福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

ラフカデオハーン「神国日本」関連です

2024-12-23 | 法話
ラフカデオハーン「神国日本」には、日本の家庭が神々のいます神聖な場所であった、ということが書かれていますが、集落もまた神々と仏のおられる神聖な空間でした。「民族と儀礼」宮家準の引用です。いまでも都市化を免れた集落はここに書かれているように神仏のおられる神聖な場所であるという姿をとどめているところはおおくあります。四国遍路で歩いてみるとまさにここに書かれているような神仏に守られた多くの集落の姿が現れ . . . 本文を読む
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讃観世音菩薩頌和釈・・16/20

2024-12-23 | 諸経
讃観世音菩薩頌和釈・・16/20 諸悪業病 「鬼病熱病腹脹病 疳病黄病心痛病 癩病癲病霍亂病 血氣羸痩種種病    諸惡黒業纒其身 稱名繋念皆除愈」 鬼病と熱病と腹脹の病と疳病と黄病と心痛と癩病と癲癇と霍亂と血氣の羸痩など種種の病と諸惡業の報が其身を纒縛りて病を成すに観音の名を稱へ心に念ずれば皆なよく病愈んとや。 諸病の中に癩病は最も愈へがたき業報なり。昔湯浅権守といふ . . . 本文を読む
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今日十二月二十三日は大師が長安に御到着になった日です

2024-12-23 | 頂いた現実の霊験
延暦二十三年十二月二十三日(西暦803、大師御年32歳)は大師が長安に御到着になった日です。大師は五月十二日に日本を出発され八月十日に赤岸鎮に漂着され、十月三日に藤原葛野麻呂に代わり福州の観察使宛の公文書を上表されて以来実に数か月ぶりに入京できたことになります。日本を出発されて以来だと半年以上かかっての入京です。高野大師御広伝には「十二月二十三日。至上都長安城。唐貞元廿年也。入京華之儀。不可説盡。 . . . 本文を読む
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