EXPRESS DIARY~鉄人日記~

鉄道に関することを日々徒然なるままに書いて行こうと思います。

紀州鉄道

2010年07月31日 | ローカル線

100731kisyu1  今日は18の先取り消化試合第2試合で紀州鉄道に乗りにいきました。紀州鉄道は2度目ですが、以前は古い気動車が運用されていましたが、北条鉄道のレールバスに置き換わってからは乗っていなかったのと沿線風景の撮影もできていなかったので、18がある期間で乗ろうと企てておりました。もっとも実際のところは福知山方面へ撮り鉄に行くように考えていたのですが、起きてみるとわずかながら寝坊!取り立てて福知山方面にネタがあるわけでもないので、予定を変更して紀州鉄道へ向かうことにしました。梅田まで阪急で出て、大阪からとりあえず野田まで環状線に乗ります。野田でついでに環状線の撮影を行います。狙いは快速京橋行き。マニアックな列車です。こんなマニアックなものを追いかける人は皆無に近く、撮影者はしばらく私一人でしたが、しばらくして2人ほど来られましたが、特にネタもないのか、すぐに撤収されてました。100731kanjyo223e404

 環状線で一仕事終えて、阪和線で113系でも撮ってやろうかと思って、天王寺へ向かい、とりあえず阪和線の高架ホームへ。221系快速が停まっていたので、とりあえずそれに乗り、すれ違う列車に113系はないかをチェックします。しかし、対向の快速は223系がほとんどで113系の姿はありませんでした。仕方なく、日根野まで向かい、日根野で関空紀州路の解結シーンを動画撮影し、そのまま紀州路で和歌山へ。途中和泉砂川で113系の回送が停まっていましたが、113系の運用はもっと早い時間だったようです。平日は9時過ぎ頃だったように記憶しているのですが、土休日は違うんでしょうか?まぁ113系は紀勢線でも見られるので、とりあえず先を急ぎ、和歌山で117系紀勢線電車に乗り換え、御坊を目指します。117系で爆睡しましたが、背もたれがやたら直角に近い感じがして少々寝にくかったです。

 御坊到着後は3分の連絡で紀州鉄道が発車。予想通りキテツ1と名付けられた元北条鉄道のレールバスが停車しています。後部の運賃箱が壊れているようで、社員さんが汗水たらして奮闘されてました。レールバスの車内はクーラーは入っているものの、バス用のクーラーだけに効きが悪く、車内は結構暑かったので、作業されている方は大変そうでした。受験生に人気の学門駅、紀伊御坊にはかつて活躍していた気動車が置かれており、結構ミニ鉄道にしては見るところがあります。終点の西御坊でもさらに先へ続く線路が放置されており、ここを探検してみるのも面白そうです。もっとも暑過ぎるので、探検は取り止め。速攻次の列車で御坊へと折り返しました。100731kisyu603


SRC最終に近い撮影&播但線221系など

2010年07月29日 | SRC

100725yumesaki25012  暑さにグロッキーだった名古屋遠征から一夜明けて7月25日には超~早朝3時30分に起きて、今度はクルマにて撮影遠征。遠征と言っても近場で、恒例のSRCの撮影へと出かけます。茨木、福島で撮ったSRCも季節的にそろそろ撮影限界が訪れようとしています。今回は野田か新大阪かと思いながら車を転がしていましたが、思いつきでゆめ咲線へ。西九条を出たところの運河で撮影することにしました。福島の時は時間に余裕がありませんでしたが、今回は余裕を持って到着。昼間は物凄いぴ~かん続きの毎日ながら早朝に限って雲が多く立ち込める生憎の天気。露出はまぁまぁだが、安物カメラではISO感度を上げ過ぎるとロクでもないので、多少暗くても後で...と言うことでカメラをセットして、SRCの通過を待つ。103系が1本通過した後、待望のSRCが通過。西九条のカーブがきついのかかなりゆっくり走ってきたので、余裕で撮影することができました。
100725bantan221b112  ここまでは遠征と言うよりも早朝練習みたいなもの。ここからが遠征モードです。といっても遠征にしては近場になりますが...ナビに従い、43を走り、途中尼宝線に入り、宝塚ICから中国道に入ります。ここから目指すは播但道の市川北IC。ここで降りて播但線の撮影に向かいます。撮影の目的はキハ181系はまかぜ...が普通の撮影者ですが、私は異常なので221系普通。撮り潰しできていない新野駅の撮影も兼ねて同駅付近で、播但線に1本しか走らない221系を撮影しにわざわざ高速を使って移動しました。下りは間に合いませんでしたが、上りになんとか間に合い、新野~鶴居間にて221系を撮影。これにてネタは終了。はまかぜまではあまりにも時間がありすぎるので、以前餘部のついでに立ち寄っているので、播但線撮影はこれにて終了。ここからただで帰っては詰まらんので、播但道で姫路へ出て、姫路から目指すは白浜の宮!まずバリバリの撮り鉄では出てこない発想の地で、朝の時間帯停車する直通特急を撮影。駅敷地外からの撮影はなんとなくうまく行き、続いて同様に朝の時間帯に直特が停まる荒井へと足を運びます。ここでは入場券を買って駅ホーム内で撮影。まぁなんとなく直特が停車する雰囲気が出る画にはなったのかどうかはともかくとして、とりあえず撮影に成功。さすがに滝の茶屋まで足を延ばす気にはならず、早々と撤収。前日に続いて暑さに負けて撮影を続ける気力がなさ過ぎです。もっとも睡眠不足もあったので、この日は早めに切り上げて正解だったと思います。100725sanyoshirahamanomiy2


