福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

昨日の定例会模様

2017-01-22 | 開催報告/巡礼記録
昨日の定例会模様
昨日は初大師の日でした。風は冷たかったのですが空は晴れ上がりいつものように有難いお参り日和となりました。
今年は福聚講10周年になります。十周年目の最初のお参り日が初大師の日にあたるというのも何か大変有難い感じがしたものです。早めに行き、いつものように一言地蔵様、身代わり地蔵様、大師堂、六地蔵様、大日如来様、お薬師堂、本堂等を7回回ってお参りしてたあと、本堂の縁側で休んでいると、地元の町会長という老人が話しかけてきました。このお話が大変ありがたいものでした。この方は頸動脈不全でクモの糸一本で命がつながっているといわれる状態になったそうですが奇跡的に手術が成功し以前より健康体になったということです。これも毎日護国寺にお参りに来ているお陰と感謝していました。また護国寺の故事来歴にくわしく、月光殿に車寄せがあるのは大隈重信が住んでいたから、とか安田善次郎・大倉喜八郎等の墓があること、正力松太郎が護国寺の貫主さまに私淑していたこと等々興味の尽きない話でした。なかでも江戸時代は本堂の向かって右手に今宮神社があったがいまは鳩山邸隣にあると教えていただいたのはありがたい事でした。文京区のブログで調べるとたしかに「今宮神社・今宮五社。元禄十年桂昌院殿発願により、護国寺建立の時、同所に鎮座し明治六年現在地(鳩山邸隣)に遷座した。五社とは、天照大神宮・八幡大神・春日大明神・今宮大明神・三部大権現である。
明治十二年には虎烈刺病伝染除の祭典が執行され、病気平癒の御利益がある。」となっていました。この今宮神社御遷座のときにも大隈公が神社の扁額を書いたそうです。
長年不審におもっていた護国寺の鎮守様が何十年ぶりかにわかったのです。まさにご本尊様が教えてくださったとしか思えません。今後は護国寺参拝時にはこの今宮神社も参拝することとします。
そして、新しい方もお見えになりました。いつものように観音経を全巻お唱えした後瞑想しました。この日は大変深い瞑想に入ることができて、時のたつのを忘れてしまいました。非常に気持ち良くなったのです。からだが段々瞑想体質になっていくのがわかります。
本堂でお参りの後、御大師様の日なので大師堂にもお参りしました。
ゴミ拾いのあと、門前のジョナサンにはいり、2時間以上話し込みました。新しくお見えいただいた方は宇宙物理学者の方で、量子力学の分野でも観察結果と観察者の関係は微妙であるとの趣旨のお話をされました.。仏教の基礎理論は唯識論です。すべては自分の心が作り出している世界であるということです。仏教の基礎理論が物理学でも証明されていることがわかり大変心強い思いをしました。
講を10年もやってくるといろいろ有難いことがあると思わされた一日でした
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