JR琵琶湖線上り夜間通勤特急【びわこエクスプレス2号・はるか54号・びわこエクスプレス4号】
8月31日土曜日。山陰本線乗り歩きを早々に終えて園部に戻って来ました。園部駅もいつも利用するときは乗り継ぎ時間があるので、ゆっくり見たことがなかったので、乗り継ぎ電車を1本見送ってじっくり見物しました。
園部を境にローカル線とアーバンネットワーク区間にくっきり分かれており、園部駅には立派な自動改札機や自動券売機、みどりの窓口が設置されています。
園部駅東口にはJRバスが発着するロータリーがありました。駅周辺には広大な駐車場が整備されており、パークアンドライドが行われています。
西口は留置線を跨ぐため長い陸橋を渡ってアクセスします。駅前にはホテルがあり、陸橋と直結しています。
西口には学校などがあり、学生の利用も多いようです。
京都までは特急も利用できるため急ぎの人は特急を利用する人もいました。快速が1時間に1本しかないため特急も利用せざるを得ないのでしょうね。
園部からは普通に乗って吉富に移動しました。郵便局が併設されており、国道9号線を挟んでコンビニもあり、駅周辺は賑やかで車通りも多かったです。とは言え、駅の利用者はそれほど多くない感じで、電車に合わせて人が集まってくるだけといった感じでした。
電車は快速と普通が毎時1本ずつの運転で、1時間に2本しか電車がありません。亀岡以遠の各駅は同じですが、アーバンネットワーク区間とは言え、電車の本数はまだまだローカル区間です。この後の快速に乗って京都へと戻りました。
10月29日土曜日。吹田続編です。103系の並びを見て、続いてその反対側に並ぶ車両を見物に。何度か来ていると勝手がわかってきますね。
ここにも1本103系がいました。快速加茂の幕を出したウグイス色です。よくよく考えれば、快速加茂はまだ見られる可能性があるのでは?加茂はなかったかもしれません。10月以降の運用を確認していませんが、大和路線にはまだ何本か快速運用があるはずです。
ここではいつもの事業用電車やU@tech(ユーテック)などが並んでいました。吹田公開のレギュラー選手ですね。
奥には引退したトワイライトが並んでいました。オハネフ25やスロネフ25が並んでいましたが、残念なことにテールマークは外され、印刷が貼り付けられた状態でした。廃車待ちの車両なんでしょうかね。ちょっとこれは残念な姿でしたね。
さらに奥にはあすかが並べられていました。こちらも廃車待ちのようですが、一応幕とかは現役時代のままで、まだまだやれるのではないかと思える車体でした。それにしてもここの対面には、381系もいて半ば鉄道車両のハロウィンパーティ化しておりました。お化け車両ばかりですが、このお化けたちも来年には姿が見られないのでしょうね。来年は103系、201系がたくさん並べられているかもしれません。
10月29日土曜日。塚本で北びわこ号送り込みを撮影後、もう一丁ということで、塚本から吹田まで普通で移動して北びわこ号を再度撮影しました。今度は光線状態が悪くやや撃沈です。まぁおまけ撮影なんで仕方ないですかね。吹田までやってきたのはそのまま、吹田総合車両所へ行ってやろうという魂胆でやってきました。あまり興味はなかったのですが、せっかく近くまでやってきたのだから参戦しないわけにはいきません。近鉄鉄道まつりにも気持ちが傾きかけていたのですがねぇ・・・吹田に来たのが悪かったですね。
鉄道のイベントは、どこへ行っても家族連れと鉄っちゃんに大人気で、無料とあってどこへ行っても人が多いですね。入場料が必要な鉄道博物館よりも気軽に行けるイベントの方がいいという人もいるでしょうね。
吹田でまず目についたのは鉄道魂という仰々しい感じの石碑。なんかいいですね鉄道魂。SL時代を彷彿させる言葉ですが、今の鉄道員にも引き継いでいって欲しいものですね。
定番のクモハ52急電をまず撮影。いつ見てもいいですね。京阪のびわこ号もよかったですが、私はこっちの方が好きですね。117系のご先祖様という感じがします。
ささっと見て帰ろうということで、とりあえずは撮影ポイントへと急ぎました。今年は何が並んでいるのか・・・いきなり103系が並んでいました。しかもオレンジ、スカイブルー、ウグイスの3色塗りが1編成。新快速和歌山のあり得ない幕を出したスカイブルーに、区間快速奈良のウグイス色の3本並びは、103系終焉を告げられているようで、今年の顔かなという感じがしました。ここに新旧交代で323系も並べて欲しかったですね。