名古屋遠征

2010年07月28日 | JR

100724tokaido383a5  7月24日は18きっぷを利用して名古屋方面へ出かけました。18きっぷ使用開始早々なんですが、いきなり消化試合に近い使い方です。とりあえずの目的は名鉄の撮り潰し。名古屋本線と三河線が部分的に取り潰せていないのが気になっており、どうせ18も余るだろうからといきなり日帰りの消化試合に出かけてきました。
 高槻発7時31分の新快速に乗車し、一路米原へ。8両編成のため、京都まで激込み。京都で減るかと思いきや、減るどころか入れ替わっただけで多少増えた感さえありました。草津あたりで減るだろうと立ちながら楽観的に考えていましたが、草津で減ることもなく、近江八幡でやや減ったものの、結局米原まで席にありつくことはできませんでした。
 米原で新快速から降りた人が退去して東海道線特別快速豊橋行きに乗り換えているのを見ると18の利用者が多いことを思い知らされます。もっとも昔は米原~大垣間はひどい時だと3両編成で、1時間おきの運転しかなかったこともあり、ラッシュ時並みの混雑と言うことも珍しくありませんでした。しかし、今は30分毎の運転で、電車は土休日は直通が多いので、特快や新快の6両編成が入ってくるので、席にありつけるかどうかはともかく、ある程度楽に移動できるようにはなっています。しかし、米原で席にありつけない場合は、名古屋までほぼ座れるチャンスはないと見るべきで、そこを逃すと豊橋まで立ちっ放しと言うことは十分考えられるので、18旅行を楽しむ方は米原で余裕を持った行程を組んだ方が得策と言えるでしょう。
 名鉄の撮り潰しだけでは面白くないので、どこかで東海道線の撮影をしようと思い、柏原あたりで降りようかと思いましたが、如何せん暑さが物凄いため、降りるのを早々と断念してしまいました。駅なかで撮ると言うことでちょっと中途半端な西岐阜で降りて、貨物や特急ひだなどを撮影し、さらに尾張一宮へ移動して、しらさぎ、しなのを撮影してから名古屋へと向かいました。名古屋へ来ればとりあえず駅きしめんと言うことできしめんを食して、いざ名鉄へ。まずは名古屋本線で知立へと向かいます。急行に乗り、撮り潰しを開始。名鉄は急行でも120km/h運転を行いますが、豊橋方面はあまり線形がよくないのかそれほど速度を出しません。急行の走りについては岐阜方面のほうが迫力があるように思います。知立からは三河線の猿投方面行きに乗車。今回の目的はこれだけなので、とっとと終わらせてどこかで撮影しようと言うのが当初の目論見でした。しかし、猿投に着いて、そこからまずはJRへ戻るため、刈谷へ向かいましたが、どこへ行っても暑さが和らぐはずもなく、これで撮影してたら熱中症で死ぬかも!なんて大げさに思うほどの暑さでした。暑さには勝てず、刈谷で多少撮影したものの、名古屋遠征は暑さに負けて超~早めに切り上げることにしました。100724mikawachiryu


