桜がいよいよ今年も、開花しはじめました。〈花を待つ心こそなほ昔なれ春にはうとくなりにしものを〉西行法師▼解説・桜を待つ気持ちは昔と変わらない。それでも人の世の春に疎遠となるのは老いゆえである・・。今週は雨交じりですが、日本中が桜の開花を謳歌します。しかし、北朝鮮は桜の開花ではなく制裁解除を切望しているようです。❝1992年のジュネーブ合意以降、北朝鮮は8回約束した。うち「核開発はしない」と4回言った。査察により核開発の現場が見つかると、一度つくったものを廃棄すると4回約束した。そして、8回とも約束を破った。3月5日の約束が9回目となる。8回うそをついた相手を9回目に信じろというのは理性的な説得とは言えない。❞との韓国メディア関係者の指摘通り、今回も、制裁解除狙いだと読むべきでしょう。制裁強化は相当応えている。北朝鮮メディアは「無益なあがきをやめ手遅れになる前に大勢に従うのがより賢明な行為だ。」と日本に圧力路線の転換を求めています。国際情勢の反応を見極めたいのでしょうが、米朝首脳会談の開催場所も含め、米国は安倍総理の進言もあり、妥協しないでしょう。今回は破棄をするか?ミサイル発射基地を攻撃されるか?金正恩委員長には厳しい選択です。
以下抜粋コピー
北朝鮮は、17日、日本政府が圧力強化に固執していると非難し、「永遠に平壌行きの切符を入手できなくなる」と警告しました。
北朝鮮の朝鮮中央通信は、17日付けの論評で日本政府が北朝鮮に対する圧力強化に固執していると非難し、「日本が分別を失い引き続き悪ふざけをするなら永遠に平壌行きの切符を求めることができなくなる」と警告しました。北朝鮮情勢をめぐっては、韓国と北朝鮮の首脳会談が来月末に、アメリカと北朝鮮の首脳会談が5月末までに開催される見通しで、日本政府も日朝首脳会談の実現可能性を検討しています。