こちらは103系3色塗り編成。2色塗り編成は見たことがありますが、3色の営業運転てあったかな?引退する時にはカナリア色も入れて4色運転と化してほしいものです。
7月3日日曜日。婚活なにわ撮影後、上牧駅へと歩いていると上り線を見たこともない電車が走り抜けていきました。あらあらこれは!323系ではありませんか。一瞬の出遭いのため撮影もままならず、試運転であれば、折り返しなんかを狙えるのではという淡い期待を描いて、上牧から大山崎まで阪急で移動。大山崎から山崎でJRに乗り継いで、323系が向かった先は湖西という情報を得ながら、堅田まで移動してしまいました。
やって来ました堅田駅。各駅探訪もついでにこなしながら、堅田で323系の折り返しを待つことにしました。ホームには大勢のファンが集まっており、323系通過時には20人以上集まっていたのではないでしょうか。
暇つぶしに湖西線ローカルを撮影。117系原色のS5編成も貴重品です。117系は原色が一番ですね。113系も湘南色が一番ですけどね。末期色の意味がありませんが、117系S5編成と113系C10編成は最後まで原色で残って欲しいものです。
この日の湖西線は223系1000番台祭りでした。新快速での運用が非常に多かったです。こいつはこいつで貴重な存在ですね。
湖西では主役のサンダバも681系、683系ばかりでしかも貫通型が先頭の編成が多すぎるので面白味に欠けますね。
小1時間以上待ってやってきたキュンする新車323系LS1編成試運転電車。いいですね323系。フロントマスクもオレンジにすればよかったのに…それでもデザイン的に225系より良く感じますね。貫通ドアガラスの大阪環状線を表す円が素敵です。今すぐKISSMEどころか待ちすぎてHELPMEになるほど暑かったですが、待った甲斐がありました。
7月25日土曜日。サンクスでよもやの山陰トワイ見送り三振を喫し。反省しながら北上していきました。備中高梁付近で予想外の渋滞と遭遇。町のイベントでもあるのかと思いきや工事渋滞でした。対面通行での1車線規制は厳しいですね。時間的ロスがあり、見送り三振を喫してきたこともあったので、若干焦りながら走り、備中高梁を抜けて、撮影地っぽいところにところどころ同業者らしき人がいることに安心しながら歩を進めます。狙いの方谷はまさかの激パ状態でした。付近に車が止められるところがなかったので少し離れたところに止めて歩きましたが、路駐が多過ぎて、トワイライト通過後、パトカーが出動してくる始末でした。
現場は立錐の余地もなく…というかもともと立ち位置が限られており、密集地の中から何とか撮影を敢行できました。パトカーが出動するのもやむを得ないといった感じで、かなり道路にはみ出て撮影している人も多かったです。なんせでっかい脚立とか立てる人がいたりするので目立ちますしね。ここは今後要注意ポイントになる可能性がありそうです。網とか張られたら最悪ですね。
方谷で何とか撮影して、まだ日暮れまでは少し時間があるので、さらに北上してみました。あてもなく北上し、新見手前の石蟹に地元の撮影者らしき人を見つけてまだトワイが通過していないことを確認。駅近くの踏切で画になるところではありませんが、露出もない時間帯なので、どこで撮っても同じでしょう。先に特急やくもが通過。
7月25日土曜日。セトジョーで一発撮って、さらに追っかけて高速で総社までやってきました。結構走りましたね。ちょいちょいなのでコストはやや割高です。高速1000円の時代が懐かしいです。ガス代もバカにならんので、車移動は効率がいいように思いますが、コスパは低いですね。やっぱ電車移動の方が楽は楽です。歩きは大変ですけど。
N700系のぞみと白亜の城と化した姫路城の組み合わせは山陽新幹線の代表的な車窓の一つ/姫路~相生間
5月2日土曜日。姫路駅から姫路モノレール跡に沿って手柄山までやってきました。徒歩20分程でしょうか。意外と近いですね。手柄山登山のついでにモノレール展示館にも立ち寄りました。水族館と併設されていて500円なり!ちょっと高い気もしますが、姫路モノレールの車両を拝めたのでヨシとします。
手柄山にはかつての姫路モノレールの車両も展示されているモノレール展示館がある。
