10月10日月曜日。前日未使用だったので、この日は朝から近鉄撮影に赴きました。もっともあまり気合が入っておらず、計画通りにはいってません。前回未訪問だった秘境駅の入口伊賀上津駅へと足を運びました。
伊賀上津駅ではしまかぜを狙うのが第一目的です。大阪線大和八木以東では京都しまかぜと大阪しまかぜの2本撮りが可能なので、どうしてもしまかぜを追っかけることになりますね。
しまかぜ通過前には名阪乙特急に更新車が入っていました。最近では珍しくなくなっており、そのうちこちらが席巻することになり、旧色を撮っておけばよかったと後悔することになるかもしれません。
京都しまかぜがまず11時24分頃通過。50102F第二編成でした。
20分ほど開いて、11時42分頃大阪しまかぜが通過。これにて撮影終了です。昼からミナミで所用があったので、伊賀神戸から特急に乗って戻りました。
10月29日土曜日。いよいよ3DAYチケットのラストシーズンがやって来ました。長年お世話になって来たので、ここはしっかりと使い切って、次の新しいお得なチケットの登場を期待したいと思います。この日は各社のイベント尽くしでどこへ行こうか迷っていました。まず南海の臨時列車を撮るのは決めていたのですが、その後は成り行きに任せてということにしました。
まずは茨木市発7時08分の準急に乗り込みました。朝から寒いかと思ってちょっと厚着で出てきましたが、意外に暖かく、車内では汗ばむぐらいでした。淡路で天下茶屋行きに乗り換えて、終点天下茶屋へ。天下茶屋からは南海高野線に乗り換えて、一路萩原天神へ。朝から各駅探訪です。
萩原天神は、“はぎわら”ではなく“はぎはら”なんですね。知らんかったなぁ。萩原天神見物後は、戻って初芝へ。初芝駅は各停しか停まらない(準急も停まるが)駅にしてはなかなか利用者が多かったです。
初芝では、サザンプレミアムの送り込みを撮影しました。う~んイマイチでしたね。初芝から続いては狭山に移動。大阪狭山市は訪問済みです。大阪狭山市よりも狭山の方がローカルな感じがしました。
最後は千代田へ。南海電車まつりへ向かう人で賑わっていました。私も南海電車まつりに行くつもりでしたが、まずはここでサザンプレミアムを撮ってから後の行動は考えることにしました。
10月8日土曜日。鳥羽城址でしまかぜ回送などを撮り、鳥羽駅へ戻り、この日のメインイベントである京都しまかぜ乗車となりました。しまかぜはデビュー時に、賢島から大阪難波まで乗車してますが、その時は中間車だったので、何とか先頭のハイデッカ車に乗りたいと思っていました。たまたま1ヶ月ほど前にネット予約を覗いてみると先頭6号車の2Aに空きがありました。これは逃すまいということで、2Aを押さえて、旅の計画を立て、晴れて乗車への運びとなりました。
まずは入線シーンを撮影。この日の京都しまかぜは第2編成の50102Fでした。早速最後尾から最前部へと足早に移動して、先頭部の撮影もそこそこに乗車しました。
いやぁいいですね最前部の席は。とはいえ2Aなので、前に1A、1B、1Cの席があります。しまかぜ特有の豪華なシートがこの時ばかりは邪魔やなというぐらい前を遮る存在となりました。う~んやっぱり完全に被りつきたければ1Aしかないようですね。2Aは乗ってすぐにイマイチかなと思いました。
映画に出て来る未来のワンシーンのような感じの先頭車両へのエントランス。
京都しまかぜは、鳥羽発車時点ではまだ空きがある感じでしたが、宇治山田、伊勢市と停車して、大和西大寺までは満席状態だったようです。山田線内は意外に緩い走りでした。鳥羽方面は天気が良かったですが、松阪を過ぎたあたりから雲が出てきて天候が悪くなってきました。伊勢中川を通過して、大阪線に入ると速度が上がり、快調な走りで山間部を抜けていきました。前面展望に見入っていましたが、大阪線内で日も暮れかかってきて、曇り空だったこともあり、快適なシートにうつらうつらと眠りに入ってしまいました。気が付けば大和八木に到着。ここまではあっという間という感じでした。大和八木で吉野線の車両故障の影響で空き席に乗客を受け入れたと交代した車掌が運転士と話していました。しまかぜも予備席はあるんですね。大和西大寺でもこの電車に乗れないかと運転士さんに聞いている人がいましたが、満席だと思いますと言われて乗るのを諦めている人がいました。ぱっと見で乗りたいと思う人もいるんでしょうね。大和西大寺を出て、車内を少し見て回りましたが、ラウンジへ行っている人もいたでしょうが、意外に空き席はある感じでした。あの感じなら大和西大寺から料金さえ払えば乗れたのかもしれませんね。
