旧東海道の品川宿に行き、草履の修理をして頂きました。念願が叶い嬉しいです。

予報では雨が降ら無い予報でしたので、帽子を被っただけで日傘は持たずに家を出ました。
今日は大分前から「行かないと・・・」と思っていたことを、今日やっと実行することにしたのです。
旧東海道の品川宿に、草履や下駄の鼻緒を挿げ替え、草履の踵の減ったパーツの修理をして下さる、
そんなお店がある事は､大分前から知って居ました。

それに、最近は身長の高い女性が増え、草履のサイズが大きくなりわたしの足には馴染めず、
鼻緒をすげかえて頂きたいと､大分前から思っていました。
今日は、草履を５足持って行ってきましたが、その内１足は鼻緒を替えても駄目と言われ、
何もせず持ち帰って来ました。ゴミを置いて来るわけにはいきません。

鼻緒を「選んで下さい」と言われても、沢山の中から選ぶのは難しいと判断し､プロにお願いしました。
それにお値段の差がかなりあるので、どの辺りなら良いのかも解らないのですから。

多分息子さんと思う方が、「これは？」「これは？」と２，３種類持って来て草履の上に乗せて、
わたしに見せて下さいました。一つを残して「良いですね」と言える品物を選んで下さいました。
だめ出しした物も、すぐ替わりを持って来て下さり、それはぴったりでした。

鼻緒を差し替え、閉める前に「履いて見て下さい」と言われ、持参の白足袋を履いて履き、
履いた様子を見て店主がOKを出したり、NOを出したりするのです。
草履を履くときは、足袋を履きますから試し履きの時もそうして欲しいと言われ、白足袋を履きました。
１足ごとに履き試しをしました。

鼻緒を変えた事で、別物になったような気がします。この草履を履くのが楽しみになって来ました。
その為には、腕の痛みを治してこの冬には、帯が締められる様に頑張ります。
前で結ぶ方法があるようですが、何とか普通に帯が締められるよう頑張るつもりです。
着物の方が暖かいですし、疲れませんが、洋服の重ね着は肩が凝ります。

旧東海道の品川宿にある履き物やさんのお店の様子を写してきましたので、アップします。
店の中　①　
店の中　②　
店の外　③　

わたしが高校姓の頃までは、この様な履物屋さんが近所にあったことを想い出し、懐かしかったです。