今散歩時にはコロナ対策で人込みを避けて住宅地の裏の方を歩いています。すると街並の途切れたところにはそれぞれ道祖神が祀られています。馬頭観音様、青面金剛様、お稲荷様、お地蔵様など・・。
そういえば、昔は疫病を防ぐために道祖神を祀っていたことを思い出します。
「日本 民俗事典」によると、「道祖神は、人間が集落を成して社会生活を営んだ原初の段階から自分 たち仲間の生活の安全を守るべく邪霊悪鬼の類が立 ち入らぬようさえぎり、はねかえすための呪物を境 域に置くことがあった・・」とあります。
1、 道祖神の始まりは、日本書紀・神代上の「『此(これ)自(よ)り莫過(なすぎそ)』とのたまひて即ち、其の杖を投げたまふ。是を岐神(クナトノカミ)と謂ふ」の「岐神(クナトノカミ)」であるとされますが
2、 その後、柳田国男「石神問答」に「道祖神は・・邪悪神の侵入を防止せんとする意味なるべく候。今日にても道祖神の在り所は・・必ずしも道路の側のみならず往々にして物深き山中なども有之候。右は山に居り山より降りくる邪悪神を阻塞して邑落の平穏を期するが為の神事と覚え申候」とあるようにまさに全国津々浦々に疫病を防ぐ目的で祀られていったと思われます。
3、 われわれもこの緊急事態に鑑み、日頃その存在を忘れている道祖神にもよくよくお参りしたほうが良いと思います。道祖神のご真言です。
・馬頭観音様「おんあみりとどはんばうんぱったそわか」
・青面金剛様「おんでいばやきしゃ ばんだ ばんだ かかかか そわか」
・お稲荷様「おん だきに ぎゃちぎゃかねい そわか」
・お地蔵様「おんかかかびさんまえいそわか」
・(その他・道祖神「おんさげいさめいうんはったそわか」)
そういえば、昔は疫病を防ぐために道祖神を祀っていたことを思い出します。
「日本 民俗事典」によると、「道祖神は、人間が集落を成して社会生活を営んだ原初の段階から自分 たち仲間の生活の安全を守るべく邪霊悪鬼の類が立 ち入らぬようさえぎり、はねかえすための呪物を境 域に置くことがあった・・」とあります。
1、 道祖神の始まりは、日本書紀・神代上の「『此(これ)自(よ)り莫過(なすぎそ)』とのたまひて即ち、其の杖を投げたまふ。是を岐神(クナトノカミ)と謂ふ」の「岐神(クナトノカミ)」であるとされますが
2、 その後、柳田国男「石神問答」に「道祖神は・・邪悪神の侵入を防止せんとする意味なるべく候。今日にても道祖神の在り所は・・必ずしも道路の側のみならず往々にして物深き山中なども有之候。右は山に居り山より降りくる邪悪神を阻塞して邑落の平穏を期するが為の神事と覚え申候」とあるようにまさに全国津々浦々に疫病を防ぐ目的で祀られていったと思われます。
3、 われわれもこの緊急事態に鑑み、日頃その存在を忘れている道祖神にもよくよくお参りしたほうが良いと思います。道祖神のご真言です。
・馬頭観音様「おんあみりとどはんばうんぱったそわか」
・青面金剛様「おんでいばやきしゃ ばんだ ばんだ かかかか そわか」
・お稲荷様「おん だきに ぎゃちぎゃかねい そわか」
・お地蔵様「おんかかかびさんまえいそわか」
・(その他・道祖神「おんさげいさめいうんはったそわか」)