10月7日日曜日。JR和歌山線行脚第3弾です。打田駅から105系普通奈良行きで紀伊長田へとやって来ました。紀伊長田は単面ホームの駅で、駅の周りは畑があるのみといった感じでした。
駅の近くに厄除観音寺があったので、寄ってみたかったのですが、如何せん寺まで行くほどの時間がなかったので、軽く断念して普通和歌山行きで折り返しました。
紀伊長田からは岩出駅へとやって来ました。ここからはデータイムの30分毎運転区間に入ります。とはいえ、岩出で行き違いをするため、岩出では次の電車まで30分待ちとなりました。ここで食料を調達しようと駅周辺をうろついてみましたが、食料を調達できるような店が見当たりませんでした。いやいやコンビニの1件でもというのがなかなか見つからないのがローカル線なんですね。よろず屋でもいいんですけど、最近はそれもありませんね。
岩出から一旦王寺方面へ向かって下井阪で下車。ここでの折り返し時間はわずかでしたが、単面ホームの駅ながら乗降が多く、駅周辺には何もないものの、少し歩けばロードサイドに店もあり、なかなか岩出駅周辺よりも町を形成してました。やっぱり地方はロードサイドの方が便利ですね。鉄道もそこを活かしてロードサイドの店舗があるようなところに駅を造るのも一手かもしれません。旧市街地の再生というのは言葉では簡単でもなかなかうまくいくものではありませんからね。
続いて田畑と住宅街が入り混じる紀伊小倉へとやって来ました。ここは和歌山市の郊外で、まだまだ景色はローカルですが、ちょっと空気が変わって来るなという印象を受けます。
紀伊小倉から普通粉河行きで1駅戻って船戸へ。ここは紀ノ川を渡る鉄橋に近い駅です。できれば撮影して帰りたいところですが、如何せん電車の本数が少ないので、軽く断念して折り返しました。
船戸からもう少し行脚を続けようかと思っていましたが、如何せん腹も空いてきたので、折り返しの普通和歌山行きで和歌山まで戻りました。
和歌山へ向かう途中新在家で227系の姿をちらっと見ました。もう何本か出場しているようで、来春のダイヤ改正までに運用を開始するかもしれませんね。227系導入に伴い、和歌山線でもICカードの利用ができるようになりますが、車上搭載のICリーダーが設置されるため、和歌山駅には中間改札が設置され、チェックできるようにしてますね。まぁ、これは紀勢支線のICカード利用開始の意味合いもあるのでしょうが、和歌山線でもICカード利用ができるようになるのは喜ばしいところです。