本日で500系のぞみの運転が終了しました。500系は引き続き500系こだまとして山陽新幹線で活躍を続けますが、16両フル編成で300km/h運転を行うのぞみからは引退となりました。JR東海の標準規格から外れたり、座席が狭いなど後進の700系やN700系に比してこと居住性に問題があるなど利用者には必ずしも歓迎される面ばかりではなかった500系ですが、格好の良さでは今も抜きん出ており、ファンのみならず一般受けするデザインは非常に人気が高かったように思います。乗せる新幹線700系、N700系に対して、500系は魅せる新幹線だったなといま改めて思う次第です。
今日は最後なので綺麗に撮りたいという衝動に駆られ、西明石へと出向いてきました。大阪を出た時は雨模様でしたが、神戸あたりから晴れてきました。今日は新幹線移動ではなく新快速での移動です。新大阪から西明石まで検索をかけても新幹線ではなく、新快速が出てくるのは新幹線の減便のせいもあるでしょうが、新快速の利便性の高さを実感するところでもあります。西明石に着き、早々に入場券を購入して新幹線ホームへ。戦々恐々の思いを胸にホームに上がりましたが、0系の時ほどの人出ではなかったです。0系の時はそれこそホームの端から端まで鈴なりでしたが、今日はそれほどではなかったです。もちろんホームのあちこちに三脚が並ぶ光景は異様ではありましたが、0系の時はホームをファンが占拠したといっても過言ではないほどの状況でしたからそれと比べるとかわいいものです。以前来たときとは違うポジションで…と思ってポジショニングしましたが、何となく似たような構図のポジションとなってしまいました。昨晩からの雨が嘘のような晴れで、ラストを飾るに相応しい天気でした。出来もとりあえず満足いくものになり、上り最終の500系のぞみを見送り、西明石からは撤収しました。涙雨も覚悟していたので、想像以上に早い天候の回復に感謝したいと思いです。
西明石撤収後は再び新幹線より速い?新快速に乗り大阪へ戻ります。新大阪で日本海が撮れるという欲張りな行程をなんとかこなして、新大阪で好物のコロッケそばを食して一旦休憩を入れて、再び鉄活動を再開。今度は山崎を目指し、485系雷鳥を山崎カーブで撮ります。485系雷鳥も撮れる時間が限られているので、撮れる時に撮っておかなければなりません。フェンスができてから昔ほどの賑わいがない山崎ですが、雷鳥を求めてかガードレールに上って撮影する人がたくさん見られました。正直危ないので、私はこの名所では撮影を避けています。前々からも混み合うサントリー前を避けて、少し大阪寄りで撮るようにしていたので、フェンスができてもあまり影響を感じません。昼前の雷鳥のため少々光線状態が悪かったですが、まずまずの出来を得ることができました。続いて上り雷鳥を撮るため、京都寄りの踏切へ移動。こちらは名所ではないので、撮影者は一人おられたのみ。JRで二仕事終えて、続いては阪急へ移動…ほぼ昨日と同じようなハードスケジュールです[E:coldsweats01]
大山崎から阪急に入りましたが、大山崎は先週ほどの人出ではなかったです。これなら行けるかと思ったものの、水無瀬の方がいいかな?と思い、水無瀬へ移動。こちらは先週よりも多い感じがしましたが、ぎりぎり安全に撮れそうなので、ここで腰を落ち着けることにしました。前に入ってきたデジカメ坊やの肘が何回か気になりましたが、本番ではなんとか肘が入らず済みました。さすがに一眼で肘を張る人は少ないように思いますが、デジタル全盛の時代、小型デジカメや携帯での撮影者は肘を張る人が多いので気をつけなければ見事に肘を入れられてしまいます。デジカメで撮影する人はそのあたり気をつけて欲しいところです。