7月13日から16日は『お盆』です。
13日に迎え火(むかえび)と焚き、ご先祖様をお宅にお迎えします。迎え火の変形として有名なのが盆提灯です。門前に吊された提灯は、祖霊がやってくるための目印であり、またその家の中に祖霊が滞在しているしるしであるとされ鎌倉時代からこの盆提灯の風習は行われています。かつてお墓が近かった時代には、お墓まで出迎えにいくことが珍しくなかったようですので、お墓にお参りできる方 . . . 本文を読む
何回目かの遍路の時、石手寺の門のところで蓬髪破衣大きな荷を背負ったの中年遍路に出会いました。「何回くらいおまわりですか?」と尋ねると「15回くらいです」としっかりしたよく通る声で返事がかえってきました。少し喜捨しました。「すごい回数歩いておられてすばらしいですね」というと澄んだ声で「あなたさまこそ」と言われました。「貴方様」などといわれたのははじめてですがこのひとがいうと自然に聞こえました。蓬髪破 . . . 本文を読む
五十番から五十一番石手寺までは3.3キロメートル。すぐです。
五十一番石手寺の草創は聖武天皇の神亀五年(七二八)伊予大守越智玉純が勅を奉して鎮護国家の道場として伽藍を建立し、安養寺と名づけたことにはじまるといいます。縁起によれば、「道後湯築城主河野息利の妻が男児を生んだ。その子は生後三年たっても左の手を握ったままであったが安養寺住職の祈祷により手をひらき、「衛門三郎再来」の小石がころげ落ちた。こ . . . 本文を読む
49番から50番繁多寺までは2.35キロメートルにすぎませんが毎回50番繁多寺近くになって迷います。
人家の中や墓地をとおりますが道しるべもなく心細くなります。すぐ近くなのに何度も人にききました。
50番繁多寺の説明版には「孝謙天皇の勅願により天平勝宝年間(8C中頃)に行基により開創(本尊薬師如来)、このとき天皇から数流の旗を賜ったので「旗多寺」といわれたのが「繁多寺」となった。「一遍聖絵」 . . . 本文を読む
自分の清浄な身口意業と他人の清浄な身口意業が互いに妨げず重なり合ってひろがっているのが法界である。あたかも千の灯明の光がお互い妨げないように。仏様の密集されている法界とは、実は自分や他人の清浄な身口意業の重なり合った世界であった。(大師「秘蔵記」) . . . 本文を読む
東日本大震災、原発大事故、領土問題と中韓の反日連携、日本の国力低下等厳しい状況下におかれている日本ですがもう一度原点にかえり、「国」、「家庭」、「自他」を同時に救う道を再構築する必要があります。、 . . . 本文を読む