フォンテーヌの家  わたしのつぶやき

横浜市南区で趣味の会[フォンテーヌの家」 

母のワンピースと夫のカーディガンが甦りました。

2020-10-04 23:12:42 | 洋裁(リホーム・小物作り・その他)

今朝、6時少し前に目覚め暫くぼんやりラジオを聴いていました。ラジオを聴きながら、ゆっくり手の平を握ったり開いたり、静かに動かしていました。今朝は浮腫みが無い事を確認。嬉しかったです。

起き上がって何時ものコースで行動開始。今日は洗う物が少ないので、洗濯機は不要。その代わり、もう1日か2日間はカマスを風に当てようと竿に掛けました。

体調は特別悪く無いのに、”これをしよう、これをしたい”と言う気持ちが皆無なのでどうしたら良いか戸惑いました。何時も朝身支度をして居るうに、”これをしよう”と思いその気持ちがわたしを元気にさせてくれるのに、今朝は有りませんでした。


昨夜、昼食が遅かったので夕食はお茶をしただけでしたので、軽く朝食をしながら考えることにして、テーブルをセット。食事を済ませても動けず、新聞を読んでいました。なんとかしないと、一日中これでは困ります。新聞をテーブルの上に広げ、テーブルに手を置き新聞を読みながら脹脛のストレッチを始めました。

気持が良かったので、30分以上続けていたと思います。その効果かどうかわかりませんが、以前作り始めて仕上げていないワンピースを仕上げたくなり、即実行。衿ぐりの見返しを裁ったり、裾や袖口の始末をすれば完成できるのです。

長女夫婦から頂いたqueenのCDを聴きながら、手先を動かしていました。夏物のワンピースですから、仕上げてもタンスに直行なのですが。

        ☆☆☆       ☆☆☆

この写真のスカートとベストは、大分前に縫ったものです。元々、母が着ていたワンピースでした。この色合いが好きでしたが、普段着というより外出向きのデザインで、袖口がカフス仕立てでした。水仕事にはカフスは邪魔です。

母も仕事がし難かったようで、わたしが頂くことに。それでワンピースを解きスカートを作ったのですが、当然端切れが残ります。端切れも勿体ないので、ベストを作ることを思いつきました。切り替えや剥ぎを入れ、前身頃分の布は有ったのですが、背の部分の布が足りません。

それで、虫に穴を開けられてしまった亡くなった夫のカーディガンを引っ張り出し、背の部分を使ってベストに出来ないか、と思ったのです。ロックミシンを使って、毛糸が解けてこない様に処理をしてから、布と同じように扱い、ベストが出来ました。

カーディガンの色合いが母のワンピースと合ったのが、嬉しかったです。このベスト・スーツを着ていますと、母と夫に守られているような気持になりますから不思議です。仕立ててからもう10年以上経っていますが、このデザインでしたらまだ着られそうです。


仕立て直す過程を楽しみ、着ても楽しんでいます。おかげで、母のワンピースも夫のカーディガンも甦りました。処分するのは勿体ないと思ってしまうのです。戦争中や戦後の物が全くない時代を経験していますので、食べ物も衣類も、処分は”最後の最後”が身についてしまってます。

その精神が、”物の多い部屋”にしています。反省しながら困惑してます…。

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