今日は一粒万倍日です . . . 本文を読む
品性の養成所は家庭である。・・家庭における妻の責任は一層重大である。・・品性は人間の有する一大至宝であって此れを得るは貧富の間に区別のあるものではなく、何人と雖も容易に是を得て一生を愉快に暮らし得るものである。国家としても品性を重んずる国民よりなる国家は繁栄し・・ . . . 本文を読む
先ほどテレビ番組でドイツ人だったと思いますが二人で野宿しながら四国遍路を満願する番組があり、ついつい見入ってしまいました。どのシーンも10数年前歩いた遍路道や寺寺を思い出させ感無量でした。特に最後の88番への女体山越えの遍路道は特に懐かしく、居てもたってもいられなくなりました。当時の得も言われぬ有難い経験が昨日のように思い出されてきました。
この外人お遍路さんたちも到る所でお接待を受けて「どうやっ . . . 本文を読む
病を治す仏法
・光明真言袖鑑(浄厳)
(光明真言「おんあぼきゃべいろしゃのうまかぼだらまにはんどまじんばらはらばりたやうん」のうち)〔マカボダラ〕
とは東方大円鏡智阿如来なり、即是薬師如来と同体なりこの真言(光明真言)をとのふるもの業病鬼病などをも治するといふはすなちこの句(マカボダラ)あるがゆへなり。
・涅槃経に「二つの因縁あらばすなわち病苦なし。一には一切衆生を憐憫し、二には病者に医薬を給施 . . . 本文を読む
今日は十斎日で六斉日です。十斎日とは月の一日・八日(六斉日でもあります)・十四日(六斉日でもあります)・十五日(六斉日でもあります)・十八日・二十三日(六斉日でもあります)・二十四・二十八日・二十九日(六斉日でもあります)・三十日(六斉日でもあります)をいいます(根拠は下の地蔵経にあります)。この日に八斎戒(不殺生、 不倫盗、 不淫、. 不妄語、 不飲酒、 不聴歌舞、 不坐広床戒、 非時食戒)を守 . . . 本文を読む
神道は祭天の古俗(明治24年)・・12
文科大学(東京大学)教授 久 米 邦 武
儒学仏教陰陽道の伝播
神道の日本を襁饗の裏に育成して、国体を定めて皇統を始めたるは、其最功力のある時代となりとす。然ども成長の後に、時運の進みて、大陸地に万般の学芸鬱興すれば、我国にも輸入して、環開進せざるべからず、漢の朝鮮を滅ぼし平壌に帯方郡を置く(204年)に當り、我西国より交通する者三十余国に及ひ、 . . . 本文を読む
Q,いろいろ不幸が重なります。先祖の因縁、自分の因果といわれますがどう考えればいいのでしょうか?
A,
結論はいま「本当のこと(真理)」「仏法」へ近ずくチャンスがめぐってきてるということです。
自分自身も数十年前数々の試練に遭いその結果、改めてお大師さまのありがたさ、信仰のありがたさに深く気が付き仏道に入る機会を与えられました。その後は大変ありがたい人生を歩ませていただいています。
先祖がたた . . . 本文を読む
神道は祭天の古俗(明治24年)・・11
文科大学(東京大学)教授 久 米 邦 武
神道の弊
天地は活世界なり。循環して息まず。常に新陳代謝しつゝ進めり。故に其中に棲息する萬物萬事。みな榮枯盛衰をなし。少し活動を失ひたる停滞物は。頓て廢滅に歸すること。皆人の眼前に觀察する所なり。故に久くして弊れざるものハなし。日本の創世は神道より成り。皇基は是に因りて奠定したり、其主要の節目は。前に述 . . . 本文を読む
神道は祭天の古俗(明治24年)・・10
文科大学(東京大学)教授 久 米 邦 武
祓除は古の政刑
神道は穢惡を惡む至て嚴なる故に。祓除を行ひ。身を清淨にして神に事へるを大主旨とせり。上古神宮皇居を別たざりし時代に於て。朝廷の有様は。後の伊勢神宮の如きものなりと想像すべし。國造伴造の分轄する國縣の府治も。盡く其式に倣ひ。因て諸國に天社國社は設けたり。其天社國社に於て取扱ふ事は、年年新嘗 . . . 本文を読む
神道は祭天の古俗(明治24年)・・9
文科大学(東京大学)教授 久 米 邦 武
神は不淨を惡む
神に事へるには清淨を先として。穢惡を忌嫌ふは。神道の大主旨なり。紀一書に。諾尊の冉尊殯殮ひんれんの所より還り、〔吾前到於不順也凶目汚穢之處。故當滌去吾身之濁穢。則往至筑紫日向小戸橘之木原。而祓除焉。遂將滌身之所汚。云云(吾前(さき)到於不須也凶目(いなしこめ)汚穢(きたなし)之處 故(かれ) . . . 本文を読む
大竹文雄・大阪大学 社会経済研究所教授が「寺院・地蔵・神社の社会・経済的帰結: ソーシャル・キャピタルを通じた 所得・幸福度・健康への影響」という論文を発表しており、それによると「小学生の頃に通学路等の身近に寺院・地蔵菩薩の存在がある場合は、信頼,互恵性,利他性のすべてにプラスの影響を与え、神社は互恵性にプラスの影響を与え又、幸福度および健康水準を高めることが示唆された」ということです。https . . . 本文を読む
神道は祭天の古俗(明治24年)・・8
文科大学(東京大学)教授 久 米 邦 武
神道に人鬼を崇拜せず
神道に人鬼を崇拜することは古書に絶えてなきことなり。伊勢大神宮は固より大廟に非ず。忍穂耳尊社の豐前香春にあるハ後に辨ずべし。次て瓊々杵尊の日向可愛山陵(えのみささぎ、はニニギ(天津日高彦火瓊瓊杵尊)の陵。高屋山上陵、吾平山上陵とともに神代三山陵の一つ。明治政府により1874年(明治7 . . . 本文を読む