相生にて山陽新幹線撮影後は、山陽線で、上郡へ移動。相生駅では、上郡からの115系区間電車が到着し、赤穂線姫路行きが発車して、その後に221系赤穂線普通が到着して、山陽線電車と同時発車という具合に、尼崎並みの接続体系で運転されている。赤穂線電車が223系新快速、播州赤穂行きも221系を使用しているのに対して山陽線は115系が主体と昨年の改正により立場が大きく逆転しているのは興味深いところ。18ユーザーとしては山陽線経由の利便性向上を再検討して欲しいところだが、実際の需要を考えれば赤穂市を抱える赤穂線に力を入れるのも当然のなりゆきだろう。ということを考えながら山陽線電車に乗り込んで2駅で終点上郡に到着すると前述したような要望を記した看板が駅前に建っていた。地元や智頭急行から乗り換えて姫路方面へ向かう人は当然ながら現在の相生接続に不満を持っていることだろう。
上郡からは智頭急行行脚を行った。次駅の苔縄で降りて撮影を行う為、とりあえず一区間の切符を窓口で購入。智頭急行にも乗り放題切符があれば便利なのだが・・・特急で儲けているので、客寄せには無頓着なのかもしれない。私が乗り込んだ上郡発11時27分の普通はスーパーいなば到着を待って、上郡を出発した。その前に貨物が2本立て続けに通過していたが、長距離列車のダイヤが乱れていたのだろうか?2本目の貨物は珍しくなった原色のEF66牽引の貨物だった。山陽線を高架で跨いで、トンネルを抜け、信号所を一つパスしてトンネルを抜けて苔縄駅に到着。付近の風景とは異にする近代的な高架駅は場違いなイメージがした。わざわざ高架駅にする必要はないのに・・・バリアフリーの観点からも勿体無い設備だ。
苔縄駅で降りた後は駅付近で撮影できそうなポイントを物色する。駅の西側?の農道から逆光ぎみで下り列車を狙えそうなポイントがあったので、そこでスーパーいなばを撮影。高架線と築堤が入り混じるところで高規格の智頭急行線の画という感覚で撮ってみたが、自分的にはまずまず撮れたかなと思っております。
スーパーいなば1本を撮って、上りローカルを駅付近で撮り、次の下りで平福へ移動。そこでスーパーはくとを撮り、駅近くの道の駅でブレイク。食堂で食事をしている時間はないので、屋台でだんごを買って駅で食べる。駅近くで上り列車を撮影後、再び下り列車で宮本武蔵駅まで移動。宮本武蔵駅は近くに宮本武蔵の生誕地などがあり、時間つぶしの超~ミニ観光もできるので、撮影には事欠かない印象。駅を降りて線路沿いに歩くとトンネル坑口付近まで線路がカーブする区間で上り列車が撮れそうなところがあったのでスーパーいなばとスーパーはくとを狙う。ところが付近の民家に犬がいて、怪しい人間が来たことに反応して見事に吠えられた(>_<)なんとか犬の視界から遠ざかって撮影したものの、どちらの列車もいまいちの画となった。次の列車まで時間があったので、とりあえずミニ観光として宮本武蔵の生誕地に。さすがに付近有数の?観光地だけあって、車で訪れたと思われる観光客がちらほらいた。駅からは1km弱離れており、特急が停まらない宮本武蔵駅を利用する人はほとんどいないようだ。
ミニ観光をそそくさと終えて、駅に戻り、下りスーパーはくとをホームの上郡方から撮影。こちらのアングルはトンネルを出たところの列車を捕らえられてなかなかの出来だったように思う。その後下り列車に乗り込み、大原で行き違いと特急追い抜きを食らい、智頭へ到着。智頭急行の改札を出て、急いでJRの改札で切符を購入。大阪-鳥取間の切符で智頭急行で途中下車できればこんな手間とコストがかからないのに(T_T)智頭からは因美線で鳥取へ。智頭でスーパーはくとを撮り、その後は車中より行き違いのスーパーいなばを郡家で撮影。雨が降る鳥取へ到着。到着後は早速予約をしていたスーパーホテルへチェックイン。