質問
「生まれた年によって一代の守り本尊があると言われていますが、本当なのでしょうか。もし本当ならば仏前でお経を唱えるとき、その真言はどこで唱えるべきなのでしょうか。」というご質問をいただきました。
高原師からのお答え
結論からいうと、お勤めではお経の最後に千手観音様のみでなくできるだけ多くの仏様の御真言をおとなえした方がいいと思うのです。
私は以下のような御真言をおとなえしています。
佛眼佛母 (五眼具足、法海同益)
オン、ボダロシヤニ、ソワカ
大日如来真言(九界衆生同期一会)
アビラ、ウンケン、バサラ、ダトバン
阿閦如来(発心堅固、不退精進)
オンアキシビヤウン
寶生如来(福寿増長、授職利他)
オンアラタンノウ サンバンバタラク
阿弥陀如来 (臨終正念、三尊来迎)
オンロケイジンバラ アランジャ キリク
釈迦如来真言(説法断疑、利益衆生)
ノウマク、サマンダ、ボダナン、バク
金剛薩埵 (密教興隆、利益人天)
オン、バザラサトバ、アク
千手観音(二十五有 三十五三昧)
オンバザラ タラマ キリク
十一面観音(十界衆生 同帰一理)
オンマカキャロニキャソワカ
如意輪観音(心中所願 如意満足)
オンハンドメイ シンダマニ ジンバラ ウン
地蔵菩薩(入諸地獄代受衆苦)
オン カカカ ビサンマエイソワカ
虚空蔵菩薩 (福恵具足、心蔵虚空)
ノウボウ アキャシャ キャラバヤ オン アリキャ マリボリ ソワカ
弥勒菩薩(三会下生、再開決定)
オン マイタレイヤ ソワカ
五字文殊(智慧増長、障難消除)
アラハシヤノウ
延命呪(寿命長遠、身体安全)
オン バザラ ユセイ ソワカ
普賢(法界如如 功徳円満 息災)
オン サンマヤ サトバン
愛染明王(衆人愛敬 師檀相応 即身成仏)
オン マキャラガ バザラウシュニヤ バザラサトバ ジャクウンバンコク
不動明王真言(四魔三障皆悉消除 現当所願一切満足)
ナマクサマンダバサラナン、センダ、マカロシヤナ、ソワタヤ、ウンタラタカンマン
四天王総呪 (他方財来 皆悉消除)
オン アウンランケン ソワカ
多聞天(仏法擁護 真俗自在)
オン ベイシラマンダヤ ソワカ
水天(寺内安穏 消除火難)
オン バロダヤ ソワカ
弁財天(智慧弁財 福智無量)
オン ソラソバ テイエイソワカ
聖天(諸障消滅 富貴自在)
オン キリク ギャクウン ソワカ
荒神(無量無障 如意満足)
オン ケンバヤケンバヤ ソワカ
大黒天(諸眷属 皆悉豊饒)
オン マカギャラヤ ソワカ
鬼子母神(財難不起 産生成就)
オン トドマリギャキテイ ソワカ
と唱えていますが、この他に、
薬師如来真言
オン、コロコロ、センダリ、マトオギソワカ
蔵王権現真言
オン、バギリユ、ソワカ
孔雀明王真言
オン、マユラギ、ランテイ、ソワカ
火界真言
ナマクサルバタタギヤ、テイビヤ、サルバモケイビヤ、サルハタタラタ、センダマカロシャナ、ケンギヤキギヤキ、サルバビキナン、ウンタラタカンマン
諸天総真言
オン、ロキヤ、ロキヤ、キヤラヤ、ソワカ
一字金輪真言
ナマクサマンダ、ボダナン、ボロン
光明真言
おん、あぼきやべいろしやのう、まかぼだら、まに、はんどま、じんばら、はらばりたや、うん
南無日本国中大小神祇
南無大師遍照金剛
大金剛輪
のうまく、しっちりやぢびきゃなん、たたぎゃたなん、あんびらじびらじ、まかしゃきゃらばじり、さたさた、さらていさらてい、たらいたらい、びだまにさんばんじゃに、たらまち、しったぎりや、たらん、そわか
などお唱えするといいと思います。
守本尊そのものの考えは「三世相明治雑書万暦大成 」などという易の本が江戸、明治にはやり、そこで定着したようです。これは前世・現世・来世の三世の因縁に中国の五行説を交えて吉凶禍福を説く占いの本だったということです。
此の守り本尊の根拠は森田龍遷「密教占星法」によると、
十二支に十二支神(たとえば十二支順に神后、大吉、功曹、大衡、天岡、太一、勝光、小吉、伝送、従魁、河魁,徴明などという神)を配置(一行集「十二神本地」、五行大義などによる)しているがさらにこれらの十二支神の本地佛を順に千手、勢至、文殊、不動、虚空蔵、普賢、大日、弥陀としたと書いてあります。意外と歴史的には深いとされます。
我々は行のときは、とくに守り本尊のみの御真言をお唱えすることはありません。むしろ28宿の本命星等の御真言を唱えるときがあります。
