フォンテーヌの家  わたしのつぶやき

横浜市南区で趣味の会[フォンテーヌの家」 

若かりし頃 理解できずに 読みし書を

2014-04-18 21:01:47 | 日記
4月18日 金曜日 雨のち曇り

嘔吐下痢症状からずっと身体のあちこちに異常な症状が出てきている。
右腕と右太ももに何とも言えない痛みが出ていたのが、今度は左膝に激痛が襲ってきていた。

昨夜ベッドの入るとき、足をどの位置に置けば楽かいろいろ試し、結局仰向きが一番楽と判断。
更に、翌朝9時に針治療の予約をしているので、膝にロクソニンテープを貼って寝た。
早朝目覚め、すぐに手足を動かしてチェック。

そっとベッドから降り立ってみた。ほんの少し痛みが有るだけでずっと楽になっている。
ゆっくり歩き始めると、膝が何とも重く違和感を感じたので湯船で温めてみた。
それが良かったかどうか解らないけれど、膝の重たい違和感が無くなっていた。

足に違和感があるし小雨も降っているので、時間に余裕を持って歩いて行く。
膝の痛みは関節が少しずれてしまったのだとか、治療の後痛みは消えた。
右腕と右太ももの痛みは大分楽になっていたけれど、それは大腸の故障が反映する箇所という。

そう言われると納得出来る。
昨日の朝の内はまだ痛かったけれど、お昼頃からは大分楽になってきていた。
「自分のペースを崩さないようにするのが一番」と言う鍼医の先生のご注意を受けて退出し、
丁度出た所に止まっていたタクシーで帰宅。体力温存を考える。

何かした方が良いと思いながらも、「無理はしないこと」を呪文のように繰り返していた。
でも、ずっとなにもせずにいるのも辛いので、結局梁塵秘抄をゆっくり読むことにした。
小説のように読み流す物では無いので、メモをしながらゆっくり読んでいた。

わたしにとって梁塵秘抄は、心が疲れたときや身体が疲れたときに逃げ込める一冊になっている。
後白河院が口傳集に、「歌詞はともかく舞や節(メロディー)を伝えられ無いのが残念」とある。
何度も読んで居る内に、後白河院の残念さが解る。

どんな節で歌いながら、どの様な振りで舞っていたのかを想像したりする。
若い頃には、そんな思いは全くなかった。今なら、もっと良い卒論が書けたかも…。
もっと学生の頃勉強しておけば良かった、の後悔もあるが今楽しめているので「良し」に。

コメント
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