橿原線内、京都線内ともにゆったりした走りで、夕暮れの京都府内に入りました。京都には日も暮れかかったというか曇り空のためすっかり暗闇になりつつある17時38分に到着。観光特急らしく、下車後は記念撮影する人が多く見られました。まだまだしまかぜ人気は衰えていないようです。ただ、京都しまかぜについては、あっさり2A席が取れたように、大阪しまかぜと比べるとちょっと人気は落ち加減なのかなという印象も受けます。近鉄一の長距離特急には打って付けの車内設備だけに、何とか人気を維持して、末永く運転してもらいたいものです。
10月8日土曜日。朝から定番の塩浜貨物や鈴鹿臨を撮って、その後午前中は名古屋線をぶらぶらしてから、昼過ぎに桑名から鳥羽まで特急で移動しました。さすがに3連休とあって特急はほぼ満席。12000系はシートピッチも狭く、満席状態だと余計に疲れますね。伊勢市で大量に下車があり、車内が空き、宇治山田、五十鈴川を過ぎると車内は閑散としました。お伊勢さんは相変わらずの人気ですが、鳥羽、賢島方面へは、昼下がりの列車だとかなり空きが出ますね。
1か月前に訪問した鳥羽城址を再訪しました。急いで歩いた成果もあって乗って来た特急を城址公園の下で撮ることができました。
今回の狙いは、上りしまかぜではなく、鳥羽から賢島へ送り込まれるしまかぜ回送です。14時過ぎぐらいには鳥羽を出るイメージで来ましたが、実際には14時30分過ぎに通過していったので、30分ほどの待ちがありました。急いで城址公園を駆け上がったのがアホらしくなってきました。
三重県でも名古屋寄りの北部は天気も悪く曇天模様でしたが、鳥羽周辺はきれいに晴れており、なかなかいい撮影ができました。こんなに天気がいいなら、朝から来ればよかったと思うぐらいでした。
しまかぜ回送を撮影後は、城址公園の下でしばし撮影。前回はここに屋台が出ていたので撮影できませんでした。下からの景色もなかなかですね。もうちょっと障害物が少なければ、もっといい感じに撮れるのですが、そこだけはちょっと残念です。この後は、駅へ戻って、この日鳥羽へ来たもう一つの目的へと向かいました。
9月25日日曜日。この日は朝から近鉄週末フリーパスを使っていましたが、昼休憩を挟んで、昼から少し南海天下茶屋へと足を延ばしてみました。近鉄ばっかり撮っているのでたまには南海を撮りたくなった次第です。
南海へやって来た理由は8300系の増備車を撮影すること。この目的のためだけにやってきたのですが、あっさり増備車を先頭にした空港急行がやって来ました。1本やって来るとあとはジャンジャンやって来たといった感じで、思いのほかかなり運用されていたので驚きました。8000系や8300系基本編成デビュー時には、普通車限定で、土休日はあまり運用がないような感じでしたが、8300系増備車は、基本編成につなげられて6連で空港急行の運用にバンバン入っているようです。
普通車にも運用されており、こちらも基本編成をつなげた6連での運転でした。
こちらは空港急行なんば行き。この日は、8702F、8703F、8704F、8706Fの4本が撮影できました。いやいや4本も撮れたのはなかなかの収穫でしたね。
9000系南海電車まつりのカン付空港急行も撮影できました。もうすぐ南海電車まつりの日がやってきますね。
こちらは既に終了した泉北トレインフェスタのマークが入った泉北高速7523F準急なんば行き。
こちらは南海高野線の南海電車まつりカン付の6551F各停三日市町行き。色々カン付だとか新車だとかを撮れて近鉄よりも収穫が多い南海撮影でした。
10月8日土曜日。四日市周辺の踏切で特急鈴鹿グランプリ号を狙いましたが、タッチの差で撃沈しました。その後、気を取り直してカモレ撮影に勤しみました。
313系ワンマン列車で練習。いい感じにカーブを描いていますが、短編成では話になりません。
