実語教(傳、弘法大師作、寺子屋等で使用。「実語教註慈賢(鎌倉時代の天台座主)」「実語教諺解(覚賢慧空)」等より解説)解説・・・3・玉磨かざれば光なし、 光なきを石瓦となす。 人学ばざれば智なし 、智なきを愚人となす 。(韓非子「和氏(かし)」に 「楚人の和氏(かし)、玉璞(ぎょくはく)を楚山の中に得、 奉じてこれを厲(れい)王に献ず。 厲王、玉人(ぎょくじん)をしてこれを相せしむ。 玉人曰く、「石 . . . 本文を読む
この経は沙弥の十戒・七十二威儀の説明を中心に書かれていますが、雲照師は幼いときこの経を読まれて戒律を守ろうと開眼したと伝えられています。
沙彌十戒法并威儀序
夫乾坤の萬物を覆載するや人を以て貴と為す。身を立て世に處するは禮儀を以て之が本とす。君臣父子禮にあらざれば立たず。邪を防ぎ姦を止めるは禮にあらざれば禁ぜず。
和國の婚崇するは禮にあらざれば . . . 本文を読む
福聚講定例護国寺参拝記録
今、わが国で猛威を振るっている新型コロナウイルス感染の度合いは,止まることを知らない勢いで増殖し、連日のように罹患者がでていますこの様なコロナの脅威に、まともに晒されたのは、日本でも、今回が、初めてでは、ないでしょうか!古代の日本では、人々は、疫病・飢餓・飢饉などに、しばしば見舞われ、どうにかして、この苦難を乗り越えたいと、ときの天皇などは、全国の僧侶を総動員して、祈祷 . . . 本文を読む
法句經第十七惡行品二十二章「小善を軽んずること莫れ、 以って無福なりといえども水が微なりといえども漸く大器を盈すがごとく 凡そ福は充滿す・・」
我々は大善はできなくとも毎日小善を積み重ねていけばすばらしい未来が待っているということでしょう。
大智度論には「12年間毎日天にお供えをした人が宝の出る徳瓶を授かった」という話が出てきます。
「人ありて . . . 本文を読む