久々四国遠征8

2010年07月27日 | JR

100719yosan5000m2  高松で大阪では考えられない(なか卯は除く)固めのさぬきうどんを食して、気合を入れて快速マリンライナーに乗り込む。予定よりも2本ほど早めのマリンライナーに乗り、最終行程を楽しむ。行きにも感じたが、マリンライナーの利用者は以前よりも減っている感がある。とりわけ岡山~高松間の直通利用は少ないように思う。途中の坂出や児島での出入りが激しく、橋を渡る需要はまだまだ少なくないが、それでも高速1000円の影響は否定できないところだろう。
 マリンライナーは予讃線内でも130km/hで突っ走るはずだが、120km/h前後で走ることが多く、MAXまでスピードを上げることはなかった。瀬戸大橋線ではほぼMAXのスピードで走っており、橋の区間を除く、特に本州側の橋から児島までの区間は130km/h運転を連続して行っていた。茶屋町からは単線のまだまだ点在するため速度が落ちる。早島付近も複線化されたが、肝心の岡山~大元間がまだ単線として残るし、大元~備前箕島間も単線のままだ。フリーゲージトレインの開発もなかなか進展してないし、新幹線が全国各地へ延びるなか、四国だけが鉄道の高速化から取り残された格好になっている。基幹の瀬戸大橋線の複線化はもちろんのこと、新幹線を四国まで持ってくる努力の方も引き続き行って欲しいところだ。100719setoohashi

 岡山到着後は予定よりも早く着いたので、岡山地区で増殖中の一色塗りの電車や気動車を撮って、新幹線の予約を何本か早めて帰阪しました。新幹線は岡山始発のひかりに乗りましたが、さすがに席はなんぼか空いていました。それでも普段は岡山からは空いているひかりも3連休最終日の夕方の列車とあって結構な乗り具合ではありました。ちなみにのぞみはどの列車もほぼ満席状態。レールスターも当然ながら満席ということでした。100719kibi471094


久々四国遠征7

2010年07月26日 | JR

100719yosan548  伊予鉄撮り潰しを早朝から速攻で済ませて、後ろ髪を引かれながらもJRに戻り、撮り潰しをする。予讃線松山~伊予市間は前日日没により撮れていないので、ここを往復して、そして最終日の難関である予讃線全線制覇に取り掛かる。松山~伊予市間は電化されているが、伊予市以遠への運転も多いので、気動車列車が多い。特急はもちろん、普通も気動車列車が多く、伊予市折り返しの区間電車を除いて気動車で運転されている。行きはキハ54、帰りはキハ32で片道は電車の登場を期待したが、折り返しの都合でそうはならなかった。松山に戻り、土産を購入してから、再び予讃線の旅を始める。特急では何度も行き来してきたが、普通列車のみで予讃線を巡るのは初めてである。乗り潰しで特急などを利用して効率よく回るのもいいが、各駅停車の旅は沿線の状況などがよくわかるので、こちらも捨て難いものがある。もっとも特急列車の快適さに勝るものはない。18旅行ではないので、特急を利用すればいいところをわざわざ普通で行くので、少々損した気分にはなる。
松山からは7000系単行の旅となる。単行電車はJRでは案外珍しく、新型では他にJR西の125系ぐらいしか思い浮かばない。松山を出るといきなり快速ぶりを発揮してくれ、線形のいいところでは110km/hでかっ飛ばしてくれる。特急ばかりが早いと思っていたが、予讃線では普通も結構飛ばしてくれる。途中伊予西条で乗り継ぎがあり、30分程度余裕があったが、四国鉄道博物館に足を向けるべきかどうか迷ったが、時間が中途半端だったのでやめにした。また次の機会には足を運びたい。伊予西条からも7000系単行で、これで観音寺まで行く。予讃線は海沿いを走る区間が多いが、山越えの区間もあり、平地ではかっ飛ばす7000系も山の中ではスピードが落ちる。予讃線はほとんど全てと言っていいほど1線スルー化されており、部分的にしか1線スルーになっていない土讃線との違いを感じる。
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 観音寺からは高松都市圏となり、ここで漸く2両編成の121系が登場する。高松都市圏といっても、快速マリンライナーを除けば最大で4両編成が走るのみなので、ここも小さな都市圏である。利用の方もそれほど多くなく、以前はもう少し利用者がいたように思うが、高速道路の影響などで利用が減っているのだろうか?宇多津で特急列車の増解結作業を見るため一旦下車する。宇多津は立派な高架ホームだが、ホームは閑散としており、利用者はそれほど多くないようだ。小1時間ほど上下特急の増解結を見物して高松へと向かう。岡山へ向けて帰るだけなので高松に行く必要はなく、坂出で乗り換えてもいい。しかし、もう一度高松でうどんを食べるためと帰りのマリンでかぶりつきをするために高松へと向かった。100719yosan12112


