
鉄道車両の写真を山ほど並べても感動されないだろうから全体図を!
空間が広く、気持ちが良い。
でも昔の秋葉原、神田にあった交通博物館のほうが、車やバスや飛行機や船舶もあって面白かったな。

私の大好きな初期のDC.
国鉄で導入されて、その後、ローカル私鉄でもよく見られるようになった名作。
近年まで走っていたのだ。

上野駅に行けば、嫌というほど見れたボンネット型。
これもつい昨年まで見ることができたのだ。
ボンネットの中は、発電機である。
そこが重要。
ということは運転席は発電機でうるさく熱いはずだ。

子供のころは標準的だった高速型EL.
客車を牽引して、あらゆる本線で見られた名機。

いちおう転車台もあり、C57が回ってくれる。
蒸気は使わないものの、警笛が素晴らしい。
そしてホールに美しい音が響き渡る。
子供の頃、千里に住んでいたが、吹田からSLの「ポーッ!!」が聞こえていた。
かなりの距離なのだが、空気が澄んだ夜は悲しげに聞こえていた。

さて、ニューシャトルの復路はなんと1000系(1010系)だった。
初期の車両で、もう廃車が始まっているのだ。
確かにデザインも古く、ガタピシし始めている。
鉄路よりも寿命が短いかもしれない。
方向幕は布でも、ましてやLEDでもなく、板なのだ。
我々が称するに「イタ車」である!

もうじき寿命なのか。
感慨深いものに乗れた。

大宮駅で南行電車を待っているとT君が言う。
「あれ、遠くから209系が来ますね。なんだろう。」
どんどん近付くに、209系改造の試験用列車MUE-Trainだ。
引きが強い。

ただ単純に嬉しかった。
209系は二人とも酷評ものの安普請電車なのだが、こうして試験用になっているのならば文句は無い。
SONY NEX-5/E18-55mm/F3.5-5.6 OSS