福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

今日の定例会模様

2017-09-16 | 開催報告/巡礼記録
今日の定例会模様

今日は台風が近ずいているにもかかわらずお参りの間は雨は降らず、曇り空で風も微風で,またしても絶好のお参り日和でした。

行きに江戸川橋で降りて護国寺の境内社であった今宮神社をお参りしました。今宮神社は天照大神を伊勢神宮から、素戔嗚尊を京都今宮神社と熊野大社から、伊弉諾尊・速玉大神を熊野大社から、誉田別尊を石清水八幡宮から、大国主命と事代主の尊を京都今宮神社から,大宮比売命を春日大社から招来し、ほかに天神様、少毘古那命をお祀りしています。日本国中の有力な神様をほとんど招来しお祀りしているのです。心経をとくに念入りにお唱えして国家安泰を祈願しました。

護国寺では久しぶりに一言地蔵様・大師堂・身代わり地蔵様・水かけ地蔵様・大日如来様・お薬師様を七回拝んで回りました。本来なら暑くて回れないところでしたが台風前の曇り空のお陰でほとんど汗もかかずに回れました。
お参りしていると歴史散策グループらしい70代と思しき10人くらいの一団が大師堂の前で手も合わせず説明を聞いています。一方水掛け地蔵様の前では3歳くらいのかわいい男の子を連れた若い父親が「いつもお守りいただいてありがとうございます」とお礼を言いなさいと子供に教えていました。子供はいわれたとおり「いつもありがとうございます」とお地蔵様の足に向かってモミジのような手を合わせて拝んでいます。さきの老人グループと比べてなんとすばらしい親子だろうとホッとしました。いつも感じるのですが、日本人は若い人たちの方が純粋で信仰心も厚いようです。本堂で手を合わせる人も若い人が多いようです。希望が持てます。団塊の世代は粗製乱造とでもいうのでしょうか、死ぬ間際になっても信仰心のない人がほとんどのように見受けられ残念です。

今日は講は若い人ばかりになっていつもの倍の人数のお参りでした。年寄りは私だけでした。いつものように般若心経・観音経をあげましたが、皆さんの声も揃って大変ありがたいお参りが出来ました。般若心経も観音経も護国のお経でもありますので、わたしも必死でお唱えしました。

最後に阿字のカードをお配りして,阿字のイメージを作っていただき阿字観瞑想を行いました。阿字は大日如来様を現すとともに宇宙全体をも現し、また自分自身をもあらわしている根本の梵字です。自分自身が阿字であり宇宙である、とイメージできれば怖いものはなくなります。一瞬でもこういうイメージができるといいのです。今日はかなり長く瞑想したので有難い時間を過ごせました。
この後いつもよように懇談して帰りましたが家につくころに雨が降り出しました。こうしてお参りする度に生まれ変わったような有難い気持ちにさせていただけて護国寺とご縁を頂いて本当にありがたいと思っています。
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