久々四国遠征7

2010年07月25日 | 中小私鉄

100719iyotetsudogoonsen  7月18日は四国遠征最終日。勝山町付近のスーパーホテルに宿泊していたが、早朝から道後温泉に朝風呂へ行こうと電停まで行ってみるとまだ電車が動いていない。6時から道後温泉の湯に浸かれるということだったので、朝早く起きたのに電車がないのでは話にならない。仕方ないのでタクシーで…とならないのが私である。とりあえず歩いて道後温泉へ向かう。別にタクシー嫌いではないが、困った時は歩くことが非常に多い。30分近く歩いて道後温泉の駅に到着。ここでとりあえず記念撮影。そして坊ちゃんの湯目指して一目散。早朝6時台と言うのに坊ちゃんの湯は盛況だった。さっとカラスの行水並みに湯に浸かり、疲れをとるもくそもなく、坊ちゃんの湯から出て、早速鉄活動へと戻る。つかの間の観光とはまさにこのことであろう。道後温泉を皮切りに伊予鉄撮り潰しの旅を始める。手始めに環状線を撮り潰す。松山駅前行きに乗車する。車両は最新の低床車2100形である。早朝だけに利用者が少なく、快適に撮り潰しを行える。もっとも後ろ被りだったので、逆光になったのが残念なところだ。松山駅前で乗り換えて環状線の旅を続ける。松山駅前からは単線になり、民家の裏を走り抜ける路線で、江ノ電みたいで面白い。乗った電車が松山市駅前行きだったので、そのまま松山市駅前まで行き、続いて本町線撮り潰しのため、南堀端まで行き、本町線電車に乗り換える。本町線は20分ヘッドのためなかなか電車が来ない。道後温泉方面直通ばかりが運転されているが、間に松山市駅前発なども挟んで10分毎の運転にしてほしいところだ。もっとも需要もそれほどないし、単線なので増発は難しいかもしれない。本町6丁目までほぼ貸切状態で、ここから再び環状線で松山駅前へと向かう。大手町付近で電車線とのコラボを撮りたかったが、時間の都合でこれはパスして、慌ただしい伊予鉄撮りつぶしを終える。坊ちゃん列車など見所はまだまだある伊予鉄だが、それらは以前楽しんでいるので、今回は撮り潰しに限定してそそくさと立ち去ることにした。100719iyotetsudogoonsen2 100719iyotetsuhonmachi6


久々四国遠征6

2010年07月24日 | JR

100718yosan4711182  伊予市でキハ2000系の快適な旅を終えて、予讃線ローカルに乗り換えて、予讃線旧線の旅を楽しむ。予讃線旧線にも乗車済みだが、今回乗り直しということで早速隣のホームに停まるキハ47に乗り込む。以前乗った時はキハ185系の特急車崩れの車両に乗ったが、今回もそれが来るだろうと思っていたら予想に反してキハ47だった。JR西では結構な確率で当たるキハ40台の気動車だが、四国では新車投入に伴いなかなかお目にかかる機会が少なくなってきている。予讃線旧線は海沿いを走るイメージが強いが、向井原からしばらくは山の中を走る。朝に乗った土讃線や土佐くろしお鉄道、さらには17日乗った牟岐線でも梅雨の残り雨が降っていた区間があったが、予讃線でも小雨ではあるが、雨に遭ってしまった。旧線に並行して走る国道378号線は通称夕やけこやけラインと言われており、夕焼けが綺麗なところで有名である。予讃線でも下灘駅からの夕焼けは絶景とされており、18きっぷのポスターの写真に用いられるほど有名である。残念ながら日の長いこの時期は夕方に差し掛かった時間でも日は高く、夕焼けを眺めながらの道中というわけにはいかなかった。それでも下灘駅にはカメラマンがスタンバっていたり、見学者が下車するなどなかなかの有名ぶりだった。旧線は内子線に比べ線形が悪いこともあり、普通しか走っていないこともあって倍ぐらい時間がかかる。のんびりした道中で、利用者も少ないが、山側を経由して途中の利用はあまり見込めない内子線よりはローカルの利用は多いようだ。伊予大洲からは再び特急宇和海で松山へと向かい、松山にて宿泊し、最終日は伊予鉄を皮切りに予讃線撮りつぶしへと向かう。100718yosan


