母の友人達はすっかりお年寄りになっていました・・・。

１２月２７日　晴れ

母の眼底出血の検査で眼科に行きました。
昨日、５時過ぎに私のところに来たぐらいですから疲れたのでしょう。

待合室では居眠りをし続けていました。
検査のために名前を呼ばれても聞こえない様子でしたし、
点眼薬を刺して頂居たり、チェックしに来て下さるのですが、
ほとんど眠っていて虚ろなのです。

そんな状態ですから、名前を呼ばれて立ち上がるのも大変、
ましてや歩くことはもっと大変でした。
診察室の方向も解らなくなっていましたし・・・。

私たち子どもが住まうエリアから離れての一人住まいしたいと言う母なのです。
心配なので何度か説得しましたが聞く耳を持ちません。
ヘルパーさんを入れることも拒否していますし。
困った者です。

ただ良かったことに検査結果が良く、今までの３ヶ月に一回を、
これからは半年に一回で良いと言われました。
ちょっと安心しました。

眼科の後、そのまま母の大森の家に行きそこで昼食にしましたが、
誰も住んでいませんし、母もほとんど来ていません。
お醤油等の調味料もみんな冷蔵庫の中に入っていたのには驚きました。

１０階の母の部屋は４階に仕事に来ている妹が時々チェックしているのですが、
やはり主が居ない部屋の、居心地の悪さはありませんでしたね。
主に聞いても「私知らない」と言いますし、妹は仕事中です。

夫が脱サラしてからは、商売に追われてこの部屋にはほとんど来ていません。
両親もほとんど富士宮でしたから、当然なのですが・・・。

母の友人宅に母の作物やら、田子の釜揚げシラスなどをお届けに伺いました。
久しぶりにお会いしましたその方達の変貌に驚きました。
すっかりお年寄りになっておられて・・・。

お一人は眼を患ったとかで、この秋から全盲になっておられたり、
血糖値が４０になってしまって、救急車のお世話になったとか、
がっしりしていらした方ですのに、すっかりお痩せになってしまって・・・。

母は９１歳で、友人達の中では一番年上だったはずです。
やっぱり母は元気なのですね。
母も幸せですが私たち子どもも幸せです。
もう少し「老いては子に従う」精神を持ち合わせて居てくれたら本当に良いのですが。

望んでもこればかりは無理のようですね・・・。