布地の始末もですが、切り抜きや書き留めていたノートなど、処分しないと、です。

良いお天気で気持ちの良い朝でした。
整形外科の予約が午後３時２０分に入っていましたので、２時２０分に家を出掛けました。
それまで朝の家事仕事をしてから、片付け仕事をしていました。

最近は新聞の切り抜きも、再度チェックして少しずつ処分をし始めてます。
布地の始末も早く終えたいのですが、それと平行して身の周りの物を片付けたいと思っています。
不要になった物を何かに変化させるのが趣味なので、娘たちにはゴミとしか見えない物ばかり。

ビッシリ筆文字が書いてある和紙がゴソッと出て来ました。
それは、孫たちが朝日新聞の天声人語を書き写していた頃、わたしも真似をして書き始めましたが、
ボールペンでただ写すだけでは面白みが無いので、わたしは墨を摺って筆で書くようにしました。

始めた頃は、小さい文字が書けず半紙２．５枚でしたが、１年後には一枚に収まるようになりました。
当初から１年間は書き続けようと思っていましたので、約１３ヶ月でお終いにしました。
その時書いた物を引き出しに保存して居たようなのです。流石にこれは廃棄物です。

同じ引き出しに新聞の切り抜きが入っていました。久し振りでしたので飛び飛びで読んでいました。
何年前でしたか、乙川優三郎作、中一弥画、村田篤美題字の朝日新聞の連載小説「麗しき果実」です。

乙川さんは大好きな作家でしたし、９８歳の中さんが新聞小説の画を担当したことに感激でした。
新聞小説でしたし、毎日素敵な画を楽しみにしていました。
将来、単行本になったとしても画は入らないはず、もし入ったとしても全部は無理です。

新聞の小説を切り抜くようになったのは、「麗しき果実」が始めてでした。
他は処分をしても、これだけは手元に残して置きたい、そう思っています。

新聞の切り抜きでは料理のレシピが多いです。
季節、素材など区分けして整理をすれば、素晴らしい料理本になると思いますが･･･。

片付けは始めたばかりですからまだまだですから、存在すら忘れて居た物に出会うのでしょね。