久々四国遠征5

2010年07月23日 | JR

100718yosan2110  宇和島まで予土線ローカル列車の旅を楽しみ、続いて漸く特急列車の旅を楽しむ区間となる。特急宇和海で伊予市までキハ2000の走りを楽しむ。宇和島駅に来るのも3度目程度だが、乗り継ぎ時間が少なく、いつもバタバタしていた感があったが、今回は少しゆっくり目の乗り継ぎのため、駅舎を見たり、買い物をしたりとじっくり宇和島駅を見ることができた。駅前に闘牛の銅像が立っているのと汽車が置いてあるのが目につくところだ。後は南国ムード漂うヤシの木。高知や宮崎、さらには新宮などでも見かける光景だが、宇和島でも南国ムードを盛り立てていた。特急宇和海に乗車するにあたり、座る位置は指定ではないものの、先頭のかぶりつき席と決めていたので、早めにホームに入り、席の確保を行う。幸いにして宇和島発車時点では空いており、かぶりつき席を確保して前面展望を楽しみながらの道中となった。宇和島発車時点でこそ、利用者は少なかったが、途中八幡浜あたりまで利用者を増やし続けていき、自由席は大体席が埋まる程度になっていた。南予と呼ばれる愛媛県南部は高速道路の整備が遅れている分、まだ鉄道の活躍の場が与えられているということなのだろうか。もっとも高速道路の末端部では無料化の実験も行われており、道路網の整備もとどまるところを未だ知らないため、そのうち宇和島まで高速道路が延びてくるのも間違いないところだろう。

100718yosanuwajima  キハ2000系は土讃線同様予讃線でもかっ飛ばしていく印象が強いがそれでも急こう配急曲線が続く予讃線南部では速度を落とさざるを得ない区間が多いし、駅の1線スルー化が進んでいないところも多い。高規格路線と言える内子線に入ってからは物凄い加速で走り続けていき、本来の性能をいかんなく発揮している。キハ2000の高性能を考えれば予讃線南部の高速化事業が行われればもう少しスピードアップも可能になるものと思われるが、道路整備と違い、鉄道の整備は延々遅々として進まない。


久々四国遠征4

2010年07月22日 | JR

100718yodo321  土佐くろしお鉄道で窪川に戻り、3度目の乗車となる予土線へ。前回の乗車時はトロッコ列車が連結されたキハ54だったと記憶しているが、今回はトロッコがないため、予土線の主力であるキハ32だった。窪川から元来た道を辿り、川奥信号所でキハ185系が牽引?するトロッコ列車とすれ違い、予土線へと足を踏み入れる。鉄道建設公団が造った高規格線路を快適に走り、四万十の渓谷もゆっくり楽しむ間もなく…というのは少々大げさだが、それぐらい軽快な走りで、江川崎までは走った。そこから先は軽便鉄道規格で造られた区間が存在するため、まさにノロノロ運転。この冬に訪れた三江線でも全く同じ光景が展開されていたが、どちらも利用者が少なく、運転本数が少ないという点ではよく似た路線である。もっとも利用者も運転本数も予土線の方が多く、見所も多いように思う。北宇和島手前で峠越えがあり、急こう配をそろりそろりと下りて行き、漸く北宇和島に到着。予讃線普通と連絡するが、ここはパスして宇和島へと向かう。100718yodo32501


