福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

本日の定例会の模様をIさんが記録してくださいました

2015-06-20 | 開催報告/巡礼記録
今日は梅雨の狭間の快晴でとても過ごしやすい日でした。護国寺本堂もさわやかな風が吹き通ります。今日のような天気こそ本来の「五月晴れ」と呼ぶべきでしょう。
護国寺定例参拝会は、6名の参加者でした。
この福聚講は神仏のご加護によりお蔭をがあることを体得していただくことを目的としています。さっそく講員のSさんから有難いお蔭の報告がありました。高原講元から、「神仏はあらゆる人にお蔭を与えていますが、それを感じ取れるかが大事です。また、すぐお蔭がある場合もあれば、時間がかかることもあります。自分も、家族関係について30年前にお願いしたことが、最近、劇的な改善をみせることがありました。ただ、思い返せば、その時々でサインが出ていたように思う。」と。
いつものとおり、全員で般若心経、観音経、諸真言をお唱えし、一人一人の講員が順番に前に座りご真言を唱えるのを他の講員が後ろで唱和し、各講員の心願成就を祈りあいました。このとき各講員の唱えた諸尊の御真言は、それぞれの講員とご縁があるものですので大事にしたいと思います。その後講元から「我々の心も仏も生きとし生けるものもすべて大日如来様と同じ地水火風空識という六つの霊妙な構成要素でできていることを思いつつ瞑想しましょう」ということで全員その場でしばらく瞑想にふけりました。
その後、いつものように門前のゴミ拾いをしたのち、近くの喫茶店にて懇親会となりました。
 講元は、弘法大師の誕生日である青葉祭りに訪れたそうです。高野山開創1200年の法会は終わりましたが、まだ多くの人が訪れているそうです。とりわけ海外の方が御大師さまを慕い拝まれているのには大変感心されたそうです。
 奥の院は御大師が『虚空尽き衆生尽き涅槃尽きなば我が願いも尽きなん」と御遺言されたお浄土であり、日本の総菩提所といわれて昔から御大師様をしたう貴顕のお墓が広がっています。
そして高野山は1200年間の修法や祈りの分厚い集積によりお山全体が強い霊気のあふれるところとなっています。その中でも御廟前・燈籠堂はとりわけ霊気の強いところです。また、ここでは毎日高僧の読経による先祖供養が行われています。ここで読経供養すると素晴らしいお蔭が頂けると言われています。
4月には福聚講でも高野山に参拝いたしましたが、東京からも日帰りできますので、ぜひお詣りください。

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