福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

何故に苦を脱する者と苦を脱せざる者とあるや?

2023-01-17 | 諸経
「問。菩薩名を稱するに何が故に脱苦と苦を脱せざるとある耶。 答。至心なれば則ち脱す、不至心なるが故に脱せず。 問。菩薩自ら應に之を救ふべきに何ぞ須らく至心ならんや。 答。 ・至心を以ての故に則ち罪滅す。菩薩は方に之に應ずるを得る耳。故に須く至心なるべし。 ・二は罪輕ければ則ち苦を脱す。罪重ければ則ち苦を脱せず。 ・三は習因に厚薄あり。薄は苦を脱し、厚は苦を脱せず。 ・四は業に定・不定 . . . 本文を読む
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何故に苦を脱する者と苦を脱せざる者とあるや?

2023-01-17 | 諸経
「問。菩薩名を稱するに何が故に脱苦と苦を脱せざるとある耶。 答。至心なれば則ち脱す、不至心なるが故に脱せず。 問。菩薩自ら應に之を救ふべきに何ぞ須らく至心ならんや。 答。 ・至心を以ての故に則ち罪滅す。菩薩は方に之に應ずるを得る耳。故に須く至心なるべし。 ・二は罪輕ければ則ち苦を脱す。罪重ければ則ち苦を脱せず。 ・三は習因に厚薄あり。薄は苦を脱し、厚は苦を脱せず。 ・四は業に定・不定 . . . 本文を読む
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今日は国分寺に丈六の仏を造る詔勅を出された日

2023-01-15 | 法話
    『続日本紀』「天平十三年正月」「丁亥(十五日)、故太政大臣藤原朝臣家、食封五千戸を返上す。二千戸は旧に依って其の家に返し給ひ、三千戸は諸国の国分寺に施入す。丈六の仏像を造る料に充つ」 天皇は聖武天皇。「国分寺造立の詔」は 『続日本紀』に「天平十三年三月乙巳24日」とありますから、これより先に国分寺は実際に存在したことになります。 . . . 本文を読む
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今日は小正月です。先祖のミタマをわけていただく日です。

2023-01-15 | 法話
今日は小正月です。先祖のミタマをわけていただく日です。 「続宗教と民族」(五來重)「注意深い人は正月の仏教行事が小正月といわれる十四日・十五日に集中していることに気つ゛くに違いない。結局正月といえども仏事はきわめて多いのであって、神事としての正月と、仏事としての正月は日がずれているにすぎないのである。しかも暦法の歴史は満月を以て月のはじめとしていたのが原始的な形であることを教えている。だから七月 . . . 本文を読む
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15日は高幡不動では初弁天・厄病除牛王宝印印可

2023-01-15 | おすすめ情報
15日高幡不動では初弁天・厄病除牛王宝印印可。増上寺では家康念持佛「正五九黒本尊祈願会」が行われます。 https://www.takahatafudoson.or.jp/ . . . 本文を読む
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今日12日は11時より遊行寺の初賦算です。

2023-01-12 | 法話
今日12日は11時より遊行寺の初賦算です。「初賦算」とは、昨日11日の「御札切り」で新年初めて刷られた念仏札「南無阿弥陀仏決定往生六十万人」を遊行上人がお配りになることです。 . . . 本文を読む
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「縄文神楽」

2023-01-11 | おすすめ情報
「縄文神楽」という面白い記事がありました。 . . . 本文を読む
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忍辱の荘厳

2023-01-11 | 法話
釈雲照師「十善業道経講義」 「十善業道経に『忍辱の荘厳のゆえに仏の円音を得て衆の衆好を具し』とある・・(以前、「忍辱」とはいかにも消極的な言葉で前近代的で好きになれませんでしたが先日アップしたようにパラリンピアンの「状況を受け入れることは限界を受け入れることではない」という言葉に出会い、この「忍辱」というのはまさにこれであろうと思いました。状況は受け入れるがそこに甘んじるのではなく果敢に状況に挑 . . . 本文を読む
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今日(1月月10日)は「初金比羅様」の日です