久々四国遠征3

2010年07月21日 | JR

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100718tosadenyashiros3  7月18日は土佐電伊野線撮り潰しから始動。スーパーホテル高知に宿泊したので、土佐電に乗るには同ホテルから少し歩かなければならない。朝一の伊野行きに乗るために5時に起床した。連休と言うのに朝寝坊しないところは睡眠時間が少ない方の私らしいところだ。というより鉄に没頭しなければここまで早い時間には起きることもない。早朝のはりまや橋周辺はさすがに人気も少ない。しかし、ホテル周辺は旅立ちの準備をする人で結構にぎわっていたりする。電停の方はというと私一人がいるのみで、誰もいない。クルマもまばらだが、電車の利用はもっとまばらで、まばらと言うよりはりまや橋から終点の伊野までずっと私一人の貸し切り電車だった。途中単線区間では路面電車では貴重なタブレットの交換が見られたり、前日に続いてなかなか見所が多い土佐電だが、後免方面と違い、伊野方面は前回乗った時もそうだったが、利用者は極端に少ないようだ。JRと並行して走っているのは後免方面も同じだが、結構伊野線は近接して走っているので、利用者がJRに流れているのかもしれない。それ以上にクルマ社会なので、クルマに負けているという方が正しいのかもしれない。

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100718dosant9640112  伊野でJRに乗り換えて、一旦高知へと戻る。ローカル列車ばかり乗って、周遊きっぷの元が十二分に取れたとは言えない鉄旅行だったが、撮りつぶしに関してはかなり進行したという手ごたえを持って帰ってこれたのが収穫と言えば収穫だ。高知で500円と言う割安のかつお飯を購入して腹ごしらえをして、土讃線を西へ向けて歩を進める。直前に特急南風が走っていたが、これはパスして須崎まで普通列車の旅を楽しむ。楽しむというよりもただ単に撮りつぶしを楽しむだけとも言える。須崎で後続の特急に乗り換え、窪川まで特急で立ちかぶりつきをする。窪川から中村まで土佐くろしお鉄道内はじっくりキハ2000系の走りを楽しむ。中村で折り返して再び普通の旅となる。宿毛までは以前に2回ほど到達しているので、今回は中村で折り返して窪川から予土線に入り、宇和島、さらには松山へ至るルートで旅をする。前回も似たようなルートで旅はしているが、宿毛へ行ったり、朝一でごめんなはり線に乗ったりしていたので、予土線に入る時間が遅くなっていた。今回は少し早い時間に予土線に入り、その後の予讃線も日のあるうちに回れるように行程を組んだ。川奥信号所のループ線などを満喫して中村線の旅を終えて、続いて四万十の清流に沿う予土線の旅へと進む。100718nakamura2104


久々四国遠征2

2010年07月20日 | JR

100717tokushima185アンパンマン列車使用のキハ185系剣山/徳島

100717tokushimatokushima5 徳島で牟岐線から徳島線への乗り継ぎに時間があったので、ここで暑さに負けず徳島ラーメンを食す。GWは和歌山電鉄のついでに和歌山ラーメンを食したが、今回は徳島ラーメンだ。どちらも中華そばと言うだけあって少々似ているように思う。よく考えれば和歌山と徳島と言えば南海フェリーで結ばれており、以前から交流が深い地域である。ひょっとするとラーメンの交流もあるのだろうか?ラーメンに関してはただ単に食べるだけで味とか店の名前とか種類には疎いど素人なのでご許し頂きたい。なんせ最近でこそラーメン屋に入ろうかという気になりつつあるが、これまではラーメンと言えばカップ麺が一番という人間なので仕方がない。徳島ラーメンでお腹を満たして、一汗かいて、徳島駅に戻り、特急剣山に乗って阿波池田を目指す。3両編成のうち中間車にアンパンマン車両が組み込まれており、小さな子を連れた家族の利用がちらほらと見られた。もっとも午前中乗った特急うずしおや以外にも結構な乗りだった特急むろとと違い、特急剣山は終始空きっぱなしだった。こちらはうずしおとは違い、キハ185系と言う、それこそ急行車と言うには打ってつけの車両が使われている。ダイヤの方も急行並みで、便宜上急行よしの川から格上げされただけの名ばかり特急なので仕方ないところだろう。いまさら急行に戻したところで利用者が増えるでもなし。高速道路1000円や無料に対抗するには究極の高速化を図るか、同じように料金不要の快速に格下げするか、この二者択一しか生き残り策は見えないのではなかろうか。

