ向かう人も多く、その半分ぐらいは九頭竜湖でそのまま折り返す人が多く、18きっぱーの多さを思い知らされます。もっとも如何にも鉄っちゃんという人は案外少なく、一般人風の半鉄程度の人が非常に多かったように思います。このあたりは鉄道ブームの一端感じるところではありますが、それが果してローカル線の存続に一役買うのかどうかは微妙なところです。何しろ皆が18きっぷ利用ですから…。九頭竜湖での折り返しは昔はもっと時間があったように思いますが、今は案外短く、駅前に隣接している道の駅で焼き鯖寿司をGETしてとりあえず列車の中でゆっくり味わおうと列車(列にはなっていないが)に戻ると先に書いたように折り返し乗車の人で車内は埋まっており、何とかロングシートの一端を確保してそそくさと食事を済ませ、帰りはうつらうつらと朝からの疲れを取る道中となりました。

090905hokurikuef8125  越美北線の乗り直しを終えて、福井から普通で帰阪…の前に再び夕方の南今庄で一仕事。夕方の光線の中を走る雷鳥を撮るのが目的で同駅へ降り立ちましたが、雷鳥通過の時刻を読み違えて、トンネル付近で撮るつもりだったのですが、移動する間もなく、仕方なくホームで撮るとピンあまになり散々な出来となりました。下り雷鳥も露出がいま一つで、いきり立って降りた割には大した成果を得られず帰ることになりました。帰りは敦賀から1本新快速を見送って、珍しい湖西線経由の京都行き普通で山科まで戻り、山科から新快速で高槻へ。高槻からは定番の高槻市歩き阪急乗り換えで茨木市まで戻りました。


高野山遠征

2009年09月02日 | 南海

090821nan310012  8月21日南海のニューフェース天空を撮るために3DAYチケットを利用して高野線へ行ってきました。高野線だけではもったいないので朝から泉北高速へと向かい、適当に撮影をして、いざ高野山へ。泉北で時間を食ったため下り天空の1本目はパスして上りをまずは撮影しに高野下へ。ネットで調べた限りでは少し歩けばいい画が撮れるスポットがたくさんあるということでしたが、九度山~高野下間にある有名な鉄橋は結構な距離を歩きました。駅から遊歩道を歩いていくことになりますが、遊歩道も途中までは舗装済みながら、途中からは草が茂って少々荒れた感のある道となります。調べてみるとその遊歩道は昔森林鉄道の線路だったようで、言われてみると鉄道が走ってもおかしくない道幅やロケーションでした。虫よけを十分まいてから草道を歩きようやく目的の地に到着。特急こうやなど案外頻繁に列車がやってきます。高野下までの区間運転などもあるからでしょうか。高野線橋本以南は減便で列車本数が減った印象があるので意外でした。もっとも頻繁に来るとは言っても橋本以南とは比べ物にならず、天空通過までに撮ったのは数本のみでした。天空を後追いで撮り、4両編成であることを確認して、今度は極楽橋へ移動。極楽橋駅近辺の撮影地で下りをもう1度撮ることにしました。ここは以前訪れているところで2300系などを撮影しているので慣れたものです。とはいえ架線や木々の邪魔が入るのでなかなかいいアングルが取れるところではありません。木はともかく草が少ない秋~春にかけてがベストな撮影地なのかもしれません。天空を撮って、極楽橋に戻り、停車中の天空を撮って、帰りはこれに乗ろうかと指定券があるか確認してみると満席とのこと。それでは話にならんので、高野山ケーブルの初乗りをして快速急行に乗って難波まで帰りました。

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養老鉄道

2009年09月01日 | 東海

090830yoro6042  8月29日松阪に宿泊して、宿で特選牛肉弁当を堪能して1日の疲れを癒した。翌日は紀勢貨物をどこかで撮ろうかと思っていたが、時間が読めてなかったのと天気が思わしくなかったので軽くパスして、どこかで近鉄の撮影もと思っていたのも断念して、朝から養老鉄道へと向かった。養老鉄道には近鉄養老線時代に乗車しているので2度目の乗車となる。前回乗車の時は配線写真を撮れなかったので、今回はそれを目的にじっくり乗ることにした。桑名では近鉄線ホームとの間に“ベルリンの壁”が設けられ、有人改札があり、ICカード読み取り機も置かれ、近鉄とは一線を画した状態だった。養老鉄道発足時から桑名駅を訪れた人が巨大な壁ができたと言っていたが、実際間近で見てみるとベルリンの壁と言われるのも過言ではないなと思う。もっとも走っている電車は近鉄電車そのものだし、社員も近鉄の社員という印象の人が多く、駅名板や桑名での近鉄との国境を除けば近鉄色はまだまだ残っているように思う。大垣までの道中は2両編成ながら利用者は少なく、大垣に近づくにつれて多少は乗ってきていたが、日曜の朝の時間帯ということもあるだろうが、利用者は全般的に少なかった。

 大垣から揖斐へは乗り換えとなるが、接続時間は長く、通しで乗る人はあまり考慮されていないようだ。揖斐へ向かう電車も利用が少なかったが、揖斐からの折り返しの電車は3両編成の割りに結構乗っており、売りの一つであるサイクルトレインに自転車を積む人も見られ、意外にも利用されている印象が残った。

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