障害児は『福子』であること
一、Mさんから「障害児を明治以前の日本社会は『福子』と呼んだ。彼は其の家や地域に福を齎す存在で、彼を疎略にすると、その人に対しては彼が疫病神や貧乏神に転じる」という素晴らしい記事のご紹介がありました。https://ameblo.jp/chousyu-jin/entry-12521049913.html
2,「古事記」によれば、「ヒルコ神」(後の民間伝承で恵比寿様と . . . 本文を読む
第四番 荒木 高谷山金昌寺、御堂三間四面西向、本尊十一面観音、立像御長三尺一寸、行基菩薩御作。
當寺十一面観音は、𦾔は同郡高篠と云處に坐ける。其頃此あたりに荒木丹下とかや云し男住ける。性得僻たる心根に、邪師の勧を聞て、倍慳貪になりて、佛法を破し因果を撥無して、僧法師を罵辱め、鰥寡孤獨の窮をも済はず、況や巡禮の旅僧なんどには半銭の施だにもせざれば、行脚の僧徒さへ聞傳へて此門に彳む事 . . . 本文を読む
法華玄論卷第十
「問。菩薩名を稱するに何が故に脱苦と苦を脱せざるとある耶。
答。至心なれば則ち脱す、不至心なるが故に脱せず。
問。菩薩自ら應に之を救ふべきに何ぞ須らく至心ならんや。
答。至心を以ての故に則ち罪滅す。菩薩は方に之に應ずるを得る耳。故に須く至心なるべし。二は罪輕ければ則ち苦を脱す。罪重ければ則ち苦を脱せず。三は習因に厚薄あり。薄は苦を脱し、厚は苦を脱せず。四は業に定・不定あり。 . . . 本文を読む