2023-01-10 | おすすめ情報
今日(1月月10日)は「初金比羅様」の日です毎月10日は金比羅様の縁日で、一年最初の縁日は「初金比羅」と呼ばれているようです。讃岐金刀比羅宮でも初十日祭と言われにぎわうとされています。虎ノ門にも金毘羅宮があり、今日は七福神行列や里神楽奉納が行われるようです。御祭神は大物主の尊とされていますが廃仏毀釈以前は金毘羅大権現(御真言オン クビラヤ ソワカ)でした。金毘羅船船・・の歌でも「こんぴら 船々 追 . . . 本文を読む
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今日は土宜法龍猊下のご遷化の日です

2023-01-10 | 先祖供養
土宜 法龍猊下は嘉永7年(1854年)1月8日 生れ 大正12年(1923年)1月10日遷化。京都六角能満大願に出家。高野山・野中寺・延命寺と密宗と戒律を受け、小野流許可。佐伯旭雅に俱舎を受ける。高野山学林長、仁和寺門跡、真言宗御室派管長、真言宗各派連合総裁、高野派管長。明治26年には釈宗演・鈴木大拙等とともに万国宗教大会に出席、仏教史を講じる。南方熊楠にも私淑される。明治35年3月22日、熊楠よ . . . 本文を読む
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今日10日は京都泉涌寺七福神めぐり

2023-01-10 | おすすめ情報
今日10日(成人の日)は京都泉涌寺七福神めぐりです。 京都泉涌寺七福神めぐり 泉涌寺山内の即成院、戒光寺、観音寺、来迎院、雲龍院、悲田院、法音院に祀られている七福神に加え、番外の新善光寺と泉涌寺を含めた九福(久福)を巡ります。福神が特別開扉されるほか、本山にて福笹とセットの吉兆が授与されます。各寺院でも特別吉兆が授与されます。 開催日時 2022年1月10日8:00~16: . . . 本文を読む
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今日は十日戎

2023-01-10 | 法話
今日は十日戎 「今宮戎神社」(大阪市浪速区)では1月9日から11日まで『十日戎』。   十日戎は、七福神のひとりで、商売の神として信仰される恵比須様をまつる祭礼。1月10日の「本戎」と、前日9日の「宵戎」、11日の「残り戎」あわ せて3日間にわたり、戎神社に縁起ものの笹などを売る市が立ちます。 参詣者は野・山・海の幸を象徴する縁起物を束ねた小宝袋「吉兆(きっきょう)」を授かり、 笹 . . . 本文を読む
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一人立つ

2023-01-09 | 法話
最近の日本を取り巻く危険極まりない諸情勢に鑑みる時「年よりの冷や水」ながら何かいてもたってもいられぬきもちです。・『世界で一番強いものはただ一人立つものなのだ。』とはイプセンの『民衆の敵』で衆愚政治批判で発せられている言葉のようです。・ また「ハチドリのひとしずく」というアンデスの民話も思い出します。以下のようなものです。「森が燃えていました。森の生きものたちは われ先にと 逃げて いきましたしか . . . 本文を読む
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法然上人のお言葉

2023-01-08 | 法話
「病気を治す薬草があります。磁石は鉄を引き寄せます。麝香はすばらしくいい香りを放ちます。サイの角は水をはじく力があるそうです。それらは病気を治したいという心があって薬草になったわけではなく、磁石も鉄を引き寄せるための修行をしてその力を得たわけではありません。それらの効力は長い時間をかけて、自分を守るために少しずつ変化し、自然と備わった不思議な力なのです。 心や願いなど持っていなくても植物や動物は不 . . . 本文を読む
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今日5日は鶴岡八幡舞殿西庭で除魔神事が執り行われます

2023-01-05 | おすすめ情報
今日5日は午前10時より鶴岡八幡舞殿西庭で除魔神事が執り行われます。 「除魔神事」は、鎌倉幕府において「御的始」「御弓始」と称して行った武家の事始めを起源としており直径156センチの的の裏に「鬼」の文字を書き、約27メートル離れた所から射抜いて魔を払う祭事で、舞殿で神職による祭儀が行われた後、小笠原弓馬術礼法・鎌倉古式弓道保存会により神事が執り行われるようです。 . . . 本文を読む
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