100717tokushima18628子供に大人気のアンパンマン車両

100717tosadengomenmachi4  阿波池田からはこちらも高速道路に苦しめ続けられている特急南風に乗車。3両編成と言う寂しい編成で到着。さすがに3両しかないため自由席は混雑しており、立ち客も見られた。私も仕方なく…というかとりあえずデッキに立って後方から展望撮影を少し楽しむ。しかし、振り子の揺れが激しく上手く撮影できないため途中で撮影は断念。結局路線展望撮影は土讃線のみ残して、同線は今回乗車しなかった琴電琴平線とともに次回への課題となった。後免で特急南風から下車し、後免から徒歩で後免町へと向かい、土佐電の撮りつぶしへとかかる。乗りつぶしは既にごめんなはり線とセットで済ませてあるが、こちらも撮りつぶしがまだなので、日が長いのをいいことに撮影に勤しむ。後免町からはりまや橋までJRならすぐにでも行けるような距離だが、路面電車は停留所が多く、速度も遅いため、延々と目的地に着かない道中となった。土佐電は路面電車としては面白い線路がたくさんあり、マニア的に見所の多い路線のように思う。後免町からの利用は予想外にあり、結構長距離を乗りとおす人も見られた。夕方の時間だけに高知の中心部へと出かける人が多いのかもしれないが、想像以上に利用されているので少しほっとした。土佐電で高知駅周辺に入って、周辺を路面電車を撮りながらぶらぶら歩き、日没を迎えたため、19時ごろを潮時にホテルへ入ることにして長いテツな1日を終了した。100717dosan24583両しか連結されていない寂しい特急南風/阿波池田


久々に四国遠征

2010年07月19日 | JR

100717kotokun2000N2000形が運用される特急うずしお/高松

100717sanyos700b12  7月の3連休は久々に四国へ遠征してきました。本格的な遠征は2004年以来6年ぶりです。今回はとりあえず前回やり残したところを全てフォローしていくというのを目標にJR、私鉄問わずかなりの路線に乗ってきました。18シーズン外なので、周遊きっぷを利用しました。3日間利用ではもったいない気もしますが、行き帰りの往復も割引になるので、この切符ぐらいしかいい切符が思い当たりませんでした。まずは17日に朝一ののぞみに乗るために茨木へ。早朝からの活動はSRCの撮影で慣れているので、朝一ののぞみに乗るぐらいはまさに朝飯前です。残念ながらSRCの撮影ができるほど早く家を出なかったので、 それはまた来週以降にお取り置きということで、今回は断念。しかし、夏至を過ぎて日の出がだんだん遅く100717uno223p63なってきているので、SRCの撮影もタイムリミットが訪れようとしています。もう少し大阪寄りで撮らないと今後は露出が厳しくなるばかりです。朝一ののぞみは3連休初日ながらも空きがある状態でした。以前GWに博多方面へ指定も持たずに朝一の新幹線に乗ったらどえらい混雑で閉口してしまいましたが、高速1000円が響いているのか、あるいは長い梅雨の悪天候が災いしているのか、利用者数はいまいちでした。岡山から乗ったマリンも同様でした。高松でささっとさぬきうどんを食して、特急うずしおに乗り換え、こちらも3連休初日しては…という乗りでした。もっとも高徳線特急は以前からそんな程度の乗りだったように思います。四国の特急はどこも同じで編成が短いからある程度成り立っているが、一昔前と比べるとかなり利用が減っている印象が強いです。

 特急うずしおは区間区間ではかなり飛ばす列車ですが、如何せん停車駅が多過ぎます。以前は高松~徳島間の直行輸送に力を入れていたようで、国鉄時代にも急行阿波が同区間をノンストップで走っていたのは有名な話です。しかし、それも今は大昔で、明石大橋開業後は都市間輸送よりも地域輸送に力が入ったような状態で、小さな旅客でもなんとか拾い上げていくという涙ぐましいダイヤとなっています。特急と言うよりも急行と呼んだ方がふさわしい停車駅数です。N2000系は高松~徳島間程度の距離なら十分な車両ですが、こちらの方も特急と呼ぶには少々お粗末な感じがする車内設備、車内サービスです。走り自体は特急そのものですが、ダイヤと車内設備が急行レベルというのが特急うずしおに対する印象です。

