ヒヨコ・イン・ザ・ワールド

Fukunosukeとhiyokoのlifelog。

横浜うかい亭(目の毒B面)

2007-11-19 22:02:52 | たべもの イタリアン フレンチ
Fukunosukeです。


いよいよ「目の毒」のB面、食事編です。




アミューズ。ゆりねの茶碗蒸し風。

まあまあ、この辺りは軽いジャブという感じで。




タラバ蟹の網焼き。バターソース。

パンパンに身が詰まったタラバの足に、ソースがよく合います。
お皿舐めたくなっちゃいます。



山栗のポタージュ。

甘くておいしい。砂糖でも足したのかと思うくらい。




あわびー! すごく元気!

殻つきのままですが、どうすんでしょ。




鉄板に笹を敷いて、アワビの上にはケッパー、レモンetc.

ふーん、、、。



と思ったら“おやすみなさい”とばかりに昆布をかぶせられて。

おぉ!



なんとその上から山盛りの塩で埋められてしまいました。塩釜?
さらにその塩の上から白ワインをジャブジャブと。

鉄板の上でもだえ苦しむ姿を見せまいとする苦心なのか?




その上にフタをして蒸し焼きにする間に、ジロール茸の
ソースを作っています。




さて、具合はどうでしょうか、、、。

おー、いい感じです。



すばやく殻から外されて、わたとキモを取り除き、、、




ジロール茸のソースをかけて、できあがり。

なるほど!あわびは絶妙な火の通し加減の蒸し焼き状態。
柔らかくておいしい。横浜うかい亭の名物なんだそうです。



キモは、少し濃いめのソースで別皿となります。




メインのステーキは、サーロインとヒレを両方頼みました。

サーロインの霜の具合は半端じゃないです。赤いところより白い
ところの方が多い(笑)。シェフに、「ミディアム・レアではちょ
っと脂がきついですよ」と言われ、ミディアムにしたほど。


ヂーって焼かれています。匂いそう!



サクサクッと切って、



できあがりました。

味は、、、説明が面倒です。想像してください。

、、、そうそう、そういう感じですよ。

さすがにサーロインは沢山食べられる感じではありませんが
おいしいです。ヒレも良かった。



食事は、3種類の中から、ガーリックライスを選びました。

鉄板で炒めてくれます。



何気にお椀がおいしかったりして。



食後のデザートは、2階のサロンで。4~5種類の中から選べます。
僕は木の実のミルフィーユ。パイがさくさくでおいしかったです。



横浜うかい亭。自腹じゃ行きませんが、ご馳走してもらうには
最高のお店です。



横浜うかい亭(A面)

2007-11-18 16:10:55 | たべもの イタリアン フレンチ
Fukunosukeです。


昨日は僕の誕生日でした。なんと、亀田三兄弟長男と同じ日
だそうで。タイプ違うんだけどなー。

で、義父が、僕のお誕生日のご馳走をしてくれると言って
横浜うかい亭に連れて来てくれました。うかい亭はあちこちに
ありますが、ここは鉄板焼きのうかい亭。

昼飯は一人だったこともあり、立ち食い蕎麦でグッと我慢して、
おなかを空かせてやってきました。



既にクリスマスのイルミネーションが施されていて、きれい。




大昔の加賀の庄屋さんの家をオランダ商人が改装。それを移築した
建物だそうです。庄屋ってお金持ちなのねー。いいなぁ。




入り口を入ると、壁一面のワインセラー。




hiyoko曰く「お高いワインがいっぱいありました」そうです。




和洋折衷の店内。建物はすごい立派です。




1階はレストランフロア。2階では食後にデザートを食べました。




2階に上がって行くと、なんだかとっても変な雰囲気です。



うおー。




1階の鉄板焼きコーナー。
鉄板焼きのお店で、ここまで重厚な雰囲気のお店はなかなか
ないですよねー。すごいと思います。

こんな感じの個室が沢山あります。この日は満席の様子。
そうか、七五三だ。




さー、どうなるかなー。

「何気にカトラリーはクリストフルだ」とhiyoko。



「A面」はこんなところで。続いて「目の毒なB面です」

旧交を温める

2007-11-17 23:55:03 | たべもの 和食 その他
hiyokoです。


先日、スイスのグリンデルワルトに住む友人が休暇で帰国し、
東京にやって来ました。


その彼から、「東京に行った際にはあのお鮨屋に連れてってー!」
とのリクエストがありました。「あのお鮨屋」とは、、、ここです。
こちらに載せてから、かなりの反響が身内でありましたっけ。


