フォンテーヌの家  わたしのつぶやき

横浜市南区で趣味の会[フォンテーヌの家」 

骨董市での版本を大公開!

2010-12-06 22:00:25 | 日記
12月6日 月曜日 晴れ

朝の内曇っていましたが良いお天気になりました。
日中は暖かく12月というより、まるで春のような天候でした。
9時に予約をしていましたので鍼治療に行ってきました。

何故か非常に疲れている上に、風邪も良い状態では無く肺が心配と言われました。
体力が落ちているので漢方薬の麦門冬湯(バクモントウトウ)を薦められました。
明日早朝から、母の所へ行かなくてはなりませんので、薬を飲飲まなければいけないと思いました。

風邪を母にうつしてもいけないし、わたしも咳が辛いです。出始めると止まらないのですから・・・。
鍼治療の帰り道、漢方薬を扱っている薬局へ立ち寄り、帰宅してすぐ飲みました。
漢方薬は即効性がありませんからすぐ効力がでるはずありません。悪くしない為のストッパーです。

昨日の骨頭市での収穫物を写してみました。
高島易が出している暦に書かれているような事が、この本に書かれているようなのです。
まだきちんと目を通していませんが所々拾い読みをしただけですが、多分間違いないと思います。

表紙はありません。ぼろぼろの本です。年代を決める為には中を読むしかないのかも・・・。



ページをめくっていても紙が薄くなっていて、頼りない料紙です。袋とじされています。



初めて骨頭市の店先で、この本の厚さに驚きました。今まで見たことが無い暑さです。
この時代の本でこの分厚さです。表装技術から考えても本の傷み防止から考えてもあり得ない感じでした。
でもそっと本を開いてみましたら、すぐ欲しくなってしまいました。でも値段が付いていませんでした。



この厚い本の下にもう1冊、薄い版本がありました。
絵入りの百人一首です。汚れていますが文字も絵もしっかり描かれていました。
この本だけでも手に入れたいと思ったのです。表紙は無くなっていて虫食いの白紙でした。



本を開きますと1ページに2首が絵入りで書かれています。
この本も袋閉じになっていますから、バラバラにして色紙に貼ればそれはそれで楽しめます。
歌だけでも3ページ分が無くなっています。天智天皇の歌から94首の歌は残っていました。



本の厚みはありません。表紙も裏表紙もありません。
いつ頃誰の文字で誰の絵なのか調べる術は先生にお聞きしないとでしょうね。



先生の所へ伺うのは、少しわたしなりに読んで調べてからにしないと駄目だと思います。
骨董市での買い物が、またわたしに楽しみを運んできてくれました。
ただ何となく汚げなので、触った後は必ず手を洗ってしまいます。

2冊とも持ち主が何度も何度もページを繰って読んでいた様子を感じられ、エネルギーを貰えます。
何が書いているのか、読めない字には印を付けて今の文字に直してみようと思っています。

スラスラ読めない無力を感じながら、反面読めない楽しみを感じます。
さらさら読めてしまいますと、印刷本と同じ疲れを感じます。
ゆっくり判読しながらわたし流の「版本読書」を楽しみます。
コメント
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