Q,諸神の本地が様々に異なっているのはなぜ?(天照大神も本地が大日様とか阿弥陀様とか様々にいわれますが・・。そもそもだれが本地をさだめたのですか?)
A,本地は誰が定めたということはありません。聖徳太子以降聖人が様々に本地を感得されているため同じ神でも本地がことなります。
(伊勢大神宮も、金胎それぞれの大日如来と言われたり、また阿弥陀如来、観世音菩薩といわれることがあります。八幡様も阿弥陀様とか . . . 本文を読む
金光明最勝王經・全訳・・23/32
金光明最勝王經・諸天藥叉護持品
第二十二(諸天・夜叉等が金光明経の護持者を擁護し国土安寧ももたらすと説く)
爾時、世尊は大吉祥天女に告げて曰く「。若し淨信の善男子善女人ありて過去未來現在の諸佛に於いて不可思議廣大微妙供養之具を以て而も奉獻せんと欲し、及び三世諸佛甚深行處を解了せんと欲せば、是人は應當に決定して至心に是の經王所在之處に隨ひて、城邑聚落或山澤中、廣 . . . 本文を読む
敵も味方も同じ仏
清水の次郎長は「敵も味方も同じ仏」としてだれも新政府を恐れて収容しなかった旧幕府軍咸臨丸の兵士死体を回収し葬った、とされます。
古来日本人は敵味方も死ねば同じと考えてきました。この潔いしかし深い考え方は佛教からきていますがこの思想はいまや各国さまざまな分野でかってなく断絶を深めている現代世界の宝です。世界に発信すべき貴重な救世思想です。
以下その証拠の一部です。
・高野山奥の院 . . . 本文を読む
いままで
天皇・皇太子の御出家の例や
神官の出家例をみてきましたが、それらの例を超えて背後の日本社会全体の骨組みを研究している論文がありました。
「中世社会における出家入道の基礎的包括的研究」 には「中世日本では社会の全階層に膨大な「入道出家(家督をもったままの出家者)」が存在し、この人々が実質的に日本社会を動かしていた」と書いてあります。まさに仏教原理が日本社会を動かしていたのです。大拙の「日本 . . . 本文を読む