フォンテーヌの家  わたしのつぶやき

横浜市南区で趣味の会[フォンテーヌの家」 

登場人物の個性に興味津津

2015-02-18 19:35:37 | 読書会
2月18日 水曜日 雨

朝から細かく冷たい雨が降っていた。
今日は読書会の日。林真理子著「下流の宴」を読むことになっていた。
何となくメンバーがどの様な意見が聴けるか楽しみだった。

8時過ぎに電話があり、熱心なメンバーが風邪をひいてしまい参加出来ないと連絡がある。
本の返却は出来れば今日の方が良いと知って居られるので、歩いて返却にやって来ると言う。
彼女は電車とバスを乗り継いで来られるので、お断りをした。この寒い日にやって来るのは大変。

車かバイクでやって来られるメンバーの方が、帰りがけ図書館に返却して下さる事が多々あるので、
それを気になさって居られたらしい。
彼女のご主人が午後には、時間が取れ車で来られるというので、お願いすることに。

午後3時過ぎに本を届けて下さったので、歩いて図書館へ向かう。
430ページのハードカバーの本なので、重さはかなりあるが、小降りの雨なので歩きよい。

せっかくの歩きなので、重たい本を入れた袋を肩に掛け、姿勢良く大股でサッサと歩いた。
直行直帰。3441歩を30分位で歩いてきた。汗ばんで冷たい風が心地よかった。
フラフラ感がほとんど無い。昨日のカウンセラーに救われたのかも。

一月は新年会だけで、本を読んで居ない。今年初の読書会だったからか、何となく雑談が多い。
もっとも、昨年末に手術をしたメンバーの方の、お母様が新年会の日に亡くなられていたりで、
手術のこと、お母様の事など本には関係の無い話が色々あった。
コーヒーを飲みお菓子を食べながら、話に華が咲き一時間ほど途切れなかった。

本を読んだメンバーのの意見は、わたしが予想していた通りだった。
高校を卒業して4年間、アルバイトをしていた女性が、恋人の母親の言葉に反応し医者になると断言。
それから、猛勉強をし2年後には無事、医学部に合格。

目下受験の真っ最中、何とも剛毅な話。受験生が読んだらどう思うだろうか…。
そんなことを考えながら読んで居た。あの「コスメティクス」と同じ著者とは思えない作品なのも驚き。
著者のことや、登場人物のそれぞれの人間性など、メンバーは同じ様に感じて居られた。

著者の作品は、年齢的な事が原因なのでしょうが、何となく敬遠したい雰囲気があったが、
今回は、良い作品だったとの意見が多かった。
雑談に時間を割いたけれど、本への意見も活発だった。来月は宮尾登美子著「平家物語」を読む。
4巻有るので、2冊ずつ2ヶ月で読むことにしているが、読みにくければ変更する事にしている。
コメント
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