2016年参議院選挙予想がチラホラ出始めました。どうやら消費税を引き上げるため大義名分がない衆参ダブル選挙にはなりそうにありませんが、芸能界からも著名人の出馬が噂されています。自民党隠し玉候補として『う・ら』で画策している『お・も・て・な・し』の滝川クリステル氏などです。焦点は自民党が圧勝して、公明党、おおさか維新の会との議席数で2/3を確保できるかです。改憲議席に届けば改憲へ一直線に突き進むでしょうが、どうなんでしょうか?筆者は懐疑的ですし、安倍政権による改憲には反対の立場なので2/3取れないことに期待します。下記雑誌掲載のような強気の予想もありますが、世界経済に振り回され、大胆な金融緩和を打てずに景気が下振れし、自民党が消費税引き上げ路線を掲げていれば圧勝はないし改憲勢力が結集しても2/3には届かない気がします。ただ野党が多党化し弱小のいまでは一般的には自民党で単独過半数(122議席)か、憲法改正に必要な3分の2(162議席)を自民党、公明党、おおさか維新に会でとるような事態は十分想定されます。さらに憲法改正に積極的な議員はこの他に日本のこころを大切にする党の議員や無所属議員もいます。2/3議席確保もかなり現実的な数字になっているのです。 しかし、1強自民党も岩盤ではありません。韓国との不自然な合意などで保守の信頼を裏切った安倍首相も権力の魅力に取りつかれそろそろガス欠気味ですしね。自民党の脇雅史・前参院幹事長が語っているように「衆参とも今は『違憲状態』で選ばれた議員しかいない」状態で衆議院を解散せずの改憲発議など論外です。