ついたち早々、ロックの針が折れてしまって・・・。

１日。今日は御神酒や榊、お塩お米を取り替える日です。
それなのに今朝はいつもの時間に起きられなかったのです。

なんとかベットから立ち上がったのですが、身体が重たい。
時間が遅いのに（７時でした）急ぎたくても急げない。
グズグズ動くのは私自身嫌いなのに・・・。

御霊社や仏壇のお世話、洗濯や外の掃除を一通り終わって
食事が出来たのは１０時になっていました。
おそ～い朝食になりました。
今日は朝一番から洋裁をするつもりだったのに・・・。

まずは準備です。
２階からあるじが昔使っていました製図板を持ってきました。
私のテーブルの上に置き仕事台にしようと思っていました。

まずはこの間からのワンピースの仕上げです。
ファスナーを買ってきてましたので付けようと思って・・・、
でもその前にロックミシンをかけてしまおうと思ったのが失敗。

何故かロックミシンの調子が良くない、ちょっと縫ってみましたら
なんと針が折れてしまったのです。
何にもしないうちにトラブル発生。

手持ちのミシン針の中にロックミシンの針を探しましたがありません。
作業中止、針を買いに出かけました。
体調がいまいちだったためでしょうか、
針を買って帰ってきましたらもう洋裁は出来ませんでした。
疲れました。とっても疲れて一休みで一日が終わるのは何とも口惜しい。

頑張って針の交換だけしておきました。
ロックミシンの針交換の成功したことが無かったのですが、
出来ました。一人で出来ました。

これで今日も良い日になった気がしました。

趣味のおたより ７月 「わたしのひとりごと」

あるじが逝ってしまって半年過ぎた頃から、
切実にこれらの事を考えるようになりました。
どんな風にして生きていこうか。
　
旗印がなくなった戦国時代の戦士のように、
右往左往しているだけで道が何処にあるのか解らずに居るのです。
回りのいろいろな助言に一つ一つうなずき、
それでどれを選ぶべきかが解らない・・・。
　

あるじの葬儀のすぐ後、
親族からマンションに移ることを考えた方が良いのでは？と言われました。
生まれてからずっといつも家族と一緒でしたので、
一人の生活を考えたことなど.無かったのです。　
　
今の生活を振り返ってみましたら、
庭の手入れ、洋裁、リコーダー、ウクレレ、そして家事・・で
毎日を過ごしています。
　
「フォンテーヌの家」の趣味の仲間たち、
「ほのぼの」編集会の人たち、その他の知人や友人と、
大勢の方が訪ねて下さいます。　

今の趣味を続けていくためにも、
頑張ってあるじの匂いや思い出いっぱいのこの家に、
留まろうと思うようになりました。

まずは五年間、そしてまたそこで考えることにして・・・。
娘や回りの方々にあまり負担をかけないよう、
振り返り振り返りしながら此処に居させてもらう事にしました。

娘たちも賛成してくれました。
写真のあるじが微笑んでいます。
お立ち寄り下さい。

趣味のおたより ７月 「あるじへのつぶやき」

あなたが居なくなって初めての年だからでしょうか。
何時も去年の今頃は・・・、とばかり思ってしまいます。
　
７月は高山病対策と言っていましたが
体力の心配もあったからでしょうか、富士山に登りましたね。
無事頂上まで行かれたことがとても嬉しかったようでした。
　
頂上で下界を見たら・・、とか、噴火で吹き出された溶岩のこと、
その道をかなり勢いで降りてきたこと、八合目の山小屋の食事の事、
どんな風に寝たかとか、話は尽きませんでした。

子どもの頃父親と登った事があったのですから、
今回が初めてでは無かったでしょうに・・・。　
　
我が家の御霊社には、あなたが富士山の頂上に立っている写真が立ててあります。
どなたでしたか「何処で撮った写真？」と聞かれましたので
「富士山の頂上」と答えましたら、
驚かれて「どこかの工事現場みたい」ですって・・・。（大笑い）
　
確かに富士山に行ったことのないわたしもその方も
富士山の頂上には何も無い、あるのは自然だけ・・・、
を想像していましたから驚きました。
平日でもかなりの人が登頂したようですね。
　
「麻布山岳部卒業」で、「麻布高校卒業」ではないんだと冗談言ったり、
来年はトレッキングでは無く、
ボゴダ峰の登頂したいと真面目に言っていましたのに・・・。