「生まれた年によって一代の守り本尊があると言われていますが、本当なのでしょうか。もし本当ならば仏前でお経を唱えるとき、その真言はどこで唱えるべきなのでしょうか。」というご質問をいただきました。
高原師からのお答え
結論からいうと、お勤めではお経の最後に千手観音様のみでなくできるだけ多くの仏様の御真言をおとなえした方がいいと思うのです。
私は以下のような御真言をおとなえしています。
佛眼佛母 (五眼具足、法海同益)
オン、ボダロシヤニ、ソワカ
大日如来真言(九界衆生同期一会)
アビラ、ウンケン、バサラ、ダトバン
阿閦如来(発心堅固、不退精進)
オンアキシビヤウン
寶生如来(福寿増長、授職利他)
オンアラタンノウ サンバンバタラク
阿弥陀如来 (臨終正念、三尊来迎)
オンロケイジンバラ アランジャ キリク
釈迦如来真言(説法断疑、利益衆生)
ノウマク、サマンダ、ボダナン、バク
金剛薩埵 (密教興隆、利益人天)
オン、バザラサトバ、アク
千手観音(二十五有 三十五三昧)
オンバザラ タラマ キリク
十一面観音(十界衆生 同帰一理)
オンマカキャロニキャソワカ
如意輪観音(心中所願 如意満足)
オンハンドメイ シンダマニ ジンバラ ウン
地蔵菩薩(入諸地獄代受衆苦)
オン カカカ ビサンマエイソワカ
虚空蔵菩薩 (福恵具足、心蔵虚空)
ノウボウ アキャシャ キャラバヤ オン アリキャ マリボリ ソワカ
弥勒菩薩(三会下生、再開決定)
オン マイタレイヤ ソワカ
五字文殊(智慧増長、障難消除)
アラハシヤノウ
延命呪(寿命長遠、身体安全)
オン バザラ ユセイ ソワカ
普賢(法界如如 功徳円満 息災)
オン サンマヤ サトバン
愛染明王(衆人愛敬 師檀相応 即身成仏)
オン マキャラガ バザラウシュニヤ バザラサトバ ジャクウンバンコク
不動明王真言(四魔三障皆悉消除 現当所願一切満足)
ナマクサマンダバサラナン、センダ、マカロシヤナ、ソワタヤ、ウンタラタカンマン
四天王総呪 (他方財来 皆悉消除)
オン アウンランケン ソワカ
多聞天(仏法擁護 真俗自在)
オン ベイシラマンダヤ ソワカ
水天(寺内安穏 消除火難)
オン バロダヤ ソワカ
弁財天(智慧弁財 福智無量)
オン ソラソバ テイエイソワカ
聖天(諸障消滅 富貴自在)
オン キリク ギャクウン ソワカ
荒神(無量無障 如意満足)
オン ケンバヤケンバヤ ソワカ
大黒天(諸眷属 皆悉豊饒)
オン マカギャラヤ ソワカ
鬼子母神(財難不起 産生成就)
オン トドマリギャキテイ ソワカ
と唱えていますが、この他に、
薬師如来真言
オン、コロコロ、センダリ、マトオギソワカ
蔵王権現真言
オン、バギリユ、ソワカ
孔雀明王真言
オン、マユラギ、ランテイ、ソワカ
火界真言
ナマクサルバタタギヤ、テイビヤ、サルバモケイビヤ、サルハタタラタ、センダマカロシャナ、ケンギヤキギヤキ、サルバビキナン、ウンタラタカンマン
諸天総真言
オン、ロキヤ、ロキヤ、キヤラヤ、ソワカ
一字金輪真言
ナマクサマンダ、ボダナン、ボロン
光明真言
おん、あぼきやべいろしやのう、まかぼだら、まに、はんどま、じんばら、はらばりたや、うん
南無日本国中大小神祇
南無大師遍照金剛
大金剛輪
のうまく、しっちりやぢびきゃなん、たたぎゃたなん、あんびらじびらじ、まかしゃきゃらばじり、さたさた、さらていさらてい、たらいたらい、びだまにさんばんじゃに、たらまち、しったぎりや、たらん、そわか
などお唱えするといいと思います。
守本尊そのものの考えは「三世相明治雑書万暦大成 」などという易の本が江戸、明治にはやり、そこで定着したようです。これは前世・現世・来世の三世の因縁に中国の五行説を交えて吉凶禍福を説く占いの本だったということです。
此の守り本尊の根拠は森田龍遷「密教占星法」によると、
十二支に十二支神(たとえば十二支順に神后、大吉、功曹、大衡、天岡、太一、勝光、小吉、伝送、従魁、河魁,徴明などという神)を配置(一行集「十二神本地」、五行大義などによる)しているがさらにこれらの十二支神の本地佛を順に千手、勢至、文殊、不動、虚空蔵、普賢、大日、弥陀としたと書いてあります。意外と歴史的には深いとされます。
我々は行のときは、とくに守り本尊のみの御真言をお唱えすることはありません。むしろ28宿の本命星等の御真言を唱えるときがあります。