佛教採用の一理由 聖徳太子が佛教を盛にしたことに就いて、今日では格別に攻撃する人も無くなりつつあるが、一時國學者などは歴史の文を曲解してまでも惡口を謂つたので、譬へば推古天皇の十五年に神祇を祭祀することを怠つてはならぬと謂ふ詔勅が出て居るが(注)、これだけは太子の意志でなくて、推古天皇の思召であると解釋し、太子攝政時代の中の事實にまで斯の如き選り別けをして太子を攻撃した。之は今日の史眼から見れば謂 . . . 本文を読む
令和2年10月17日~10月27日; 10月17日(土)9:00~ 大師号下賜1100年記念開白法会(奥之院・燈籠堂) があります。また「大師号下賜1100年記念 御宝号念誦 御写経」用紙も用意されているようです。
延喜21年(921)10月27日、東寺長者観賢の奏上により、醍醐天皇から「弘法大師」の諡号が贈られています(注1)。「弘法」という言葉は大師が久米寺大塔のもとで善無 . . . 本文を読む