友人の洋一君夫妻です。彼はスイスでガイドをしているので真っ黒に
日焼けしてます。(この方達も顔出し、ぜんぜんOK!だそうです)

帰国直後のため、まだお刺身を食べていないそうです。海のない国から
やってきているので、二人とも期待に胸膨らませ思わず笑顔がこぼれます。


独身時代に旅行会社に勤務していた奥様が、添乗でグリンデルワルトに
行ったのが交際のきっかけで、遠距離恋愛の末、結ばれたそうです。
仲良のいい、素敵なご夫婦です。


ところで、先日の従姉弟といい、洋一君といい、そしてFukunosukeも、
なぜかみーんな同じ型のヒゲですねー。(あ、Fukunosukeは髭オヤジです)
偶然とはいえ、面白い。





まずは、再会を祝してシャンパンで乾杯~♪


今回は、全員「板前おまかせコース」。
健保組合員は5,250円、組合員と同伴のビジターは8,400円です。
なお、お酒だけはビジターも組合員料金です。これが何と言っても
魅力なんです  

コース内容は、次の通りです。
お刺身:五点盛り、珍味:二品、焼き物:一品、寿司:十二カン、
巻き物:一本、お椀:みそ汁、デザート:アイスクリーム 以上
かなりお腹一杯になります。



まずは、珍味二品。
アン肝と生いくらの醤油漬け。(このアン肝、めちゃうま)



お刺身1:白身(いきなり、何だったか忘れました・・・) 


お刺身2:生甘えび(あま~~い♪お醤油要りません!)


お刺身3;関あじ(新鮮!)


お刺身4:大トロ(今回のは大間ではなく北海道でしたが、
美味しくて歓喜の声上がる!)


あれれ、お刺身一つ足りない。。。あとは、何だったかなー。
多分、マグロ中トロでした。


焼き物:本ししゃも(これが本物のししゃもですね!ウマイ!)


オマケ:甘えびの頭を焼いてくれました。お味噌が美味しい~。


オマケ:きのこの茶碗蒸し(京都人の洋一君が、京都の実家は
こんな感じです、とのこと。お出汁が利いてて美味しかった!)


にぎり1:なんとか鯛(忘れました・・・)


にぎり2:のどくろ


にぎり3:中トロ


にぎり4:スミイカ


にぎり5:大トロの炙り(私の大嫌いなバーナー炙りではないです)


通常4人ですとテーブル席にすることが多いのですが、この日は
お鮨に飢えている(笑)お客様だったので、カウンター席にしました。

カウンターですと、お鮨は煮きりをつけて出されますし、ウニも
軍艦巻きではなく海苔なしです。やっぱりカウンターがいいなー。


にぎり6:穴子(タレ)


あれ??これだけ???いえいえ、写真撮り忘れただけです。
あとこの他に、マグロの赤身、コハダ、ウニ(軍艦ではないです~)、
松茸(!!)、穴子(塩)、あともう一つが思い出せない。。。
それとオマケの玉子焼き(お菓子みたい~)。


追加で、この日コースになかった鮑も食べました。


お椀:渡り蟹のお味噌汁。


巻き物:かっぱ、梅紫蘇、かんぴょう、鉄火の4種から選べます。


デザート:アイスクリームは、ほうじ茶、抹茶、バニラ、あともう一つ・・・
計4種から選べます。これはほうじ茶。サッパリしていて美味しい。



この後、このビル内にある眺めの良い、やはり健保経営のバーに
移り、ワインでまたまた乾杯~。
こちらもお鮨屋さん同様、恐ろしく安いバーでして。。。


この晩、お二人はリフォーム直後の我が家にお泊まり。
家に戻って、またまたワインを開け、夜が更けるまでおしゃべり
は続きました。


ところで、洋一君のご実家は京都。
今月末には、私達夫婦が洋一君たちにお世話になります。
すみません、よろしくお願いしま~す!!


そうそう、テレビ朝日の「世界の車窓から」が、今度はスイスを放映
するそうです。そのコーディネイトを洋一君が担当しました。
日本に来る直前の1ヶ月間、ずっとテレビクルーと回ったそうです。
晩夏のスイスアルプス、必見ですよ!

