「ここに一の沙門あり、余に虚空蔵聞持の法を呈す。
その経に説かく「もし人、法によりてこの真言一百万遍を誦さば、即ち一切の教法の文義暗記することを得」と。
ここに大聖(仏陀)の誠言を信じて飛焔を鐟燧(サンスイ)に望む。
阿国大滝嶽にのぼりよぢ、土州室戸崎に勤念す。谷、響を惜しまず。明星来影す。
」(三教指帰 巻の上)とあるようにお大師様は「一の沙門」に「虚空蔵聞持の法」を伝授されて阿波大滝嶽と土佐室戸崎で求聞持を行じられたのですがこの沙門とは勤操大徳といわれています。そして高野山普門院は勤操大徳の開基なのです。
この福聚講ともなにか不思議なご縁を感じます。次回にさらに詳しく述べます。
その経に説かく「もし人、法によりてこの真言一百万遍を誦さば、即ち一切の教法の文義暗記することを得」と。
ここに大聖(仏陀)の誠言を信じて飛焔を鐟燧(サンスイ)に望む。
阿国大滝嶽にのぼりよぢ、土州室戸崎に勤念す。谷、響を惜しまず。明星来影す。
」(三教指帰 巻の上)とあるようにお大師様は「一の沙門」に「虚空蔵聞持の法」を伝授されて阿波大滝嶽と土佐室戸崎で求聞持を行じられたのですがこの沙門とは勤操大徳といわれています。そして高野山普門院は勤操大徳の開基なのです。
この福聚講ともなにか不思議なご縁を感じます。次回にさらに詳しく述べます。