姫路モノレールの車両には実際に乗車もできる。手柄山を1周5分程で・・・などと言うことはなくもちろん走りはしない。走ってくれたらファンとしてはたまらんのですがね。さすがに無理なお願いです。
手柄山で第二の目的であった姫路モノレール展示館を見物した後は、第一目的の新幹線撮影のため展望台に出ました。いい景色です。ちょっと思っていた景色とは若干異なる感じもしますが、姫路城をバックに走る新幹線を撮影できました。
白亜の姫路城とN700系さくら。山陽新幹線も上下合わせると意外に本数が多いですね。連休中だから増発されていたのかもしれません。それにしても姫路停車の列車も多くなったなと改めて感じました。
手柄山での撮影後は再び歩いて姫路駅まで戻りました。いい運動になりました。姫路からは再び新快速で帰阪。途中朝霧に立ち寄り75レと明石大橋を絡めて撮影しようと意気込んで歩き回っている間に無情にも75レが通過していき大撃沈しました。この後、こうのとりの夕方撮影なども考えていましたが、75レショックで疲れがどっと出てきたので、そのまま帰宅しました。
広島遠征でたまたま遭遇したゼロロク33号機牽引の1053レ/西条
4月4日土曜日。西条で黄桃を撮影した後、しばらく同所に残留。2時間近くここで広島の電車を中心に撮影。まだまだ115系天国ですね。
末期色と言われファンからは当初罵声を浴びていた単色化も進んでいるのやらどうやらわからなくなってきましたね。単色化されぬうちに廃車になるクルマも今後出てきそうです。
黄桃の前に貨物も撮影。遅延1053レがゼロロク牽引でやって来ました。遠征先でゼロロクに何度も遭遇するとはラッキーなことです。
セノハチ単機回送の黄桃も撮影。単機よりやはり開放シーンが見たいので西条で2時間ほど粘って黄桃の補機を撮影しました。
黄桃補機の上り貨物も無事撮影。思いのほか神戸寄りに止まったため、開放シーンはうまく押さえられながったのが反省点です。昼過ぎの時間帯は上り貨物も少なくこれ以上待っても収穫がないので、次の電車で向洋に移動しました。
向洋は神戸方がいい感じでカーブしていて、貨客分離の複々線になっているのが特徴。早速やって来た227系を撮影。この電車は呉線快速です。海田市からは呉線も合流するので列車密度が高くなっています。
こちらは本線の115系。まだまだ主力の115系ですね。末期色・・・よく似合ってますね。幕を使わないのが広島流ですね。フルカラーLEDを採用している227系との差を感じますね。
5056レ上り貨物には補機にEF67が付いていました。流石に柿色のカマは目立ちますな。デッキ付きの0番台はもう廃車になったのでしょうね。
8月16日土曜日。北越6号で無事富山まで帰還して、後はサンダーバードで帰るだけとなりました。高架工事中の富山駅は相変わらず手狭なホームで、人で溢れかえっていました。サンダーバード38号で京都まで戻りますが、北越6号の後に入ってくるので、サンダバの姿はまだ見られません。腹が減っては戦はできぬので、売店で駅弁を購入。人が多い上に、弁当購入でなかなか選び切れない人も多く、弁当を買うのに時間がかかりました。ます寿司ではありきたりなので、3色弁当を購入。お魚系のお弁当かと思っていたら、肉系の弁当で開けてびっくりでした。これならスタンダードにます寿司にしておけばよかったかな…。サンダーバード38号は富山から12両編成で運転。以前は金沢で3連増結というパターンがありましたが、富山から豪華12両運転なんですね。4000番台に当たりました。座席はコンセント付と思い込んでおり、コンセントを探しましたが、見当たりません。スマホで見てみると683系4000番台にコンセントがついているのはグリーン車のみだそうで…ちょっと失望してしまいました。富山からの乗車は自由席は列ができていたものの、指定席は半分以下の乗り具合でした。