ボジョレー・ヌーヴォー2007

2007-11-15 22:14:44 | その他
Fukunosukeです。

最近会社が忙しくて、毎日ヘロヘロで帰ってきますが、今日はちょっと
早かった。「これから帰る」とhiyokoに連絡したら、「キッチンペーパーと
ボジョレー・ヌーヴォーを買って来い」と指令が出た。
そう言えば、今日はボジョレー・ヌーヴォー解禁でしたね。

別に、ボジョレー・ヌーヴォーに特段の興味は無いんですが、江戸時代
から(?)日本人は「初物」に弱い。オメデタイ民族ですね。

オメデタの端くれとして、とりあえず今年はこれ↓飲んでみた。

今年はさすがに高いですねー。信濃屋さんで売っているボジョレー・
ヌーヴォーは、どれも3000円以上でした。


「ん!? 結構おいしい!  よね、たぶん?」


ボジョレー・ヌーヴォーを飲んでおいしいと思ったことはないんですが、
これは意外やよいかも。


でも、今年の葡萄の出来がよいのか、銘柄がよいのかサッパリわかりません。

そもそも、毎年違う銘柄にするもんだから、出来不出来なんて判断しようが
ありません。というか、同じ銘柄でもわからん。ハハハ。


でも今年のはおいしかった。ブログに残して、来年は同じ銘柄にしてみよう。

(↑だから、それでもお前にはわからないって)





ニルヴァーナ・ニューヨーク

2007-11-12 22:51:27 | たべもの 中華 エスニック
Fukunosukeです。


芸術の秋。日曜日。


「そうだ、日展を観に行ってみよう!」突然思い立って昼前に出かけた。
「じゃ、ミッドタウンで先にご飯食べて行こう」と相成りました。




ところが、ミッドタウンについたら、サントリー美術館の企画展の
ポスターが目に飛び込んできた。



「、、、日展やめて、鳥獣戯画を見に行コウ!」

ま、どちらでもゲイジツの秋です。


鳥獣戯画展は、オリジナルの他、何百年にも渡って作成された摸本が展示
されていました。でも断トツにオリジナルがよいです。
巻物というと、用紙の天地に世界が圧縮されたような、狭苦しい印象を与える
ものが多いですが、鳥獣戯画は違う。画面の枠を越えて大きな世界が広が
って見えるのです。

キャラクターの描き方にしても、その後作成された摸本よりも、一番現代的
な印象を受けます。うさぎの可愛さなんて、ひよこ曰く「これを見本にして
ピーターラビットを描いたに違いない」と。うーん。面白かった。



ミッドタウンは、ひと頃に比べれば少し落ち着いてきたかな。
   



夕飯は、ミッドタウンにあるニルヴァーナ・ニューヨークというインド
料理レストランへ。2002年までNYにあった同店が、店を閉めた後こっ
ちに移転してきたとのこと。本当にその味が再現されているのか、今時の
外食産業が名前を借りて商売してるだけなのか、よく知りませんが、カレー
のNY風コース料理というものを試してみたく、チャレンジです。



客席に向かう途中、キッチンの横を通ります。カレーが鍋の中でマグマの
様に沸き立っていました。



カレー屋とは思えない店内。インド趣味はほとんどありません。



■パパダムとチャツネ




■鴨ロースとクレソン入りのポテトケーキ

サモサの中味というか、コロッケというか。味は◎。



■フィッシュカレーとナン

ははは、コース仕立てとなると、カレーはスープのタイミングで出てき
ますね。

このカレー、クリーミーですがくどくなく、いくらでも食べられる。
辛さも少し控えめで、上品だけどとてもおいしいです。


■ラムロースのタンドールロースト

マリネ液にもう一塩あってもよかったけど、ちゃんとおいしかったです。
特に肉が柔らかくていい感じ。



■フロマージュブランのソルベ。洋ナシのソース

ミントでかいなぁ。



窓からは夜景が望めます。1階(地面からみれば2階)なので見晴らす
感じではありませんが、桜の時期なんかよさそうです。



「本場のインドの味を~」とうたっていますが、本場のインドの味が
NY経由で来るというのは怪しい。というより、インドテイストの
ヌーベル・キュイジーヌと考えた方がしっくり来ます。

そう考えると、ここは結構気に入りました。この下のユニオン・スク
エア・トウキョウよりも特色があると思う。


ところで、ニルヴァーナ(nirvana)とは、涅槃という意味だそうですね。
“ストゥーパ”が“卒塔婆”になったように、語源なんでしょう。
違うかな?