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讃観世音菩薩頌和釈・・12/20
険処遇賊
「深山大澤險難處 劫賊伺人將抄奪 稱名念力願救護 其人釋然得解脱」
深き山や大なる澤など險しき難處にて 劫賊の人を伺ひて將に抄奪せんとするに其の人の観音の名を稱へて神力を念じ救ひ給へ護り給へと願へば 其人は難を解脱すと也。
山城の岡崎の某は革堂の観音を信じけるが丹波の亀山に姨母あり、急病と聞て頓に握飯を腰に付けて堅木原(京都市西京区)越に行しが夜 . . . 本文を読む
今日12月19日は大師が「藤原園人追悼文」を撰し贈られた日です(弘法大師全集)。「法力遠近なし」とおしゃっています。「藤原園人追悼文 弘仁九年十二月凶禍常なし。伏して承る相国納言、孝養を待たずと(大納言藤原園人は子供の孝養を待たず亡くなった)。乍ち聞いて驚慟す。五内(五情、こころ)主なし。惟んみるに擗躍はん裂して(胸も張り裂け)、荼毒(くるしみ)居り難からん。痛み当にいかん。相公高年といえども、こ . . . 本文を読む
平安中期の仏教説話集『三宝絵詞』巻下には、「仏名は、律師静安が、承和のはじめの年、深草の御門(仁明天皇)をすすめたてまつりて、はじめ行はせ給ふ」と記され『仏名会因縁』にも、「仁明天皇御宇、承和五年十二月十九日、元興寺律師静安等奏聞して、清涼殿に於いて始めて仏名懺悔を修す。先つ是は静安修行、近江比丘良山、
勤仕礼拝十六巻仏名経、其の声遥かに禁中に聴ゆ。主上駭き、静安に勅して、十六巻仏名を礼せしむ。 . . . 本文を読む
今日12月19日はお大師様が御修法の奏上をされた日です。お大師様は承和元年十二月 乙未(834年12月19日)に御修法の奏上をされています。「宮中真言院の正月の御修法の奏上承和元年十二月 乙未 大僧都傳燈大法師位空海上奏して曰さく。空海聞く。如来の説法に二種の趣あり。一には浅略趣、二には秘密趣なり。浅略趣といふは諸経のなかの長行偈頌これなり。秘密趣とは諸経のなかの陀羅尼、是なり。浅略趣とは、太素、 . . . 本文を読む