新幹線駅ができて、在来線も高架工事中ですが、在来線の方は3セク化後の高架化完成となりそうです。富山を出て、新幹線としばらく並行して走り、高岡でもそこそこの乗客を拾い大阪へ向けて発車します。石動を過ぎてから新幹線はトンネルに入り、在来線は倶利伽羅峠越えに挑みます。雨が降っているものの、豪雨というものではなく、大雨による遅れは今のところなさそうです。もっとも峠を越えると天気が変わるもので、津幡あたりでは雨が強くなっていました。若干先行きが怪しくなってきましたが、サンダーバードに乗ってしまえば、後は京都に無事着いてくれさえすればいいので、いなほ8号での緊張感はありません。金沢手前で先行列車が止まっているとかで信号待ち。4分遅延で金沢に到着。ここで大量に乗車があり、指定席も9割方埋まりました。金沢からはしばらく白山車両基地まで北陸新幹線が並行しますが、確保した座席は新幹線とは反対の窓側だったため、あまりよく見物できませんでした。雨は強く降っているものの、列車は順調に走っています。
金沢を出てスピードも上がり、本領発揮してきた感があります。この分だと順調に京都に着きそうです。夢うつつの中、小松、加賀温泉、芦原温泉と過ぎ、座席を埋め尽くしていき、福井の手前でほぼ満席になっていました。私が乗車していた車両は福井での出入りは少なく、金沢を出た時点でほぼ満席の状態で、以降敦賀でも出入りは少なかったです。青森からつがる~いなほ~北越~サンダーバードと乗り継いできましたが、北越あたりから車内でしゃべり声が聞こえるようになり、サンダーバードではあちこちからしゃべり声が聞こえるようになってきました。帰省のUターン利用が多いので、しゃべり声が聞こえるのかもしれませんが、利用者が京都、大阪へ向かっているということもしゃべり声が多くなった要因と思われます。おまけにしゃべり声が大きいというのも関西方面へ向かっている証拠なのかもしれません。福井からは少し雨が強くなってきたものの定時運行です。人も忙しない感じがしますが、電車の方ものんびりした東北の走りと違い、サンダーバードはどこか忙しない走りに思えます。忙しない走りで、あっという間に北陸トンネルに突入。トンネル内は線路整備が悪いのか脱線でもしてるのかと思うほど妙な揺れを感じました。デッドセクションを何もなかったかのように通り過ぎて敦賀に到着。敦賀でも指定席の出入りは少なかった。敦賀を出るといよいよ最終道中に突入します。湖西線内は18時過ぎたところなのに雨もあって真っ暗でした。
列車は湖西線に入り、さらに快調に飛ばします。新幹線ができたら湖西線も3セク化されるのでしょうかね。大阪までの新幹線は東海道の代替機能も言われているが、リニアもできるし、あまり意味がないでしょう。敦賀から先は敦賀〜永原間に新線を建設して、湖西線を活用したフリーゲージ新幹線にすればいいのでは?近江今津付近ではカミナリが鳴り、雨が強くなってきました。近江今津手前で信号待ち。大雨のため列車が遅延している模様だが、何のアナウンスもありません。JR西日本の列車運行情報を見ると普通が徐行しているので特急も当然その影響を受けるはずです。ネット情報と同じ情報が乗務員にも流れているはずだが、利用者の方には情報が流れてきません。近江今津を通過して、加速し出したなと思ったところで再び安曇川に運転停車。前の電車がつっかえていると言う理由でしたが、実は抑止でした。しばらく前の電車につっかえているという理由の放送が流れていましたが、大雨のため湖西線が止まっているという内容に変わり、運転再開の見通しが立っていないというものになりました。19時を過ぎて、まぁ近畿圏まで戻ってきたのだから後は、何時間かかっても無事に京都まで着いてくれればいいと思っていましたが、如何せん運転の見通しが立たないこと、さらには鬱陶しいことに車内の空調の効きが悪く暑くなってきたこと、さらに眠りにつこうとしたら、後ろの席のバカが盛んにパソコンを叩きやがるので、ガタガタと振動が伝わって眠りにさえつけなかったこともあり、だんだん苛立ちを感じるようになりました。漸く20時頃運転を再開するというアナウンスが流れて、ほっとしたものの、実際動き出したのは20時30分を過ぎた頃でした。しかも超徐行運転で、近江舞子あたりまでノロノロ運転が続きました。近江
舞子からまともに走り出したかと思ったら、志賀から比叡山坂本まで雨も降っていないのに雨量規制のためか徐行運転。比叡山坂本を過ぎてからまともに走り出したかと思えば、山科手前のトンネル内で再び停止。ちょうどその前に京都への到着予定時刻が放送されましたが、その放送がすぐ嘘になるほど信号待ちが続き、トンネルを抜けて山科駅手前でもまた信号待ち。どうやら琵琶湖線も大雨でダイヤが乱れているということで、京都までずっと電車が連なっているとのこと。漸く京都に辿り着いたのは23時過ぎ。およそ4時間遅れでの到着となりました。当然ながら特急料金は払い戻しですが、如何せん京都にとどまっていては、また電車が止まるかもしれないので、高槻まで移動して高槻で払い戻しをしてもらいました。しかし、京都から高槻まで大阪行きの新快速に乗るとは思いもしませんでした。最終の2本前ですからね。最後は這う這うの体で茨木まで戻ってきましたが、長い長い青森からの白鳥を偲ぶ旅はなんとか無事終わらせることができました。
