1、心理学者のアドラーは「幸福とは貢献感である。我々は、他者に貢献をしていると認識したとき幸福を感じる。」「毎日、可能な限り他者に貢献することで運命を作り上げることができる」という趣旨のことを言っているようです。
御大師様も利他行の大切さをいたるところで説いておられます。
2、 「それ釈教は浩汗(こうかん)にして際(きは)なく、涯(はて)なし。一言にしてこれを弊(つく)せば、ただ二利 . . . 本文を読む
どんな時も、人生には意味がある。あなたを待っている〝誰か〟がいて、あなたを待っている〝何か〟がある。そしてその〝何か〟や〝誰か〟のためにあなたにもできることがある。(ピーター・フランクル) . . . 本文を読む
第六番萩の堂 向陽山卜雲寺、御堂四間四面南向。本尊聖観音、一尺二寸(約36㎝)行基菩薩御作。
此靈像は往時わつ゛かなる艸庵に安置し奉りし。其地や山聳谷深くして、春来れども客の到る事なく、秋至れども月に叫ぶ猿の聲のみして、松菊結で三径の跡を埋み(陶淵明「帰去来辞」「三径荒に就けども、松菊猶存す」)、誠に狐禅面壁の佳境なり。一人の禅客あって多年此地に居をしめ、禅定を出ざる事茲に六春秋 . . . 本文を読む