高野山参拝記 令和元年長月

22日23日と１泊２日で講員のKさん、Mさん、私の３名で、高野山にお参りをして参りました。
台風の心配もございましたが、大事にはならず当初の予定通りの１泊２日でのお参りができました。

22日に朝方ケーブルカー故障でケーブルカーが止まったということで、
橋本からバスでの登山となり、予定より１時間ほど到着が遅れたものの、無事に高野山駅に到着しました。

遅い昼食をいただき、大師協会で受戒を受け、宿に荷物を置き、その後奥の院へお参りいたしました。
奥の院ではちょうど夕方のお勤めの般若心経をあげているところでした。
Kさんは初めての高野山ということで、奥の院の参道を興味深く感じた様子でした。

参拝後夕食に出て３人で楽しくお食事をして、３０分ほど歩いて宿に帰り休みました。
翌朝は奥の院の朝のお勤めに参りました。
生身供の出発に間に合い、10数名の参拝者の方と一緒に朝のお勤めに出せていただき、大変ありがたいことでした。

灯篭堂で座れるのは本当にありがたく、手を合わせて視線を落とせば、すぐに瞑想がすすみ宇宙の中に入っていくような感覚になります。

朝のお勤め後、宿に戻り朝食をいただき、金堂で行われる土砂加持法要に参拝しました。
この法要が２時間と意外と長い法要で、KさんとHさんは内陣のすぐそばに座ったので、中座する機を失してしまい最後まで参座することとなり、時間切れで金剛峯寺や霊宝館を回る時間をとることができませんでしたが、無事にお参りを終えました。

３人で高野山にお参りできたのも高原さんのご指導のおかげと存じます。また、さんにもいろいろと事前に教えていただき、宿や食事など助けていただきました。
こういう集まりをサンガというのでしょうか、仏縁による人との結びつきのありがたさをしみじみと感じております。

再びの高野山参拝計画を話しながら無事に帰途につきました。