1月1日水曜日。特急はまかぜ1号で和田山まで来て、同駅から折り返し大阪行きのこうのとり14号に乗車します。こちらも和田山到着時点ですでに大半の席が埋まる大盛況な車内でした。381系6両編成で、先のほどのはまかぜといい正月なのに車内が盛況なのは喜ばしい限りです。もっとも隣席も埋まるような状態なので、少々息苦しい道中でもありました。しかし、またまた前の席が車いす対応と思われる座席で1人席になっていたので、足元は他の座席よりも広く、ある程度ゆったり過ごせました。
和田山からの道中は牛歩の歩みで、381系もスペックを持て余したような走りです。JR西日本は287系をフツーの仕様で登場させ、山陰線はもとより、振り子のメッカ紀勢線のくろしおにまで投入しています。振り子電車の新製をやめたのでしょうかね。曲線部での速度超過による事故を起こしているだけに曲線区間でのスピードアップは諦めてしまったのかもしれません。それにしても福知山までのこうのとりの走りは特急というよりも急行、いや快速以下の走りでした。利用者がいるから遅くてもよいということもあるのでしょうが、このままではバスやマイカーに流れていくのではないでしょうか。
福知山からは多少は盛り返すような走りも時折見られましたが、基本的には遅い特急の印象が強いです。とりわけ前日に博多~小倉間でソニックの走りを堪能しているだけに余計に遅さを感じてしまいます。さすがに最上級の幹線である鹿児島線と比較するにはあまりにも線路が脆弱な播但線、山陰線、福知山線ですが、せっかく新しい車両や振り子車両を入れているのですからもう少し速く走る努力をして欲しいものです。列車は福知山線内ではあまり大きな動きはなく、宝塚あたりから下車客が目立ちだし、尼崎での下車が多かったのが印象に残っています。JR神戸線、JR東西線方面への乗り換えが定着しているのでしょうね。大阪では大量に下車があり、私も大阪で下車して、少し短い乗り放題の旅を終えて、帰途に着く前に一仕事してから帰りました。本当はサンダーバードに乗って北陸方面へ行ってから帰るつもりでしたが、なんか天候がよろしくないので諦めて帰りました。
2014年1月1日水曜日。早朝のさくら540号で小倉から新神戸まで戻ってきました。地下鉄で三宮に出て、三ノ宮からJR西日本お正月乗り放題きっぷに戻ります。三ノ宮からはキハ189系に乗りたかったのではまかぜ1号で和田山を目指します。以前もお正月の乗り放題ではまかぜ1号に乗ったことがありますが、その時は姫路~豊岡間でキハ181系の惜別乗車でした。今回はキハ189系の初乗りです。6号車10番D席が指定されていたので、大阪方で到着を待ちます。神戸はやっぱり九州より寒いです。定刻通りキハ189系H5編成を先頭にはまかぜ1号が到着。手早く撮影を済ませて最後部の6号車に乗り込みました。充てがわれた席はなんと車いす対応の1人席。他の席はほとんど埋まっており、元旦の割にかなりいい乗車率でし
た。そういえば以前乗った時もかなり乗っていました。あの時はてっきり鉄っちゃんが乗車率を押し上げているものと思っていましたが、カニカニの旅行の人が多いみたいですね。三ノ宮からは普段もよく乗る区間をあまり急ぎ足ではない速さで通過していきます。どうやら先行の新快速の続行で走っているのでトップスピードで走ることはないようです。キハ189系の俊足も持て余したような走りで、キハ181系でも十分走れそうなダイヤです。風光明媚な景色の中、明石大橋の下をくぐり、右手に明石の天文台を見て明石に到着。神戸や明石からも結構な乗車があり、6両つないでいても足りないぐらいじゃないかと言うぐらい乗りがいいです。姫路では方向転換のため6分停車。周りを見ながら座席を転換していきますが、姫路から大量の乗車があり、乗車客が詰まって座席の転換がなかなか進まず発車時間になって漸く転換することができました。6分で撮影しようと思っていたのに・・・残念!
