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「すべての国会議員は『違憲状態』」自民・脇氏が選挙制度改革を進められない衆参両院を批判

2016-01-14 09:53:33 | 日記

『一票の格差』解消が一向に進まない中、世界経済がおかしくなり始めました。安倍首相がリーマンショック級のショックがなければ『消費税再増税』は実行すると宣言したことをあざ笑うように年初から株価下落が続いています。では『消費税再増税』を差し止める唯一のリーマンショックはどのようなものだったか?第1次安倍政権2008年の株価がどのように暴落したかを見てみるとかなり今年と似ていますね。当時の与謝野財務大臣は影響を『蚊に刺された程度』と誤診し日本経済を大混乱に陥れました。さて、一票の格差ですが、現状少なくとも選ばれている衆議院議員が違憲状態では憲法改正発議の説得力はありません。野党の体たらくを考慮すれば働かない国会議員の大幅削減は必要です。そもそも、椅子にしがみつく議員たちで削減を決められるとは思えません。下記の世間の常識を陳べている自民党の脇雅史・前参院幹事長は「衆参とも今は『違憲状態』で選ばれた議員しかいない」国会では異端です。

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 自民党の脇雅史・前参院幹事長は13日、国会内で記者会見し、「一票の格差」をめぐり、衆参両院の抜本的な選挙制度改革が進まない現状に改めて懸念を示した。平成26年の衆院選、22、25両年の参院選はいずれも最高裁に「違憲状態」と判断されており、「衆参とも今は『違憲状態』で選ばれた議員しかいない」と皮肉った。

 脇氏は昨年末、4県・2合区を含む選挙区定数「10増10減」の改正公職選挙法に賛成した自民党と維新の党、新党改革など5党に対し、違憲状態が解消されたかどうかを問う「公開質問状」を出していたことも明らかにした。

 1月13日までに新党改革以外の4党から回答はなく、「『こういうことについてはお答えできない』という返答もなく、人間としての常識がない」と批判した。新党改革からは「現段階ではこれがベター」との回答があった。

 脇氏は参院幹事長だった26年4月、参院の選挙制度協議会座長として22府県・11合区を柱とした座長案を各党に提示したが、自民党内の反発を招き、幹事長を更迭された。その後、自民党が維新の党や新党改革など野党4党と合意した「10増10減」案に反対し、参院の自民党会派を離脱した。

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