フォンテーヌの家  わたしのつぶやき

横浜市南区で趣味の会[フォンテーヌの家」 

想い出と国立新美術館のスナップ写真

2016-04-02 18:47:46 | 想い出
4月2日 土曜日 曇り

今朝、5時前に目ざめたのですが頭がすっきりせず、起き上がれず寝たままのストレッチをしていました。
最近、この様な日が多くなっています。そんな時、わたしが看取りました祖母を思い出します。

祖母が60歳代になった頃だと思います。祖母が朝起きるとき、お布団から四つん這いで少し移動して、
障子に捕まって立ち上がっていました。
「この頃は、こうしないと起き上がれないのよ」と言っていました。

あの当時の祖母と同じように、わたしはベッドのヘッドボードに捕まって立ち上がっています。
それで、毎朝あの頃の祖母を思い出し、祖母が何時も近くに居るような気がしています。
母方の祖母で、戦後大分落ち着いてから一緒に住んでいました。

わたしは5人兄弟で、家事仕事も多かった上に、母が長く入院をしていましたので、助っ人でした。
その結果、母は働き者の祖母が亡くなるまで、ずっと甘えて来られたのです。
自分の母親の世話を受けたことで、わたしとの立ち位置が判らなくなっていたような気がしてます。

祖母が亡くなって、家事の担い手は当然母なのですが、そこに母の錯覚があったような気がします。
母とわたしが同列で、家事仕事をわたしと半分ずつと思っていたのです。
住み込みの若い人が6人はいましたので、朝食の時間も仕度もきちんとしなくてはいけません。

それで、母から「1週間交代で」と言われました。更に眠かったり疲れたりしますと、違反をします。
違反は母だけに許されていて、わたしにはありませんでした。
学生でしたから、もし違反しますと大学に行かせて貰えません。従うしかなかったわけです。

結果、母のような存在の祖母に、生きる為の大事なことを、いろいろ教えて貰えました。
思う様に立ったり座ったり出来ないとき、祖母はどう思っていたのかしら…、と考えます。
今でも尊敬して居ます。

昨日のブログを見て、疲れ切った自分を再認識しました。恥ずかしい限りです。反省してます。

国立新美術館と桜の写真をアップします。

満開の桜 

国立新美術館 
コメント
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