2月19日は早朝5時30分頃倉吉の宿をチェックアウトし、倉吉発鳥取行きの始発列車に乗り込んだ。泊まで2駅。泊で降りて、地図を片手に初めての青谷踏切へ向かう。インターネットなどで調べた限りでは駅から徒歩20分程度とあったが、この時期早朝6時台はまだ暗く、暗中模索といった感じで暗闇の中を歩いた為、徒歩で何分かかったのかわからなかった。青谷踏切に到着!!列車移動では一番乗りと思っていたが、前日の伯備線同様車移動組が強く、既に10台近いクルマが踏切付近に停まっていた。取り急ぎ撮るポイントを探り、イン側の線路に近い位置の一番端っこ(要するに線路からは少し離れた位置)を確保した。場所取りに成功したものの、クルマ組と違い、列車組はその場待機となるため、出雲が通過するであろう8時30分ごろまで約2時間の間寒空の下、時折来る列車を撮影しながら待ちとなる。
6時30分頃だとまだまだ周囲は暗く撮影には適していないが、とりあえず練習がてらにローカルやスーパーはくとの回送を撮ってみる。初めての撮影地ではなかなか好アングルを掴むまで時間がかかるが、デジタルの場合、撮ってすぐ結果がわかるので、その点は便利だ。出雲通過までに物凄い数の撮影者が来るのかと思っているとさにあらず。最初の時点で20名を越えるぐらいの人数が揃っていたので、それ以上はほとんど増えなかった。山陰線は鳥取-出雲市間ではそれなりに列車密度も高いので、何本か撮影して感覚が掴めてきたが、どれも出雲よりも短い編成ばかりなので、アングル的には練習になっているのかなっていないのか微妙なところだ。
先週の餘部と違い、天候に恵まれていたので、出雲は定刻どおり青谷踏切に姿を現した。撮影は自分なりにはうまくいった感触があり、上の画の通りとなった。自分の腕ではこんなとこだなと自己満足に浸る(^^)V出雲撮影後はクルマ組はみな退散して行った。列車組は私だけかと思われたが、徒歩で来ている人もいたので、数人は列車利用で撮影に来たようだが、90%以上はクルマ移動で撮影に来ていた。何度も書くが、鉄道ファンとしては残念な限りだ。
鳥取へ戻って、鳥取からスーパーはくとに乗って帰阪する予定だったが、泊には9時台に停まる列車がなく、10時15分まで時間があったので、しばらく青谷踏切に残る。アングルを換えて上り列車などを狙っていたら、昨日宍道で見かけたほのぼの山陰がやってきた。ネタものではないらしく、青谷踏切で撮影したのは私一人だった・・・というかクルマ組は米子に長時間停車する出雲を再度狙いに行ったのだろう。スーパーおき4号まで狙ったみようと青谷踏切で粘っていたが、遅れが生じたらしくリミットの駅まで20分となる9時55分でも列車が現れなかったので、撤収しようとした瞬間踏切が鳴って見事に撮影!!しかし、その代償は大きく、駅までの時間が20分を切ってしまった!!行きに時間を正確に計っていなかったいなかったことが悔やまれる。乗り遅れるわけにはいかないので、駅までリュックに小さい三脚を担いで走った。普段の不摂生がこういう時には祟るが、なんとか10時15分の列車に間に合い、列車内で爆睡。鳥取に着いた時に食べた砂丘そばがうまかった。鳥取からはスーパーはくとで一っ跳び。はくとは満席状態で休日とは言え人気の高さを感じる。予定通り大阪に14時前に到着して、14時03分の阪急京都線の急行に乗り込み帰宅。なんとか今年最初のG1レースに間に合った!!しかもスーパーはくとの車内での学習が効いて、ユートピアとシーキングダイヤを中心に買い、最後に押さえたカネヒキリの1着からの3連単をGETして、今回の旅の足しにできた。いい一日だった。
~完~