姫路からは播但線に入り、一路北近畿を目指します。姫路市内の高架線を走り、左手に工事中の姫路城を見て、高架を下りてゆっくりと単線を走っていきます。播但線も高速化されたのでは?と思っていましたが、はまかぜはJR神戸線での手ぬるい走り以上にのっそりとした走りで播但路を駆けて行きます。交換駅でのポイント制限が大きいようで、一部1線スルー化された駅などでは結構な速度で通過することもありましたが、大半の駅で制限を受けていました。それにしても姫路での増加はかなり多く、6号車はほぼ満席でした。途中播但線内で降りる人は少なく、ほとんどが北近畿へと向かう人ばかりでした。天空の城竹田城跡の最寄り駅竹田は通過して行きました。さすがに元旦から竹田城を訪れる人もいないのでしょうかね。とい
うか竹田への臨時停車は既に終わっているようです。意外に北部では峠を越えた後はスイスイと走っていたので、このあたりでスピードを稼いでいるのかもしれません。しかし、キハ189系に置き換えた効果はと言われるといったいどこにあるのだろうという感じがします。車両は確かにきれいになっていますが、走りに関しては及第点には遠く及ばない感じがしました。山陰線が近づいてきて、線路際に雪が見られるようになっている和田山に到着。定刻通りの運転でした。三ノ宮や山陽側ではかなり曇っていましたが、和田山は冬晴れのいいお天気でした。和田山での動きも少なく、そのまま乗り通す人が多く、列車は満席状態のまま豊岡方面へと向かっていきました。
早朝の小倉駅に滑り込むさくら540号。この列車は熊本発の一番列車だ。
2014年1月1日水曜日。2014年も年が明けました。前日はスーパーホテル小倉に宿泊。紅白を見て、ゆく年くる年を見てから寝たので若干眠たいです。正月の元旦と言うのに朝飯はホテルの朝飯を頂いて、全く正月気分がないまま、7時頃小倉駅へ向かいました。九州は大阪よりも西にあるので日の出が遅く、7時を過ぎてもかなり暗かったです。JR九州のバースデーチケットを泣く泣く1日捨てて、この日はJR西日本のお正月乗り放題を堪能しました。小倉発7時17分のさくら540号の4号車12番D席に身をうずめて新神戸までの旅を楽しみます。車両はS19編成・・・なんと前日さくら562号で乗った車両でした。巡り巡ってもう一度乗ることになるとは奇遇としかいいようがありません。小倉を出ていきなり新下関に停車。新下関には朝夕に さくらが停車しますが、ここで後続ののぞみ6号に追い抜かれました。まさかいきなり追い抜かれるとは思ってもみませんでした。さくらは準速達列車なのでのぞみに追い抜かれることはないと思っていたので意外です。新下関を出ると快調に走り、新山口、広島と停車していきますが、さすがに元日の早朝とあって利用者は少ないです。その分快適に過ごせました。快適に居眠りしている間に岡山を過ぎて、下車駅の新神戸が近づいてきました。岡山で多少の動きはあったようですが、それでも年末に乗った時のような状況にはならず静かな車内のまま新神戸に到着。2時間13分のトリップには十分過ぎるサルーンシートの旅でした。
新年明けましておめでとうございます。早速ですが新年早々今年の鉄道を近畿圏中心に展望したいと思います。
【JR西日本アーバンネットワーク】
春のダイヤ改正ではびわこエクスプレスが増発される。夜の上り1本が増発され、大阪~草津間の運転となる。使用車両はキハ189系が予定されている。その他、来園者が増えているUSJへの輸送改善としてゆめ咲線では増発が行われる。嵯峨野線でも土休日の朝に増発が行われるが、その他は減便傾向のダイヤ見直しが多い。2011年、2012年に大規模な改正を行っているので、2013年、2014年は大きな変動はないようだ。今後注目されるのは大阪環状線の新車投入だろうか。今年あたり具体的な車両計画が出てきてもよさそうな気がする。
【近鉄】
近鉄では3月にダイヤ改正が行われるが、今のところ具体的な発表はない。想像できるのは50000系しまかぜの増備により、京都~賢島間にも観光特急しまかぜが新設されることだろうか。また、阪神三宮への特急の乗り入れ実現も囁かれており、今春実現するのかどうか大いに注目したいところ。それに際して22600系以来製造がストップしている汎用特急車の新製も期待したいものだ。