1本目の5263レ太平洋セメントの貨物列車は、特急鈴鹿グランプリ号の借りを返すリベンジ撮影でした。いい感じに撮影できました。特急鈴鹿グランプリ号もこの位置ならこんな感じで撮れたのにというのがトップ画像です。
2本目のコンテナは、時間の都合で四日市駅構内で撮影。こちらは相変わらずカマの直後が空コキの行列だったので、どこで撮ってもいまいちの結果に終わったと思います。
四日市構内では貨物の入替と臨時快速を撮影。鈴鹿臨運転時の恒例のダイヤ乱れで関西線は遅延してました。
乗車予定の快速みえも遅延しており、5分ほどの遅れでやってきました。これに乗って桑名へと移動しました。
10月16日日曜日。京阪大和田で洛楽を撮影して、昼から所用があるので、それまでの間に京阪ファミリーレールフェア2016を少しだけ覗いてみました。寝屋川車庫には初見参です。これで阪急、阪神の2社を除いて、イベント見学することができました。事前予約があるやつはなかなか足が向きませんね。予定が合わないということもありますが・・・阪急にはそのうち参戦してみたいのですがね。
ファミリーレールフェアとあって家族連れが多く見られました。寝屋川市駅から寝屋川車庫までは徒歩10分ほどですが、狭い道に多くの人が集まっていて交通整理が行われていました。
10月30日で運転を終了するキキ&ララトレインが特急の幕を出して参戦してました。よく考えたらこの車両撮ったの2回目です。交野線を走行する画がないですねぇ・・・29日か30日に3DAYチケットで行ってみようかな?
正直人が多いところは苦手で、あまりこういうイベント参戦は実は好きではないのですが、今回どうしても来たかったのは、こいつを見るためです。そうですびわこ号です。いつもは北びわこ号を見てますが、今回は京阪のびわこ号を見るためにやって来ました。見た瞬間からテンション上がりましたね。これと吹田の急電だけは見ておきたいと思っていたのです。あとはP6が見れたらそれで満足です。
この子は何なんでしょうか。Wikで調べたら京阪70型という入替車両らしいですね。なんでもびわこ号を牽引するためにワガヤネヤガワ号という名前までついているとか。初めて知りました。
びわこ号は車内も見ることができます。レトロな車内はきれいに整備されていました。
こちらは連接台車の上にある車間部。丸い形で、ちょうど台車の真上に車体の連結部があることがわかります。
びわこ号の運転台。路面電車の風情ですが、仕切りが入り、中は狭い感じがしますね。実際に本線走行などを行ったらすごいことになるんでしょうね。
洗車に向かう7200系は幕が深夜急行宇治になっていました。こういったところはイベントならではですね。ということでアッという間でしたが、ファミリーレールフェア見学を終えました。寝屋川市駅に着いてからプレミアムシートを見て来るのをすっかり忘れていたことに気づきました。
10月8日土曜日。JR東海のF1臨1本を四日市~南四日市間の踏切で撮って、今度は近鉄のF1臨を撮りに新正まで戻りました。新正の駅で撮ってもよかったのですが、F1臨はアーバン使用のため、側面の幕も撮りたいので、新正駅近くの築堤で待つことにしました。
選考の普通伊勢中川行きで練習。後方に写っているのが新正駅です。
9時08分頃近鉄唯一となったF1臨特急白子行きが通過しました。以前は一般車使用の特急白子行きもありましたが、今年はこの1本のみと少し寂しくなっています。F1自体があまり盛り上がっていないというのも臨時列車運転縮小の要因かもしれませんね。
この後新正からまた歩いてJR方面へと移動。先に鈴鹿臨を撮った場所がベストでしたが、貨物も撮りたいので、ちょっと足を延ばして四日市駅近くまで歩きました。何とか特急鈴鹿グランプリ3号には間に合いそうでしたが、四日市駅舎などを撮っていると時間が超過してしまい、近くの踏切での撮影に失敗してしまいました。
いい感じでカーブを描いて進入する列車を撮影できるポイントを見つけたのですが、一足先に特急鈴鹿グランプリ3号がやってきて撃沈。何とかその姿は捕らえることはできましたが、幕も臨時でなんかイマイチな結果に終わりました。残念!
