4月7日土曜日。向洋でゼロロク30号機を撮って広島へと戻りました。ここからが広島プチ遠征の本番の可部線延伸区間の乗り潰しです。延伸開業後初乗車となります。可部~三段峡間は乗り潰し済だったので、再開業後の乗り直しといったところです。
以前乗った時の可部駅はこんな感じでしたね。懐かしの光景です。
広島からは227系あき亀山行きに乗車。この旅でお初の227系です。というかこれが最初で最後の227系となりました。
先頭でかぶりつき乗車。227系はかぶりつきファンにはたまりません。115系は閉塞感のある運転室だったので、前面眺望という点ではJR車はやはりいいですね。
途中113系P編成とも行き違いました。広島地区では珍しい113系。瀬野八越えがあるので115系ばかりが活躍していた広島地区ですが、関西から下関へ転属し、さらに広島にやって来た編成が少ないながら活躍しています。峠越えがない可部線では113系も力を発揮できるのでしょうね。
さらに可部で行違った列車も113系4両編成でした。しかし、113系、115系なら4両編成だったところ、227系では2両編成もしくは3両編成となるため輸送力が落ちますね。もっとも105系時代は2両編成が主体だったので、元の鞘に戻ったということなのかもしれません。
可部に到着してから雨が降って来ました。雨の中、復活線区間に進入しました。河戸帆待川駅は1面1線の構造で、あき亀山より住宅街の中にあるので、利用者は多いようです。
あき亀山に到着。1面2線に側線が数本あり、構内は広く取られています。利用者はパラパラ程度で、乗り鉄の姿も見られました。駅の北側の高台に住宅地が広がっているものの、南側は太田川が流れ、山間部の様相をなしており、河戸帆待川よりも利用者は少ない印象でした。
改札には簡易型の自動改札機が2機設置されていましたが、無人化されており、閑散としてました。
こじんまりとしたあき亀山駅駅舎。駅前には小さなロータリーがありましたが、バスの発着はないようでタクシーの姿も見られませんでした。
あき亀山から広島へ引き返し、広島で広電でも撮ろうかと思っていましたが、如何せん想定外の寒さに嫌気がさして、早めに帰阪することにしました。駅でお土産を買い込んで、いざ大阪へ!広島は電車も赤いですが、自動改札機まで赤いんですね。カープの影響か、はたまた宮島のもみじなのか・・・今ならカープの赤しか考えられませんね。
広島から115系普通で糸崎へ。糸崎で席取り合戦を難なく制して福山まで爆睡。寒い車内は相変わらずで、鼻が垂れてくるのでマスクが手放せません。福山で何とか目が覚めて、先着する117系快速SUNライナーに乗り換えました。ここでも岡山まで爆睡して、寒い岡山駅で姫路行きを待ちました。大した時間ではなかったものの、寒いホームで待ったので、長く感じられました。
やっとやって来た115系は国鉄時代を彷彿させるボックスシートの車両でした。今やこっちの方が貴重ですが、姫路までの1時間強をこれで過ごすのは厳しいものがあります。とはいえ、この区間では結構遭遇するので、何度か乗車しているので、席に座れただけでも感謝するしかありません。姫路駅で漸く食事にありつけて、定番のまねきそばを食べて新快速で大阪へと戻りました。