フォンテーヌの家  わたしのつぶやき

横浜市南区で趣味の会[フォンテーヌの家」 

落合恵子著「母に歌う子守唄  わたしの介護日誌」を読んで。

2007-12-13 19:34:24 | 読書会
12月13日 雨

今日は温和しくベットの住人で居ました。
それでも昨夜からお米を浸しておき、お粥をゆっくり作りました。
卵を入れてオカカを入れて頂きました。
美味しかったです。

昨日の読書会のことを書いていないことに気が付きました。
今月は、落合恵子著「母に歌う子守唄 私の介護日誌」を読みました。

メンバーに元看護士さんが居られ、彼女自身ご両親の介護経験がありましたので、
具体的なお話が聞け、わたしは教えられることばかりでした。

全体的に落合恵子さんの動き全般に意義が出ていました。
まず一般にドクターに此処まで強く主張できないと言う意見がでました。
此処まで云えたのは著者が社会的に知名度があったからだとも・・・。

更にこれほどまで出来たのは彼女が高収入だったことと、
彼女が自分の家族を持って居ないので出来たのでは・・・、と言う意見。

ドクターが3人付いていると書かれていましたが、ケアマネージャーの
存在が見えていない。
著者の流儀より、ケアマネや介護の専門家の意見を聞くべきだったと言います。

一生懸命しているのは解るが、それが間違っていたら大変なのですから、
これはどうでしょうか?と専門家に問いかける必要を感じるとか。

病人の「床連れ」は栄養不足が第一要素なので、
母親が食べたい物だけを作って食べさせていては、いけなかったと言うのです。
栄養のバランスをきちんとケアマネさんに相談しないといけなかったと言います。
頑張っていても、多少そのような欠陥はあったのでしょうね。

体位の交換もエアマットを使って、
栄養のバランスが良ければそんなに神経質にならなくても大丈夫とも言います。
病人も動かされては寝られなくなるでしょう?と言われれば納得です。

雑談で年齢がいくにしたがって、感受性が乏しくなるのは当たり前だそうですが、
若い頃から感性を磨いていた人は高齢になったとき、
もっと違う、小さい弱いものへの心遣いが出来、感性豊かになる人があると言います。

確かに歌人も画家も書家も年齢とともに感受性が無くなったとは聞きません。
今からでも感受性を養う努力をしないと・・・、反省しました。

今回の読書会では教えられることが沢山ありました。


コメント
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