100717mugimugi4  徳島からはやり残し始末作業第一弾の牟岐線へ。やり残したこととは遠征時恒例の展望撮影。四国各線は前回遠征ではほとんど特急で回ったこともあり、展望撮影をやり残した路線が多々ありました。それを成し遂げるために今回再訪した次第です。牟岐線も全線完乗済みで、その先の阿佐海岸鉄道は乗りも撮りも終わっていたので、今回は効率よく端折りました。牟岐まで特急むろとで移動。前回遠征時は牟岐から海部まで特急むろと崩れの普通がありましたが、今回は牟岐~海部間の普通が別途運転されていました。最新鋭の1500形単行が運用されており、牟岐線新時代を感じさせる一幕でした。海部まで撮り潰して、折り返し、海部から牟岐へと同じ1500形に乗り、牟岐からは1000形単行に乗り換え。ここから徳島まで延々と各駅停車撮り潰しの旅を敢行。途中雲行きが怪しい区間が多々あり、梅雨明け早々とはいえ、日本列島を水浸しにした梅雨雲がまだ少し残っているよう。牟岐出発時にはまばらだった利用者も徳島に近づくに連れ、増えていき、立ち客満載で徳島に到着しました。1500形の投入でキハ47などを追い出した形になっている牟岐線ですが、ご多分に洩れず車両編成両数が少々減っているように感じました。利用者減に苦しむJR四国だけに仕方ないところもありますが、昼間から立ち客満載では、利用者もクルマやバスへと逃げていくのも仕方ないところだと思います。この辺りは四国だけでなく、521系が増えたものの編成両数が減っているJR西日本の北陸地区などにも言えることだと思います。

100717mugi1508JR四国最新鋭の気動車1500形/海部


直通快速

2010年07月17日 | アーバンネットワーク

20100710yamatoji223ma22  御所で和歌山線直通の快速を撮影して、それに乗って王寺へと向かう。王寺で下車して、遅い?朝食を取り、続いて直通快速の撮影へと向かった。まずは王寺で撮影。直前に大和路快速が出て行ったが、ホームで待つ人の数は倍半分の違いがあった。続いて王寺から普通で河内堅上へ移動。同駅では桜絡みは撮ったことがあったが、S字での撮影がしたく再訪した。ここでも効率よく撮り、続いて久宝寺へと移動。ここからおおさか東線に入り、放出まで普通で先行して、放出で直通快速の入線を撮り、そのまま直快に乗って尼崎へと向かった。放出から乗車した直通快速は最後部の車両と言うこともあり、貸切状態。東西線内は各駅に停車するため、快速の貫録もなく、途中から乗ってきた客に“回送みたい”とダメだしされる始末。尼崎到着は外側2番線で、新快速と同一ホームでの接続は多少神戸方面との連絡を意識したものと思われる。もっともこの後に来た直通快速は3番線内側線ホームに到着したので、必ずしも新快速との接続が重視されているわけでもないようだ。100710tozai223ma12


御所にて快速撮影

2010年07月16日 | アーバンネットワーク

20100710wakayama221nc617  御所準急撮影後は特に目当てもないので、近鉄を辞して、御所線に乗って御所まで行き、御所からJRへと渡り歩く。御所駅前の踏切を渡ろうとしていたら末期色とも呼ばれる単色塗りの105系に遭遇した。一瞬オーシャンカラーにも見える塗装で、105系だけにあまり違和感はないが、単色塗りには違いない。ブラックフェイスの105系はアクセントがあるので、単色塗りでもそれほど違和感は感じられない。ホームに入り、221系快速の到着を待ち、和歌山線高田以遠では珍しい快速を撮影して、そのまま乗車して王寺へと向かった。これにして御所近辺の希少列車の撮影はつつがなく終了した。20100710wakayama105w113


御所準急

2010年07月15日 | ダイヤ

20100710kin61462  SRC撮影後は、始発に乗って近鉄南大阪線へ。前回の狙いは普通長野行きなど長野線電車だったが、今回は御所準急の撮影のため尺土へ。早朝のため普通での移動となり、長野行き普通で古市へ出て、古市から吉野行き普通に乗り換える。急行の有難味を感じざるを得ない南大阪線の早朝の移動である。尺土で普通吉野行きをチョイ撮りして、早速入線してくる御所準急を撮影。本当は御所で撮りたいところだが、御所まで足を延ばしている時間はなかった。平日ならもう少し本数もあるが、平日にここまで足を延ばせる時間はない。尺土で区間急行待避があるので、ついでに区間急行も撮影する。こちらは何度も撮っているが、南大阪線の区間急行も貴重度が増してきている。吉野からの直通電車だが、なんとかクルマでも転がして吉野で区間急行の姿を捕えてみたいものだ。20100710kin6301