来日しているオバマ前大米統領は北朝鮮情勢で、「非常に重要なのは、一国では(北朝鮮の)問題は解決できない」として、米国が国連や日本、韓国などの同盟国と連携して北朝鮮に圧力をかける必要性を訴えた。また「中国の習近平国家主席と会談して、一緒にプレッシャーをかければ、効果的に北朝鮮の政策を変えさせるのではないか」と必ずしも、楽観していない姿勢を見せました。まだ、本当のところ、戦争が回避されたのか判らない状況です。核を完全放棄するまで、国際社会は引き続き、プレッシャーを金正恩委員長にかけ続ける必要がありそうです。しかし、北朝鮮憲法にも盛り込んでいるミサイル開発を放棄させるのは容易ではありません。
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日本を訪問しているアメリカのオバマ前大統領が25日、都内で講演を行った。
オバマ前大統領の来日は2016年5月以来で、大統領退任後初めて。オバマ氏は、北朝鮮をめぐる問題を効果的に解決するためには、国際社会の連携が必要だと強調した。
オバマ前大統領「国連を通じた圧力強化で、(北朝鮮を)孤立させ、中国と協力ができれば、北朝鮮の政策を変えられるのではないか」
また、2016年に被爆地・広島を訪問したことについても触れ、「非常に大きな影響を受けた」と振り返った。
この後、オバマ前大統領は、銀座のすし店で安倍首相と昼食を共にした。
安倍首相「主に昔話について結構話が盛り上がりました」
2016年の伊勢志摩サミットや広島訪問などを振り返り、オバマ前大統領は「今回もすしがおいしかった」と上機嫌だったという。