【阪急】
阪急では昨年末に京都本線でダイヤ改正を実施したが、そろそろ宝塚本線でのダイヤ改正があってもよさそうだ。もっとも現行ダイヤはほぼ完成されているのでそのまま推移する可能性も高い。1300系の登場、1000系増備が引き続き行われるものと思われ、2300系、3000系、3100系の去就も気になるところ。とりわけ伊丹線に残る板車に関しては早期的に姿を消すものと思われ、撮影は早めにした方がいいだろう。
【京阪】
一連のダイヤ変更は淀駅の上下高架化完成により完了したものと思われる。しばらくは現行ダイヤで推移していくのではなかろうか。車両面では支線区での車両置き換えが完了したので続いては本線への新車投入が期待されるところ。13000系の本線バージョンが登場するのか、あるいは新規形式が立ち上げられるのか注目したい。
【南海】
LCC就航時に噂されたラピートのノンストップ運転が復活するのかどうかが注目される。本線はしばらくダイヤが変わっていないので、ラピートの運転見直しなども含めてダイヤ改正が行われる可能性はある。車両では8000系が引き続き増備されるものと思われるが、高野線への新車投入もそろそろ期待したいところだ。
【阪神】
今春三宮駅が神戸三宮に改称される。これに伴うダイヤ改正が実施されるかどうかは今のところわからないが、近鉄のダイヤ改正に合わせて近鉄特急の乗り入れを実施する可能性は残されている。
吹田に来てよかったなと思える1枚がこれ。583系雷鳥。塗装は違えど感動しました。
2013年11月9日土曜日。吹田総合車両所一般公開に行ってきました。5087レを撮ってからと思っていたら2時間ほど遅延していたので先に吹田へ行きました。ぱっと見て回ってさっと帰るつもりで参戦しました。
吹田工場と言えばやっぱりこれです。モハ52001急電。まさに新快速の祖とも言える電車です。117系の塗装はこの電車が元になっているのは言うまでもありません。正直これだけ見て帰ってもいいぐらいの気持ちで来ました。
モハ52001の中も見せてもらいました。レトロでいい感じですが、関西の電車らしくなく固定クロスシートなんですね。このあたりはライバルの阪急や京阪の転換クロスシート車と比べると見劣りしていたのでしょうね。
221系更新車の施工中車両。塗装が剥がされえらい姿になっていますなぁ。フォルムから221系とわかりますが、塗装が剥がされると優美な221系もさすがに・・・。
車体の上げ下ろしの実演は287系が使用されていた。車体が持ち上げられる光景はなかなか迫力がありました。
221系リニューアル車の展示。さすがに中はもう乗ったことがあるので見てませんが、快速吹田行きとは・・・お祭りやなぁて感じがします。
屋外展示には数多くの車両が並べられていました。583系きたぐにと223系シャトル。シャトルの幕はなかなか見られない代物です。
381系きのさき。なんで幕がきのさきなのかわかりませんが、きれいに整備されており、国鉄色が美しい状態でした。
クロ481‐2300雷鳥。パノクロと呼ばれた同車も引退済み。おそらく京都の博物館へ送られるのでしょうね。引退してから年月が経つため若干色褪せ気味
103系B快速和歌山行き。何を隠そうこの電車は103系トップナンバー。長年大阪環状線で活躍し、晩年は阪和線で過ごした同車もおそらく博物館送りの車両と思われます。
久しぶりに223系9000番台を見ました。U@techと呼ばれる同車ですが、先頭のパノラマ車は元213系マリンライナー用のクロ212でした。中間車も213系からの転用だったと思います。
クモヤ145事業用電車。このような車庫公開の機会以外ではなかなかお目にかかれない車両。こういう車両を見ると車庫見学にも来るもんやなと思います。
今回初めて吹田の見学に行きましたが、午後の遅い時間でもかなり盛況で鉄道ファンも多かったですが、家族連れも目立ち、無料で楽しめるということもありかなりの人出でした。次回は網干にも参戦してみたくなりました。