危機感の足りない日本人 ‼ 2020年には71歳が最多年齢

　日本の人口は今年1月1日時点で1億2682万人。しかし、高齢化で今後減少し続けます。2050年頃には1億人を割り込み世界人口ランキング17位、9708万人に減少が予想されています。地域別には2040年東京の人口は1316万人から1231万人に微減し、筆者と繋がりのある茨城県でも297万人から242万人に減ります。さらに過疎地、青森、岩手、長崎などでは4割以上減少が予想されています。2025年には151兆円越えも予想される税金や保険料での年金・医療費などの負担を考えれば消費税引き上げも数字上理解できます。しかし、引き上げれば景気は相当に悪くなるでしょう。日本人の生活スタイルの変化も起こるかもしれません。サラリーマンが帰りに一杯などは少なくなり飲食店もバタバタ潰れるでしょう。代わりに小規模で消費税がかからない夫婦で営む小店は生き残る。さらに消費税引き上げは世界恐慌の引き金にもなりかねません。世界中で成長を求め続け行き場を失いつつある資本主義は限界に達しているかもしれないのです。「危機感の足りない日本人」というタイトルですが、このような5年後に71歳が最多数世代の状況で今まで通り年金が支給されると考える方が無理があります。インフレになり実質減額されるのか、年金開始年齢が70歳まで引きのばされるのか分かりかねますが、国民よりはるかに知識を持つスーパーエリート達が合法的に国民を犠牲にして国家破たんしない方法を考えるはずです。 テレビでこれ見よがしに日銀金融緩和の行き過ぎでインフレになると持論を述べる知識人も市場にいくら以上お金をばらまけばインフレになるのか？と質問されれば答えられません。赤信号みんなで渡れば怖くない。暗中模索で進むしかない。