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原油暴落、7年ぶりの安値更新『投機家には逆風でも、日本経済には追い風』

2016-01-07 09:18:25 | 日記

原油の下落が7年ぶりの安値で止まりません。リスクテイクオンにより30ドル割れも視野に入ってきました。昨年の今頃は当ブログで50ドル割れを紹介し、危機を煽りましたがわずか一年でさらに4割近くの下落です。このまま今年も昨年のように、4割下落して最終的に20ドル割れしてしまうのか?否、筆者はそのような予想はしません。それどころか原油価格はまもなく反転するのではないでしょうか?つられて下落を続けていたNYダウ、日経平均も反転するでしょう。リスクオンにより急激に進んだ円高も円安に振れだす。このようにプロの予想は次々に外れ、世界経済はカオス状態に陥ります。もし今日も下げて、大発会から4連敗は阪神大震災以来の21年ぶりのワースト。もはや2017年の消費増税を停止しても主力株価は下げ止まらないレベルですが、さすがに短期では企業決算予想から下げ過ぎ反発は必至です。さらに、原油のこれまでの下落は、市場価格に折り込まれておらず、今後のガソリン価格下落に繋がり実態経済でクルマを利用する業界・世帯には追い風です。今年の日本経済は全体の底上げは無理。ガソリン価格の恩恵など個別に利益を享受するしかない状況です。

以下コピー

6日のニューヨーク原油先物相場は3日続落し、指標の米国産標準油種(WTI)2月渡しが前日比2・00ドル安の1バレル=33・97ドルで取引を終えた。終値で2008年12月中旬以来、約7年1カ月ぶりの安値水準。取引時間中には1バレル=33・77ドルまで下がる場面もあった。

 朝方発表の米週間石油統計でガソリンの在庫が大幅に増えたことで、原油についても供給過剰感が一段と強まると警戒された。

 景気減速に伴って中国のエネルギー需要が落ち込むとの懸念や、サウジアラビアとイランの断交で、産油国間の協調減産に向けた調整が一段と困難になったとの見方も売りを促した。(共同)

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