10月16日日曜日。この日は京阪ファミリーレールフェア開催ということで京阪を訪問しました。まずは久しぶりに京阪撮影に大和田へと足を運びました。
しばらく撮影に来ていない間に13020系が2本デビューしてたんですね。この日は新鋭2本とも撮影できました。こちらは門真市で撮影した13023F準急淀屋橋行き。
こちらは13024Fの区間急行萱島行き。これで13020系は暫定コンプリートです。
しばらく撮影してナイトなかなか物珍しいものが出てきます。こちらは3003Fのびわこラッピング。以前はヘッドマークだけでしたが、ラッピングされています。
そして8000系プレミアムシート改造のための暫定7両編成です。8連より7連の方が数を増やしており、逆に8連の方が貴重そうですね。
この日撮った洛楽は後半の2本のみでしたが、2本とも8001F、8005Fの7両編成でした。行楽シーズンには混雑するので7連では輸送力不足が懸念されます。そういったこともあってか、今年のもみじのシーズンには洛楽が増発されるようです。
10月8日土曜日。この週も近鉄週末フリーパスを使用しました。本当は四国遠征を目論んでいたのですが、イマイチ気乗りしなかったので、鈴鹿臨と5263レを撮るためにまずは9月17日と同じルートで海山道へやって来ました。
大阪難波発6時00分の土休日限定の朝一アーバンは、今回は意外に乗っていました。大和八木からは50%ぐらいの乗り具合になりました。前回は30%にも満たないほどの乗りだったので、3連休だから多いというよりもF1観戦の人の利用が多かったのかもしれません。
5263レは今回は陸橋まで行かずに海山道駅前から撮影しました。今回はDD51-809更新色が牽引してきました。8時17分頃通過。今回はこれにて撮影終了。塩浜への追っかけはなしです。
この後、海山道から新正へ移動。新正から歩いて10分ほどの距離にあるJR関西線の踏切付近で撮影しました。まず特急南紀1号がやって来ました。鈴鹿サーキットの最寄りの鈴鹿サーキット稲生にも臨時停車するためか、6両の長編成?で運転されていました。所定は4両ですから2両増結しているようです。
そして今年から味気なくなった臨時快速はキハ25系4両編成でやって来ました。これまではキハ40が頂戴編成を組んでやって来ましたが、キハ25系にすべて置き換えられたので、当然ながら鈴鹿臨もこちらが主役になっていました。とりあえずこの1本を撮って一旦近鉄へと戻りました。
10月10日月曜日体育の日。この日は、朝から近鉄詣でだったのですが、昼に所用があったので、梅田まで戻ってきて、鉄活動の締めに75レを撮りに岸辺へとやって来ました。
岸辺は75レを狙う人よりも北びわこ号回送を狙う人が下りホームに集まっていました。事前に北びわこ号通過が遅れているという情報を見ていたので、とりあえずじっくり75レを撮りました。2087号機牽引で15時59分頃通過です。
北びわこ号回送はさすがに下りホームは満員御礼過ぎて、入る余地がなかったので、ひとっ走りしていつも5087レや75レを撮る駅外のポジションに移動して撮りました。時間があれば、もう少し東へ行ったのですがねぇ・・・歩く時間は十分にあったかもしれません。撮り逃すよりかはこれはこれでヨシとしておくのがよいです。動けば撮れない、動かなければいい画が撮れない。このジレンマは撮り鉄永遠の課題です。
9月25日日曜日。この日も朝から週末フリーパスで近鉄行脚です。本当は伊勢志摩方面へ行きたかったのですが、如何せん天気が気になるのとこの夏の疲れが出て、イマイチ気乗りしなかったので、チカテツで終わらせました。前週と同様に、また阪奈アーバンを狙いに朝から奈良線を訪問しました。
今回は何度か足を運んでいる枚岡駅へとやって来ました。ちょうど枚岡神社の秋祭りが行われるようで駅には提灯が掛けられていました。
駅のすぐそばに枚岡神社はあります。なかなか由緒のある神社のようで、なんでか軽い感じの登山に向かう妙齢の人たちが集まっていました。生駒登山の出発点でもあるのでしょうか。
額田へ移動してULの次はISLです。土休日朝の阪奈特急は間合い運用で色々な車両が入っていますね。さすがに50000系の姿はありませんが・・・意外と学園前あたりからなら50000系の特別料金を払って乗ってくれる人がいるかもしれませんね。
