4月8日土曜日。あいにくの天気の中、朝から紀勢線へと出向きました。サロンカー那智を撮るついでに紀勢線北部を見て回りました。茨木発6時07分の快速で新大阪へ移動。久々に早起きしました。当該快速は12連で座席にありつけたので、新大阪までの間にコンビニで買ったパンを食して気合いを入れました。
新大阪からは6時27分の快速湯浅行きで、一気に紀勢線に乗り入れます。きのくに線とも呼ばれる紀勢線ですが、以前はこの紀勢線直通快速はきのくに快速とアナウンスされることもありましたが、今はそのような案内もありませんね。鉄っちゃんの姿は予想通り多かったですが、座席には余裕があり、1人がけ席を確保することができました。これで湯浅までまったり過ごしました。途中高校生などの出入りがあったものの、全般的に空いており、和歌山近辺で立客がたくさん出ていた以外は、余裕がありました。
湯浅では連絡列車はなく、後続の紀伊田辺行きに乗車となるため、待ち時間を利用して駅舎も撮影できました。紀勢線も訪問せぬうちに、一部駅ではICOCAが導入されていますね。特急停車駅だけみたいですが、さすがに全駅導入とするのは難しいでしょうが、せめて紀伊田辺~和歌山間では全駅利用可能となって欲しいものです。
湯浅からは117系紀伊田辺行きに乗車します。こちらは和歌山発なので、和歌山で乗り換えてもよかったのですが、せっかくなので湯浅まで足を運んだ次第です。117系は豪華に4両編成とあって空いてました。さすがに車中は三脚を持った鉄っちゃんの姿が多く見られました。紀伊田辺までの道中は、雲行きが怪しくなり、紀伊田辺に着く頃には本降りになっていました。
紀伊田辺までやって来ましたが、特に用事もなく、駅を見物して折り返します。大サロは、もっと北で撮るので、ここから先へは進みません。
紀伊田辺から御坊までは113系2両編成で移動。車内はボックスタイプのセミクロスシートで、体質改善車でありながら、113系の風情が残る車両です。223系、225系の進出で、北部の113系は置き換えられましたが、中部で活躍する113系は2両編成のため、何とか置き換えを免れている次第です。
御坊でも乗り換えの時間を活かして駅を見物。紀州鉄道も久々に見ました。信楽高原鐵道から移籍したKR301が運転されていました。こちらで見るのは初めてです。キハ600の印象が強かった紀州鉄道ですが、キテツ1、キテツ2に続き、3セクの気動車を譲受して、新陳代謝を図っていますね。
御坊からは223系普通で広川ビーチへ向かいました。ここが最終目的地となり、ここでサロンカー那智を撮ることにしました。いい感じにカーブを描いていたので、ここに決めたわけですが、今回はあくまでも乗り鉄のついでに大サロを撮ったという感じですね。それにしても、広川ビーチは噂通り、山の中のビーチですね。駅から即浜辺というわけではなく、ビーチへは結構歩かなければ辿りつかないようです。
大サロ前の練習に225系5100番台普通御坊行きを撮影。これに乗って紀伊内原まで戻ることも当初考えていましたが、広川ビーチの方が良さげだったのでここに腰を落ち着けました。
サロンカー那智は11時41分頃広川ビーチを通過しました。DD51のヘッドマークはサロンカー那智でしたが、客車の方はフツーのサロンカーなにわでした。出雲の時のようなサービスはなしなのか…といった感じでした。