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第2回・福聚講関東36不動霊場巡り(2011-2-20晴れ)
<第2番札所大雄山最乗寺(清瀧不動尊)> 神奈川県南足柄市大雄町
ご本尊;釈迦牟尼仏 脇侍仏;文殊・普賢両菩薩
開山;了庵慧明禅師
開創;應永元年(1394年)
守護;道了薩埵(道了尊者)
堂塔30余棟
境内山林130町歩参道の杉並木は神奈川県の天然記念物
(最乗寺案内書による)
JR小田原改札口10時集合。10時12分発の大雄山線に乗車。10時35分大雄山駅着。大雄山駅より徒歩にて、最乗寺へ(いつものようにゴミを拾いながら)。街中を抜け、嘗ては大雄山詣で賑わっていたと思われる旅館を過ぎるころ、参詣道らしくなる。柱の朱色が美しい仁王門をくぐり、両側に杉木立のある天狗の小道に入る。直立する幹回りの太い杉の群れに、力強い生命力を感じる。木陰の薄暗い静かな道は、山の霊気が漂い、爽やかで静かな気持ちにさせる。足下は石畳の合間に木のチップが敷き詰められ、柔らかな感触で歩きやすい。歩き巡礼で、自然と相対している時間は、本尊へお参りしている時と同じように、無欲で、穏やかになる。
登りで石段もあった参詣道も終わり、11時35分、堂宇の建ち並ぶ境内に立つ。境内は広く、お参りの人も多い。本堂内陣にて般若心経を納経。本堂(護国殿)のある境内から御供橋・結果門を過ぎ右手の階段を登ると不動堂(本尊;清瀧不動尊、禅宗様式の重層入母屋造り)。不動堂内陣にて、般若心経 ・佛説聖不動経を納経。小さな方形の不動堂は、しんとして澄んでいた。大雄山守護の道了薩埵を祀る御真殿を拝す。福聚講碑の附近、天狗の下駄前にて昼食休憩。(この立派な福聚講の碑は、奇遇であった。)
その後、奥の院へ。足の裏に少々ひやりとしたものを感じながら、もくもくと急な長い石段を登る。かなりの急勾配と高さに圧倒されながら、奥の院まで登りきり安堵する。ここまでこられたことに感謝。13時35分、仁王門を後に、徒歩にて大雄山駅へ14時着。大雄山駅14時2分発に乗車、小田原着14時25分。駅前で打ち上げ後解散。
<参加者>
高原師、高橋、岡村、渕野、角田、菊池、佐竹、松田、鈴木2、関口2、計12名