額田駅も秋祭りの幟が立っていました。秋祭りのシーズンだったんでしょうね。五穀豊穣というやつでしょうか。
しかし、額田あたりは生駒山への登り口だけあって勾配が急ですね。たまに枚岡とか額田では出発時に少し落ちる電車もあります。車で言う坂道発進というやつですね。電車の方が車よりも坂道発進は難しいのでしょうね。
10月9日日曜日。島本で5085レゼロロクと5087レを撮影し、少し休憩した後、岸辺で75レを撮影しました。この日はカラシ塗装の2127が登板ということで、岸辺は撮影者で大盛況でした。
岸辺で撮影後、急ぎ75レを追っかけて移動しました。久々の75レ二発撮りです。そろそろ日没時間が気になってくるJR神戸線内の撮影ですので、少ないチャンスを活かしていきたいところです。二兎追うものは一兎をも得ずと言いますが、今回は二兎追って摩耶へやってきました。摩耶も満員盛況でした。ちょっと影が多くてイマイチな画に終わりましたが、無事ニ~イチニーナの75レを撮影できました。
二羽目の兎は西灘へ移動して狩りました。今度の兎は阪神5700系ブルーリボン賞受賞記念の装飾電車です。なかなか派手な顔になっていますね。王冠かぶってるやないですかいな。これを西灘で撮って、これにそのまま乗って神戸三宮経由で撤収しました。
9月24日土曜日。大雨の中、吉野川橋梁で青の交響曲を撮影し、吉野神宮から吉野駅へと到着。この日は、実は青の交響曲を撮影しに来たのではなく、乗りに来たのでした。これまでの撮影はあくまでも前奏曲です。
吉野山へのロープウェイの千本口を見物。吉野駅周辺を雨の中、ちょっとだけ散策して、メインの青の交響曲乗車へと向かいました。
吉野駅には吉野杉を使った駅名板がありました。久々にやって来ました吉野駅。
青の交響曲は既にホームに停車してました。というか先ほど撮影したヤツが吉野駅で待機しているだけですね。折り返しまでの時間は余裕があります。既にこの列車に乗り込む準備万端な乗客がホームをうろうろしてました。マニアの姿も多いですが、一般の利用者がまだ多いですね。とはいえ、運転開始から2週間ほどで指定が取れるぐらいですからしまかぜほどの人気はないようです。
BlueSymphonyのエンブレムが黄金に輝く青の交響曲。若干大阪阿部野橋の表示がアナログチックに感じます。この辺りは改造車丸出しといった感じです。
車内はグリーンのモケットの重厚なシートが並んでいます。写真はテーブル付きのツインシート。4人掛けのサロンシートもあり、そのほかは、1-2列配置のシートが並んでいます。
2号車のラウンジシートは大盛況でした。ラウンジの片隅にはライブラリーがあり、吉野に関する本が並べられていました。向かいにはベンチが置かれて、そこで本が読めるようになっていました。本の中に青の交響曲が表紙になった鉄道ファン10月号が置いてあったのはご愛嬌といったところでしょうか。
車内は6000系通勤車だったとは思えないほどの変わりようでしたが、天井を見上げると・・・年代物のクーラーが鎮座してました。外観といい、このようなところはやはり6000系だったことを隠せないようですね。
ラウンジカーでの飲食サービスが売りの青の交響曲ですが、橿原神宮前で途中下車していった隣客は食い散らかしを置いて降りていきました。酒が入っているのでやりたい放題なのかもしれませんが、この後、橿原神宮前から乗り込んで来た人が、食い散らかしの対処に困って、床に置いてました。途中の乗り降りはあまり考慮されていないのかもしれませんが、乗客の入れ替わりがあるのであれば、飲んだ後、食べた後の処置を何とかしないといけませんね。ごみとして処分できない本格的な器が仇になった感もあります。この辺りは、ほかでも最近はやっている飲食ができる観光列車の今後の課題かもしれませんね。
足の方は遅くもなく速くもなくといったところで、吉野線内、南大阪線内ともにフツーの特急と同じ走りでした。大阪はすっかり雨が止んでおり、吉野で購入したビニール傘が邪魔になるぐらいでした。大阪阿部野橋到着後は、乗客たちのミニ撮影会が開催されました。このような撮影会が行われるのも今のうちなんでしょうか。秋の行楽シーズン以降、桜が咲くまでの間に青の交響曲は最初の正念場が訪れるように思いますね。