フォンテーヌの家  わたしのつぶやき

横浜市南区で趣味の会[フォンテーヌの家」 

「井上ひさし著 ふふふ」を読みました。全員楽しんだようです。

2010-12-08 18:57:52 | 読書会
12月8日 水曜日 晴れ

今日は読書会の日です。
井上ひさし著「ふふふ」を読みました。
この「ふふふ」は一般に見逃している事柄などを、著者の視点で書かれた短編集です。

「こんな事知っている?知らないでしょう?でも僕だけは知っているんだよ。ふふふ・・・」
そんな感じの事柄が書かれていてとても面白かったと言うのがメンバーの感想でした。
本当にその知識の広さには驚かされました。

「デノミの噂」はではデノミが金銭だけでなく「人の噂も75日」とか「108の煩悩」
とか「旗本8万騎」は8百騎になり、千羽鶴は10羽鶴になると著者の弁。
友人が著者に「人生50年が半年になったらどうするんだい」と言ったそうです。大笑いです。

「問題の出し方」「自分の好きなもの」などは思わず笑いたくなったり「へー?」と思ったりです。
視点がとても面白い作品集です。
著者が政治家になったら面白いとか、著者の生存中に読みたかったと言う言葉が出ていました。

それに著者は子供の頃万引きをしたことがあると書いていました。
隠したくなることを公言し反省をしている著者だからこそ、このような視点で見られ嫌みを感じない、
そのような意見もありましたし、ユーモアがあるのですんなり受け入れられたと言う意見も出ました。

皆さん全員、楽しく読まれた様子でした。今年最後の読書会でしたから良かったと思いました。
1月は本を読まずに新年会ですから、日程を決めたり1月に読む本を決めて散会しました。
メンバーの方たちが、楽しんで下さって居られるようで、嬉しいです。やりがいがあります。


昨日母の家の前の紫陽花が何とも良い色になっていましたので切ってきました。
このままドライフラワーになれば良いのですが、どうでしょうか。
読書会のメンバーの方たちも、この紫陽花の色合いに驚いていました。



読書会が終わってから、リコーダーのアンサンブルに参加してきました。
わたしが母の所へ行くことになったので、練習日を変えて下さったのです。
咳が出て練習は出来ないかも知れませんが、それでも今日は練習を休むわけにはいかないしょうね。

来週の金曜、17日はケアプラザでボランティア演奏をする事になっています。
曲目がやっと決まったのですが、演奏するまでに今日を外しますと練習日が1日しか無いのです。
タイムを計ったり、それぞれのパートをチェックしたり、コメントを考えたり・・・。
しなくてはいけないことが結構盛りだくさんでした。わたしは先ず咳をなんとかするのが大仕事かも。
コメント
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