朝米対話の議題として、非核化も論議できるとして北朝鮮が米国の攻撃を回避すべく4月末に南北会談実現です。しかし、一方の韓国も政治的な内情はガタガタのようです。朴槿恵前大統領が検察側から懲役30年、罰金1185億ウォン(約118億円)を求刑されたのに続き、李明博元大統領が検察から出頭要請です。さらには予備選で文在寅大統領と公認候補を争い次期大統領の最有力候補の一人と目されていた「共に民主党」安熙正知事が秘書に性的暴行した事件まで発生。韓国は大統領に強大な権限が集中している憲法があり、大統領が直接手を下さなくても、親族や側近が力を持つ体質があり収賄や性的暴行などの温床になっています。それにしても歴代大統領が次から次へと呆れる位逮捕・起訴される中、北朝鮮との対話を急ぐ文在寅大統領は大丈夫なのでしょうか?トランプ米大統領は「誤った希望かもしれない」と会談を懐疑的に見ているようです。
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北朝鮮は対話が継続している間、核実験や弾道ミサイル発射を凍結する考えを示した上で、「軍事的脅威が解消され、北朝鮮の体制安定が保証されれば、核保有の理由がない」と強調した。
❷韓国の検察当局は6日、李明博(イ・ミョンバク、Lee Myung-Bak)元大統領(76)に出頭を要請した。汚職スキャンダルの容疑者として聴取するためという。聯合ニュース(Yonhap News)が報じた。 聯合ニュースによると、匿名を条件に取材に応じた検察官は「(スキャンダルをめぐる)真実を明らかにするため、透明性があり効果的な方法で、李元大統領を捜査する必要がある」と述べた。 李氏は、2008年から13年まで大統領を務めた。